JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

org.w3c.dom
インタフェース UserDataHandler


public interface UserDataHandler

Node.setUserData() を使用してノードのキーにオブジェクトを関連付けると、アプリケーションでは、オブジェクトが関連付けられているノードを複製またはインポートしたり、名前を変更する時に呼び出されるハンドラを利用したりできます。アプリケーションでは、このハンドラを使用して、DOM ノードに関連させるデータに関するさまざまな動作を実装できます。このインタフェースは、このようなハンドラを定義します。 

「Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification」も参照してください。

導入されたバージョン:
DOM Level 3

フィールドの概要
static short NODE_ADOPTED
          Document.adoptNode() を使用してノードを取り入れます。
static short NODE_CLONED
          Node.cloneNode() を使用して、ノードを複製します。
static short NODE_DELETED
          ノードを削除します。
static short NODE_IMPORTED
          Document.importNode() を使用して、ノードをインポートします。
static short NODE_RENAMED
          Document.renameNode() を使用してノードの名前を変更します。
 
メソッドの概要
 void handle(short operation, String key, Object data, Node src, Node dst)
          このメソッドは、このハンドラを登録するノードがインポートまたは複製される場合に呼び出されます。
 

フィールドの詳細

NODE_CLONED

static final short NODE_CLONED
Node.cloneNode() を使用して、ノードを複製します。

関連項目:
定数フィールド値

NODE_IMPORTED

static final short NODE_IMPORTED
Document.importNode() を使用して、ノードをインポートします。

関連項目:
定数フィールド値

NODE_DELETED

static final short NODE_DELETED
ノードを削除します。

注: このメソッドは、オブジェクトが実際に削除される時期を実装が実質的に制御しない Java などの特定の環境ではサポートされていないか、信頼性がない可能性があります。

関連項目:
定数フィールド値

NODE_RENAMED

static final short NODE_RENAMED
Document.renameNode() を使用してノードの名前を変更します。

関連項目:
定数フィールド値

NODE_ADOPTED

static final short NODE_ADOPTED
Document.adoptNode() を使用してノードを取り入れます。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

handle

void handle(short operation,
            String key,
            Object data,
            Node src,
            Node dst)
このメソッドは、このハンドラを登録するノードがインポートまたは複製される場合に呼び出されます。
DOM アプリケーションは、UserDataHandler では例外をスローできません。ハンドラから例外をスローする効果は、DOM 実装によって異なります。

パラメータ:
operation - ノードで実行されている操作の種類を指定
key - ハンドラが呼び出されているキーを指定
data - ハンドラが呼び出されているデータを指定
src - 複製、取り入れ、インポート、または名前の変更を行っているノードを指定。ノードが削除されている場合は null
dst - 新しく作成されたノードを指定 (存在する場合)。存在しない場合は null

JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2004 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。