カメラ Camera
Canon | FUJIFILM | Hitachi | Konica |
Nikon | OLYMPUS | Accessories |
S series | F series | E series | Z series |
A series | Others | ||
Camera List | Battery List |
V10 | 40i | 50i | 700 |
1200 | 1500 | 1700Z | 2600Z |
2700 | 2800Z | 4500 | 4700Z |
4800Z | 4900Z | 6800Z | 6900Z |
Q1 DIGITAL |
ひとこと | 見る | 分解 | 撮る | 比べる |
カメラの分解はボルテージの高いコンデンサーが搭載される為、感電の危険性があります。
分解する場合は必ずワークグローブなどをして感電対策を行って下さい。
特にV10の場合はコンデンサー付近の作業を行う為、危険度は高くなっています。
赤丸で示されるボディ廻りのネジ7本を全て外します。
1本はインターフェイスカバーに隠されていますので忘れずに外します。
全てのネジを外すと背面ボディカバーがフリーの状態になります。
背面ディスプレイと操作パネルのケーブルが繋がっていますので、ストラップ通し側の側面を軸に背面ボディカバーを画像のように180度起こして開きます。
背面ボディカバーに繋がるケーブルは2本、これを外して背面ボディカバーを外します。
画像手前の端子はロック式ですので、黒く細長いロックを90度起こしてケーブルを抜きます。
画像奥の端子は挿し込んであるだけですので、そのまま引き抜きます。
次にレンズユニットを外します。
レンズユニットはなにも固定されていませんので、ケーブル2本を外すだけでボディより着脱できます。
画像手前のケーブルは端子に挿し込んであるだけですのでそのまま抜き、画像奥のケーブルはロック式の端子ですので、茶色い細長いロックを90度起こしてケーブルを抜きます。
ケーブルを抜きましたらレンズユニットごと持ち上げて着脱します。
次にメイン基盤の上部を外します。
赤丸で示すネジ1本とシャッターユニットに繋がるケーブルを抜きます。
こちらの端子もロック式ですので、ロックを引き起こしてケーブルを抜きます。
上部の基盤は下部の基盤にコネクターで繋がるだけですので、マイナスのドライバーなどで抉れば簡単に外せますが、スピーカーケーブルとマイクケーブルが繋がっていますので注意して下さい。
画像のように基盤を裏返して赤丸部分の両コネクターを外します。
コードが非常に細いですから端子の抜き差しには十分に気を付けて下さい。
このコネクターは色分けされていませんが、基盤側にスピーカーとマイクの頭文字がプリントされていますので、元に戻す場合はそれぞれに合わせて挿し込んで下さい。
赤いコードはマイク、青いコードはスピーカーになります。
次にメイン基盤の下部側を外します。
先ずは上部基盤とを繋げる端子脇の赤丸部分のネジと、
スピーカーユニット近くにある赤丸部分のネジを外します。
次にシャッターユニットを外します。
最初にストラップ通しのパーツを外す必要がありますので、画像のようにストラップ通しの裏側に隠れています固定版を精密のマイナスドライバーで上に引き上げて抜き取ります。
すると、ストラップ通しのパーツがポロッとこぼれ落ちると思います。
あとはボディカバー上面側に小さな爪で留めてあるだけですので、これらを外せばシャッターユニットを外すことができます。
次にストロボユニットの小さな基盤を発光部のクリアパーツから外します。
グレーのプラパーツを精密のマイナスドライバーで少しずつ抉って持ち上げて画像のようにクリアパーツから完全に着脱します。
これでメイン基盤の下部部分が完全にフリーとなりますので、ボディカバーから引き抜きます。
これで全てのユニットが外せた状態となります。
◆ 組み上げる際の注意点 ◆
メイン基盤をボディに戻す時は必ず静止画・動画モードスイッチを動画の位置にしてから取り付けて下さい。
これは基板上の小さなレバー式のスイッチを組み上げる際にシャッターユニット側の切り替えスイッチで折ってしまう可能性があるからです。
メイン基盤にあるストロボコンデンサーの直下にこのスイッチが取り付けられているので、直ぐに確認できるかと思います。
次に液晶パネルの着脱。
背面ボディカバーにあります5本のネジを全て外します。
すると、液晶パネルを固定する圧着板が外れてアクセス可能となりますので、精密のマイナスドライバーなどで抉って持ち上げれば液晶パネルを外すことができます。
液晶パネルは歪みに非常に弱いですから、無理に抉って負荷を掛けないようにして下さい。
最後に
前途した通り、メイン基盤を外す際にストロボユニット周辺を作業しますから、コンデンサーにチャージされた状態ですと感電する危険性が非常に高いです。
ですので、必ず感電対策を施して作業を行うようにして下さい。
また、仮に事故が起きた場合、当方は一切の責任を負いかねますので、自己責任にて作業を行って下さい。