JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.awt.dnd
インタフェース Autoscroll


public interface Autoscroll

DnD 操作中、その時点ではユーザに見えていないスクロール可能な GUI コントロールの領域に操作の対象をドロップしたい場合があります。

そのような場合、見えない領域を見えるようにするために、GUI コントロールによる検出が行われ、スクロール処理が開始されると便利です。この機能は、自動スクロールと呼ばれます。

GUI コントロールがアクティブな DropTarget であり、スクロール可能でもある場合、このインタフェースを実装することによって、ユーザが自動スクロールジェスチャーを必要としているときに、この通知を DnD システムから受信できます。

自動スクロールジェスチャーを開始するには、「自動スクロール領域」と呼ばれる Component のボーダ領域でドラッグカーソルを事前に設定した時間だけ静止させます。これにより、ドラッグ Cursor を再び移動させるまで Component に繰り返しスクロール要求が送られます。

導入されたバージョン:
1.2

メソッドの概要
 void autoscroll(Point cursorLocn)
          Component に自動スクロールするように通知します。
 Insets getAutoscrollInsets()
          このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。
 

メソッドの詳細

getAutoscrollInsets

Insets getAutoscrollInsets()
このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。

この値は、関連付けられた Component にドラッグ Cursor が入ったときに DropTarget によって一度だけ読み取られます。

戻り値:
インセット

autoscroll

void autoscroll(Point cursorLocn)
Component に自動スクロールするように通知します。

パラメータ:
cursorLocn - この操作をトリガしたカーソルの位置を示す Point

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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