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S7000の下位モデルとして登場。CCDパネルはスーパーCCDハニカム第四世代にあたる310万画素が搭載された。
1/2.7型とCCDパネルが非常に小さい為、購入予定の無かったカメラ。
発売当初から物議を醸したカメラで、標準の設定のままでは決して褒められるような画ではなかった。
良質な画を求めるならノイズを抑える為に常にシャープネスをソフトに設定し、パソコンに一度取り込んでから画像処理ソフトなどでシャープネスを調整する必要がある。
また、ファインピックスフォトモードでカラーをクロームに設定する必要もあった。(但し、クロームに関しては発色の違いから好みで選択する必要がある)
この内容は雑記帳に少し触れているので、そちらを参照して頂きたい。
このカメラの持ち味はなんと言ってもそのコンパクトさである。
この手のカメラの中でもコンパクトであった4900Zや6900Zよりも小さく、付属されるアダプターリングを外せばその2台よりも全長は短くなる。
またこのコンパクトさながらプログラムAEに加え、シャッタースピード優先AEや絞り優先AE、マニュアル撮影なども装備して一眼レフスタイルを保持しているのは立派だと思う。
広角が37mmと微妙な領域からのスタートだが、10倍ズームが搭載されてテレ側で370mmまでがカバーできるので、旅行先で本格的に撮影したいと思うユーザーにはこれ一台で賄えることから、なかなか魅力のあるモデルなのではないかと思う。
手に入れた個体は元箱付きで付属品が全て含まれ、TamracのカメラバッグにxDピクチャーカード256MBが付属されて落札価格1,200円で購入した。(2013年10月購入)