こんにちは、Keiです。
ゴールデンウィークの5月3日、Japan Jam 2026の2日目に参加してきました。前回ジャパンジャムに行ったのは2011年。気づけば15年が経っていました。名古屋から車で向かう道中、「そういえばあのとき自分は東京に住んでいたんだな」とぼんやり思い出していました。

強風のDay2 — 翌日は中止になったフェスの話
この日はメイストームの影響で、朝から風がかなり強い状態でした。天気そのものは晴れていて気持ちがよかったのですが、会場に着いてからもずっと強風が続いていて、ステージの設営物が大丈夫か、と余計なことを考えながら過ごす場面もありました。
その懸念は現実になり、翌5月4日の公演は強風と交通機関の大幅な乱れを理由に全面中止が決定されました。参加者・アーティスト・スタッフの安全を優先した判断です。楽しみにしていた方々には本当に気の毒でしたし、アーティスト側もさぞ無念だったと思います。開催できた3日目に来ていた自分は、ただタイミングに恵まれただけでした。

15年ぶりに来たジャパンジャムは、知らない場所だった
前回ジャパンジャムに来たのは2011年5月のことです。当時の様子はこのブログにも書いていましたが、あのときは東日本大震災の直後という時期でした。本来行くつもりだった別のフェスが延期になり、急遽参加したのがジャパンジャムだったことを覚えています。会場のメッセージボードには震災関連の言葉が多数書き込まれていて、「こういう催しが再開できてよかった」という空気が会場全体に漂っていました。
2011年のジャパンジャムは幕張メッセの屋内開催で、「アーティスト×アーティスト」というセッション形式が特徴的なフェスでした。サンボマスターと佐野元春が同じステージに立ち、エレファントカシマシに泉谷しげるが加わる——そういう組み合わせが普通に起きていました。
2026年のジャパンジャムは、会場が千葉・蘇我スポーツ公園の屋外に変わっており、形式も各アーティストが単独で演奏するスタイルになっていました。屋外の開放感は悪くありませんが、フェス名は同じでも自分の知っているジャパンジャムとはほぼ別物です。「15年ぶりに来た」というより「新しいフェスに来た」という感覚のほうが正直なところです。
もう一つ変わったのは、自分の立ち位置です。2011年当時は東京在住で、幕張まで気軽に行けていました。今は名古屋に戻っているので、東京のフェスに行くにはそれなりにスケジュールと準備が必要です。15年という時間は、フェスだけでなく自分の生活圏も変えていました。
朝11時から夜まで — 9組を巡った一日の流れ
この日のスケジュールはざっくりこんな流れでした。
Chevon(SKY STAGE)でスタートし、muque(WING STAGE)へ。昼食をとりながらNEE(WING STAGE)を流し聴きして、KANA-BOON、FLOW、キタニタツヤと続けてハシゴしました。夕方にindigo la Endを見て、そのままsumika、UVERworld、最後はアジカンで締め。朝11時半から夜8時過ぎまで、10組をほぼ休みなく見続けた一日でした。
フェスの楽しみの一つは、普段あまり聴かないアーティストに偶然出会えることです。目当て以外のステージに立ち寄ってみると、思いがけず引き込まれる場面がいくつかありました。知らないアーティストに時間を使えるのは、フェスというフォーマットの強みだと改めて感じます。
SKY STAGEとSUNSET STAGEが向かい合わせに配置されているので、移動時間がほとんどかかりません。この構造のおかげで、終盤のsumikaとUVERworldを両方しっかり見ることができました。
sumika — 前方チケットで得た、裸眼の熱量

今回の目当ての一つがsumikaでした。事前に前方エリアのチケットを申し込んでいたところ当選し、14列目あたりから見ることができました。こういう抽選は外れることのほうが多いので、当選した分しっかり見ようと気持ちが入りました。
セットリストは「ファンファーレ」で始まり、「運命」「ふっかつのじゅもん」「MAGIC」「Honto」「透明」「Glitter」「伝言歌」の8曲。「ふっかつのじゅもん」と「MAGIC」はライブのお決まりの振り付けがあるので、前方エリアの人たちと一緒に体を動かせました。知っている曲の振りを周囲の人と揃えてやるあの感じは、映像では絶対に味わえない体験です。
近い距離で見ると、アーティストの動き・表情・音の圧が画面越しとは全然違います。どれだけ映像で見慣れていても、裸眼で直接受け取る熱量は別物です。ライブに足を運ぶ理由を一言で言うなら、それに尽きると思っています。
UVERworld — PLAYGROUNDの「やって後悔」
もう一つの目当てがUVERworldです。sumikaが終わってSUNSET STAGEへ移動し、18時15分からのステージを見ました。
「Touch off」から始まり「PHOENIX AX」「NO MAP」「PRAYING RUN」「FINALIST AX feat. AK-69」「IMPACT」「ALL ALONE」「EPIPHANY」「EN」「THEORY」の10曲。フェスのセットとしては相当なボリュームです。sumikaの温かい空気感から一転、重くて真っ直ぐな音の塊が来る感じで、この対比がちょうどよかったです。
UVERworldの曲は、音とメッセージが一体になった時の説得力が独特だと思っています。「PLAYGROUND」はその典型で、「すべてやってみればいい」という姿勢が曲全体に流れています。やらずに後悔するより、やって後悔した方がすっきりする——自分の仕事への向き合い方や、物事の決め方と重なるものがあって、聴くたびに刺さる曲です。
まとめ
夏フェスに比べると、春フェスは気候が快適です。強風こそありましたが、熱中症の心配がなく、体力的にも余裕を持って一日過ごせました。翌日の中止を知ったとき、4日目に来る予定だった方のことが少し頭をよぎりました。フェスは開催されて初めて成り立つものだと、あらためて実感する出来事でした。
15年ぶりに来たジャパンジャムは知らない場所になっていましたが、ライブで何かを直接受け取る感覚は変わりませんでした。自分が変わり、場所が変わり、フォーマットが変わっても、裸眼で見るあの熱量だけは何も変わっていない。名古屋からスケジュールを組む手間はかかりますが、また来年も合えば来たいと思っています。

— Kei
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