JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.naming
クラス BinaryRefAddr

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.naming.RefAddr
      上位を拡張 javax.naming.BinaryRefAddr
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public class BinaryRefAddr
extends RefAddr

このクラスは、通信終端のアドレスのバイナリ形式を表します。

BinaryRefAddr は、通信機構、およびその通信機構に固有のアドレス記述が格納された不透明なバッファを記述する型で構成されます。アドレス型の形式および解釈と、不透明なバッファの内容は、3 つの関係者の合意に基づいています。3 つの関係者とは、アドレスを使用するクライアント、アドレスを使用して接続されるオブジェクトまたはサーバ、アドレスを作成する管理者またはプログラムです。

バイナリ参照アドレスの例は、BER X.500 表示アドレスです。別の例としては、サービスのオブジェクトハンドルの直列化された形式があります。

バイナリ参照アドレスは、フィールドが作成されると置換できないという意味で不変です。ただし、不透明なバッファの保持に使用されるバイト配列を使用できます。プログラムでは、このバイト配列は、なるべく変更しないでください。このバイト配列の変更には、明示的な同期化が必要です。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
RefAddr, StringRefAddr, 直列化された形式

フィールドの概要
 
クラス javax.naming.RefAddr から継承されたフィールド
addrType
 
コンストラクタの概要
BinaryRefAddr(String addrType, byte[] src)
          アドレス型および内容のバイト配列を使用して、BinaryRefAddr の新しいインスタンスを構築します。
BinaryRefAddr(String addrType, byte[] src, int offset, int count)
          アドレス型および内容のバイト配列領域を使用して、BinaryRefAddr の新しいインスタンスを構築します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          obj がこのアドレスと等しいかが判断されます。
 Object getContent()
          このアドレスの内容をオブジェクトとして取得します。
 int hashCode()
          アドレス型および内容を使用するこのアドレスのハッシュコードが計算されます。
 String toString()
          このアドレスの文字列表現が生成されます。
 
クラス javax.naming.RefAddr から継承されたメソッド
getType
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

BinaryRefAddr

public BinaryRefAddr(String addrType,
                     byte[] src)
アドレス型および内容のバイト配列を使用して、BinaryRefAddr の新しいインスタンスを構築します。

パラメータ:
addrType - アドレスの型を記述する null 以外の文字列
src - バイト配列としてのアドレスの null 以外の内容。src の内容は、新しい BinaryRefAddr にコピーされる

BinaryRefAddr

public BinaryRefAddr(String addrType,
                     byte[] src,
                     int offset,
                     int count)
アドレス型および内容のバイト配列領域を使用して、BinaryRefAddr の新しいインスタンスを構築します。

パラメータ:
addrType - アドレスの型を記述する null 以外の文字列
src - バイト配列としてのアドレスの null 以外の内容。src の内容は、新しい BinaryRefAddr にコピーされる
offset - バイトを取得する src の開始インデックス。0 <= offset <= src.length
count - src から抽出されるバイト数。0 <= count <= src.length-offset
メソッドの詳細

getContent

public Object getContent()
このアドレスの内容をオブジェクトとして取得します。結果はバイト配列になります。この配列を変更すると、この BinaryRefAddr の内容に影響します。プログラムでは、この配列の内容は、なるべく変更しないでください。変更が必要な場合は、バッファをロックしてください。

定義:
クラス RefAddr 内の getContent
戻り値:
このアドレスの内容が格納される null 以外のバッファ

equals

public boolean equals(Object obj)
obj がこのアドレスと等しいかが判断されます。同じアドレス型が格納され、内容がバイト単位で同じ場合は、等しいと判断されます。

オーバーライド:
クラス RefAddr 内の equals
パラメータ:
obj - null の可能性があるチェック対象オブジェクト
戻り値:
オブジェクトが等しい場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
RefAddr.getContent(), RefAddr.getType()

hashCode

public int hashCode()
アドレス型および内容を使用するこのアドレスのハッシュコードが計算されます。2 つの BinaryRefAddr のアドレス型および内容が同じ場合は、ハッシュコードも同じになります。別の BinaryRefAddr が同じハッシュコードを持つこともできます。

オーバーライド:
クラス RefAddr 内の hashCode
戻り値:
int としてのこのアドレスのハッシュコード
関連項目:
Object.hashCode()

toString

public String toString()
このアドレスの文字列表現が生成されます。文字列は、アドレス型およびラベル付きの内容で構成されます。内容の最初の 32 バイトが 16 進数で表示されます。32 バイトを超える場合は、超えていることが「...」で表示されます。この文字列はデバッグのために使用され、プログラムによって解釈されることはありません。

オーバーライド:
クラス RefAddr 内の toString
戻り値:
このアドレスの null 以外の文字列表現

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