起動不可のdv6700SEと部品取用dv6500を組み合わせて似非dv6700SEの完成。その似非dv6700SEにWindows10を入れて手持ちソフトの検証を始めました。
前回の記事で試したかったこととはこのことです。今後、Windows10を使い始めるかどうかも考えなくてはなりませんからね。
まぁ、大抵のソフトは動くみたいですし、フリーウェアのソフトが殆んどなんで参考程度にご閲覧頂ければと思います。
と、動作検証の話の前に似非dv6700SEをちょこっとご紹介。
水没による起動不良から使えるものだけをアッシー単位で調達して今後の為に保管。上っ面だけを使用します。
次に手持ちの部品取用dv6500からボトムシャーシとシステムボードを丸ごと移植。Special Edition専用のシルバー塗装のキーボードは水没で反応しないキーが2箇所ほどありましたので、こちらもdv6500から移植しました。
ディスプレイベゼルを含めた上側は専用塗装のsekkei。加えてタッチパッド廻りの装飾もデザインに合わせてホワイトと、その組み合わせの中でのノーマル仕様の黒キーボードなのではっきり言って格好悪いです。
専用キーボードが欲しいところですが、まぁ、仮組での検証用ですから無駄に金を掛けずにこれで我慢です。
こちらはWindows10をインストールして必要なソフトを入れた状態。最初はWindows10と判るように壁紙はノーマル状態にしてカスタマイズも最小限に留めてあります。
インストールしたソフトは当方がWindows7で使用しているものが殆んどで、ひと段落したところでレジストリを弄って本格的にカスタマイズする予定でいます。
さて、大まかではありますが、当方が検証した感じではWindows7で動かせられるソフトは大体Windows10でも動くみたいですね。GUIがWindows8から変更されていますからグラフィックインターフェイスで問題が無い限りは大体のソフトが動きましたし、表示も問題はありませんでした。
これはWindowsXP世代のソフトも同じでありましたし、Windows98時代のCDPlayer(dcdp_r107)や時刻調整のczwtimeなども正常に動きます。
さすがに純正アプリであるQuickPlayは動かないであろうと思いきやWindows7で動かせられるバージョン(本来はVista用)で動かせられました。ウェブカメラ用のcyberlink youcam softwareも使用可能でした。
旧OSからのアップデートやDVDドライブが搭載されているとWindows DVD PlayerなるものがWindowsUpdateで自動インストールされるのですが、これがそのままではDVDディスクの再生やDAEMON Toolでマウントしたイメージファイルの再生ができなかったので、使用できたのは嬉しい誤算でありました。(メインはWinDVDの使用でありますが)
動画再生用に使用している楽ViewVMもWindows7に未対応ながらも使用できていた実績から、Windows10でも特に問題は無く使用できています。
この楽ViewVMをWindows10で使用して嬉しかったことが一点。
Windows7で使用していた時、楽ViewVMがアクティブ状態ではワンタッチボタンが利かなかった問題がありましたが、Windows10ではこの問題は発生せず、アクティブな状態でも音量調整が可能になっていました。
今まで全画面表示の際に音量調整をする場合、一度ウィンドウ画面に戻してから非アクティブにして音量を調整し、再度全画面表示に戻して視聴していたのが必要無くなり、全画面表示のまま音量調整が可能になっていました。
少々残念なのはやはり98時代のソフトで非常に軽量且つコンパクトで機能が豊富だった音楽ファイル再生用のGSPlayer2(画面中央上部のもの)のIDタグ表示のフォントサイズが非常に小さく読み取りが難しかった点です。
Windows10のインターフェイスに上手く対応できていない様子で曲名やアーティスト名などが辛うじて読み取れるほどの大きさで表示されていました。
ただプレイリストの表示が別画面で可能ですから特に大きな問題ではありませんし、お気に入りのソフトが使用できるだけでもありがたいことだと思っています。
この画像での余談ですが、ビジネスモデルで表示されるインフォメーションバーはPavilionシリーズでは省かれていましたが、WindowsUpdateでインストールされるWindows10用のHP Quick Launch Buttonsにはこのバー表示が付加されていました。
またこのインフォメーションバーはコントロール機能が備わり、バー表示中にマウスなどで調整が可能になっています。バーが表示されてそのバーで調整が可能とCompaq時代にあった機能が回帰したような感じになっています。
但し、表示される場所が左上部と中途パンパな場所。デスクトップアイコンを表示させているとアイコンに交じって確認しづらいのが難点です。
それとGSPlayer2と同じくインターフェイスで不具合があったのがHD Tune Proでした。
インフォメーションディスプレイがきちんとウィンドウ内に収まらず、ウィンドウからはみ出した下部が表示できない不具合があります。
今まで使用していたVer.5.00でこの不具合が出たことから最新のVer.5.60に変更してみましたが、Windows8に対応されながらもこの不具合は解消されていませんでした。
HD Tuneは画面表示のオプションはありませんから、次期バージョンで解消されることを期待するしかなさそうです。
残念だったにはDiskeeper2010が完全に使えないこと。インストールすら弾かれてまったく駄目でした。調べてみるとDiskeeper2010の対応はWinodws7まで。Windows10に対応しているのはDiskeeper15だけのようです。
と、今回はここまで。
次回はWindows10のGUIなどについて当方なりの感想を述べたいと思います。
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えんひろ 2015.12.07(月) 13:26 修正
Windows10の時間のかかる第一段階の検証ご苦労さまです。導入する際に非常に参考になるレポートですので続きが今から楽しみです。(^L^)