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4.2 フォントのコンセプト

Font クラスは、詳細なフォント情報の特定と高度な文字体裁機能の使用を可能にするために強化されています。

Font オブジェクトは、ホストシステム上で使用できるフォントフェースのコレクションからフォントフェースのインスタンスを表します。 一般的なフォントフェースの例として、Helvetica BoldCourier Bold Italic などがあります。

Font に関連付けられる名前には、論理名、ファミリ名、およびフォントフェース名の 3 つがあります。

Font に関する情報には、getAttributes メソッドを通じてアクセスできます。 Font の属性には、名前、サイズ、変形、および、ウェイトやポスチャなどのフォント機能があります。

LineMetrics オブジェクトは、アセント、ディセント、およびレディングといった、Font に関連付けられた値の情報をカプセル化します。

図 4-1 行メトリックス

これらの情報は、行に沿って文字を適切に配置し、複数の行を互いの位置関係によって配置するために使われます。 これらの行メトリックスには、getAscentgetDescent、および getLeading メソッドを通じてアクセスできます。 また、LineMetrics を通じて、Font の高さ、ベースライン、下線、および取り消し線に関する情報にアクセスすることもできます。



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