JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.swing
クラス AbstractAction

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.swing.AbstractAction
すべての実装されたインタフェース:
ActionListener, Serializable, Cloneable, EventListener, Action
直系の既知のサブクラス:
BasicDesktopPaneUI.CloseAction, BasicDesktopPaneUI.MaximizeAction, BasicDesktopPaneUI.MinimizeAction, BasicDesktopPaneUI.NavigateAction, BasicDesktopPaneUI.OpenAction, BasicFileChooserUI.ApproveSelectionAction, BasicFileChooserUI.CancelSelectionAction, BasicFileChooserUI.ChangeToParentDirectoryAction, BasicFileChooserUI.GoHomeAction, BasicFileChooserUI.NewFolderAction, BasicFileChooserUI.UpdateAction, BasicInternalFrameTitlePane.CloseAction, BasicInternalFrameTitlePane.IconifyAction, BasicInternalFrameTitlePane.MaximizeAction, BasicInternalFrameTitlePane.MoveAction, BasicInternalFrameTitlePane.RestoreAction, BasicInternalFrameTitlePane.SizeAction, BasicSliderUI.ActionScroller, BasicTreeUI.TreeCancelEditingAction, BasicTreeUI.TreeHomeAction, BasicTreeUI.TreeIncrementAction, BasicTreeUI.TreePageAction, BasicTreeUI.TreeToggleAction, BasicTreeUI.TreeTraverseAction, MetalFileChooserUI.DirectoryComboBoxAction, TextAction

public abstract class AbstractAction
extends Object
implements Action, Cloneable, Serializable

JFC の Action インタフェースのデフォルトの実装を提供します。Action オブジェクトのプロパティ (icon、text、および enabled) 用の get および set メソッドなどの、標準的な動作がここで定義されます。開発者は、この抽象クラスをサブクラス化して、actionPerformed メソッドを定義するだけで済みます。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。JDK バージョン 1.4 以降は、java.beans パッケージですべての JavaBeans の長期記憶がサポートされます。XMLEncoder を参照してください。

関連項目:
Action

フィールドの概要
protected  SwingPropertyChangeSupport changeSupport
          PropertyChangeListeners が登録されている場合、changeSupport フィールドがそれらを記述します。
protected  boolean enabled
          アクションが使用可能かどうかを指定します。
 
インタフェース javax.swing.Action から継承されたフィールド
ACCELERATOR_KEY, ACTION_COMMAND_KEY, DEFAULT, LONG_DESCRIPTION, MNEMONIC_KEY, NAME, SHORT_DESCRIPTION, SMALL_ICON
 
コンストラクタの概要
AbstractAction()
          デフォルトの説明文字列およびアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。
AbstractAction(String name)
          指定された説明文字列およびデフォルトのアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。
AbstractAction(String name, Icon icon)
          指定された説明文字列およびアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。
 
メソッドの概要
 void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
          PropertyChangeListener をリスナーリストに追加します。
protected  Object clone()
          abstract アクションを複製します。
protected  void firePropertyChange(String propertyName, Object oldValue, Object newValue)
          バウンドプロパティの変更の報告をサポートします。
 Object[] getKeys()
          値がこの AbstractAction に設定されたキーである Object の配列を返します。
 PropertyChangeListener[] getPropertyChangeListeners()
          addPropertyChangeListener() でこの AbstractAction に追加されたすべての PropertyChangeListener の配列を返します。
 Object getValue(String key)
          指定されたキーに関連付けられた Object を返します。
 boolean isEnabled()
          アクションが使用可能な場合に true を返します。
 void putValue(String key, Object newValue)
          指定されたキーに関連した Value を設定します。
 void removePropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
          PropertyChangeListener をリスナーリストから削除します。
 void setEnabled(boolean newValue)
          アクションを使用可能または使用不可にします。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 
インタフェース java.awt.event.ActionListener から継承されたメソッド
actionPerformed
 

フィールドの詳細

enabled

protected boolean enabled
アクションが使用可能かどうかを指定します。デフォルトは true です。


changeSupport

protected SwingPropertyChangeSupport changeSupport
PropertyChangeListeners が登録されている場合、changeSupport フィールドがそれらを記述します。

