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S5000とS6000fdの中間モデルがこのS5200である。

完成度の高かったS6000fdの過渡期にあたるモデルである為、どうも中途半端に思えて手に入れる予定は無かったのだが、当方がお気に入りのFinePix V10と同等のCCDパネルが搭載され、その写りに期待して購入してみた。

S5000のコンパクトなボディを気に入っていてそのS5000から若干大きくなったボディから敬遠していたのだが、写し出された画を見てその思いは一気に吹っ飛んだ。

V10は無理に色を乗せず素直な発色と階調表現、解像感とが上手くバランスされており、1/2.5型のパネルとは思えないその写りが非常に好みであったが、S5200ではレンズの優位性から更に解像感が増し、キレのあるその画に惚れてしまった。
使い勝手やボディデザインはS5000の方が上手く纏められてはいるが、それを彷彿させるだけのインパクトがこの画にはあった。

手に入れた個体は落札価格1,500円で本体のみとレンズキャップすら付属していなかったが、状態は非常に良く、安い買い物だったと満足している。

2013年12月購入

只今の時刻

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