コンストラクタの詳細

AbstractAction

public AbstractAction()
デフォルトの説明文字列およびアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。


AbstractAction

public AbstractAction(String name)
指定された説明文字列およびデフォルトのアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。


AbstractAction

public AbstractAction(String name,
                      Icon icon)
指定された説明文字列およびアイコンを使用して、Action オブジェクトを定義します。

メソッドの詳細

getValue

public Object getValue(String key)
指定されたキーに関連付けられた Object を返します。

定義:
インタフェース Action 内の getValue
パラメータ:
key - 指定された key を含む文字列
戻り値:
このキーで格納されたバインディング Object。キーがない場合は、null
関連項目:
Action.getValue(java.lang.String)

putValue

public void putValue(String key,
                     Object newValue)
指定されたキーに関連した Value を設定します。

定義:
インタフェース Action 内の putValue
パラメータ:
key - 格納されているオブジェクトを識別する String
newValue - このキーを使って格納する Object
関連項目:
Action.putValue(java.lang.String, java.lang.Object)

isEnabled

public boolean isEnabled()
アクションが使用可能な場合に true を返します。

定義:
インタフェース Action 内の isEnabled
戻り値:
アクションが使用可能な場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Action.isEnabled()

setEnabled

public void setEnabled(boolean newValue)
アクションを使用可能または使用不可にします。

定義:
インタフェース Action 内の setEnabled
パラメータ:
newValue - アクションを使用可能にする場合は true、使用不可にする場合は false
関連項目:
Action.setEnabled(boolean)

getKeys

public Object[] getKeys()
値がこの AbstractAction に設定されたキーである Object の配列を返します。キーに値が設定されていない場合は null を返します。

戻り値:
キーオブジェクトの配列。キーに値が設定されていない場合は null
導入されたバージョン:
1.3

firePropertyChange

protected void firePropertyChange(String propertyName,
                                  Object oldValue,
                                  Object newValue)
バウンドプロパティの変更の報告をサポートします。このメソッドは、バウンドプロパティが変更されたときに呼び出され、登録されているすべての PropertyChangeListener に対応する PropertyChangeEvent を送信します。


addPropertyChangeListener

public void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChangeListener をリスナーリストに追加します。リスナーは、すべてのプロパティに登録されます。

PropertyChangeEvent は、setFontsetBackground、または setForeground などの、バウンドプロパティの設定に反応してトリガされます。現在のコンポーネントがフォアグラウンド、バックグラウンド、またはフォントをそのコンテナから継承する場合、継承されたプロパティの変更に反応してイベントがトリガされることはありません。

定義:
インタフェース Action 内の addPropertyChangeListener
パラメータ:
listener - 追加する PropertyChangeListener
関連項目:
Action.addPropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)

removePropertyChangeListener

public void removePropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChangeListener をリスナーリストから削除します。すべてのプロパティに登録された PropertyChangeListener を削除します。

定義:
インタフェース Action 内の removePropertyChangeListener
パラメータ:
listener - 削除する PropertyChangeListener
関連項目:
Action.removePropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)

getPropertyChangeListeners

public PropertyChangeListener[] getPropertyChangeListeners()
addPropertyChangeListener() でこの AbstractAction に追加されたすべての PropertyChangeListener の配列を返します。

戻り値:
追加されたすべての PropertyChangeListener。リスナーが追加されていない場合は空の配列
導入されたバージョン:
1.4

clone

protected Object clone()
                throws CloneNotSupportedException
abstract アクションを複製します。複製には、利用者のために Object.clone() が扱うことのない、アクション自体のキーと値のリストのコピーが渡されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の clone
戻り値:
このインスタンスの複製
例外:
CloneNotSupportedException - オブジェクトのクラスが Cloneable インタフェースをサポートしていない場合。clone メソッドをオーバーライドしたサブクラスも、インスタンスを複製できないことを示すためにこの例外をスローすることがある
関連項目:
Cloneable

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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