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JavaTM 2 Platform Standard Ed. 5.0 |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
public interface Event
Event
インタフェースを使用して、イベントに関するコンテキスト情報を、イベントを処理するハンドラに提供します。Event
インタフェースを実装するオブジェクトは、一般的には最初のパラメータとしてイベントハンドラに渡されます。特定のコンテキスト情報は、インタフェースに付属するイベントの型に直接関連する情報を含んでいる Event
からインタフェースを追加して派生させることにより、イベントハンドラに渡されます。これらの派生したインタフェースは、イベントリスナーに渡されるオブジェクトによっても実装されます。
「Document Object Model (DOM) Level 2 Events Specification」も参照してください。
フィールドの概要 | |
---|---|
static short |
AT_TARGET
イベントは現在、ターゲット EventTarget で評価されています。 |
static short |
BUBBLING_PHASE
現在のイベントフェーズはバブリングフェーズです。 |
static short |
CAPTURING_PHASE
現在のイベントフェーズはキャプチャフェーズです。 |
メソッドの概要 | |
---|---|
boolean |
getBubbles()
イベントがバブルするイベントであるかどうかを示す場合に使用します。 |
boolean |
getCancelable()
イベントがデフォルトアクションを抑制できるかどうかを示す場合に使用します。 |
EventTarget |
getCurrentTarget()
現在 EventListeners を処理している EventTarget を示す場合に使用します。 |
short |
getEventPhase()
現在、どのイベントフローのフェーズが評価されているかを示す場合に使用します。 |
EventTarget |
getTarget()
イベントが最初にディスパッチされた EventTarget を示す場合に使用します。 |
long |
getTimeStamp()
イベントを作成した時刻 (エポックに関してはミリ秒) を 特定するときに使用します。 |
String |
getType()
大文字と小文字を区別しないイベント名。 |
void |
initEvent(String eventTypeArg,
boolean canBubbleArg,
boolean cancelableArg)
initEvent は、DocumentEvent インタフェースによって作成される Event の値を初期化する場合に使用します。 |
void |
preventDefault()
イベントが取り消し可能である場合、 preventDefault メソッドを使用してイベントが取り消されることを示します。 |
void |
stopPropagation()
stopPropagation メソッドは、イベントフロー中に一定以上イベントが伝播しないようにするときに使用します。 |
フィールドの詳細 |
---|
static final short CAPTURING_PHASE
static final short AT_TARGET
EventTarget
で評価されています。
static final short BUBBLING_PHASE
メソッドの詳細 |
---|
String getType()
EventTarget getTarget()
EventTarget
を示す場合に使用します。
EventTarget getCurrentTarget()
EventListeners
を処理している EventTarget
を示す場合に使用します。特に、キャプチャとバブリングの処理中に有効です。
short getEventPhase()
boolean getBubbles()
boolean getCancelable()
long getTimeStamp()
timeStamp
の値がすべてのイベントに使用できるとは限りません。使用できない場合は、値 0 が返されます。エポック時刻には、システムの開始時刻や「1970 年 1 月 1 日 0 時 0 分 0 秒 UTC」などがあります。
void stopPropagation()
stopPropagation
メソッドは、イベントフロー中に一定以上イベントが伝播しないようにするときに使用します。このメソッドが EventListener
によって呼び出される場合、イベントはツリーを介した伝播を停止します。イベントはイベントフローが停止する前に、現在の EventTarget
ですべてのリスナーのディスパッチを完了します。このメソッドはイベントフローのどの工程中でも使用できます。
void preventDefault()
preventDefault
メソッドを使用してイベントが取り消されることを示します。つまり、イベントの結果として実装によって実行されるデフォルトアクションは発生しません。イベントフローのどの段階で preventDefault
メソッドが呼び出されても、イベントは取り消され、そのイベントに関連付けられたデフォルトアクションは発生しません。取り消しできないイベントに対してこのメソッドを呼び出しても、効果はまったくありません。preventDefault
は、いったん呼び出されると、イベントの伝播以外の間は有効です。このメソッドはイベントフローのどの段階でも使用できます。
void initEvent(String eventTypeArg, boolean canBubbleArg, boolean cancelableArg)
initEvent
は、DocumentEvent
インタフェースによって作成される Event
の値を初期化する場合に使用します。このメソッドは、Event
が dispatchEvent
メソッドを介してディスパッチされる前にかぎり、必要に応じて複数回呼び出すことができます。複数回呼び出した場合は、最後の呼び出しが優先されます。Event
のサブクラスで呼び出された場合に限り、initEvent
メソッドで指定された値は変更され、それ以外の属性の場合はそのまま変更されません。
eventTypeArg
- イベントの型を指定。この型は、現在この仕様、または新しいイベントの型で定義されているイベントの型である。文字列は XML 名にする必要がある。新しいイベントの型は「DOM」文字列 (大文字、小文字、または大文字と小文字の混在) では開始できない。この接頭辞は、将来の DOM イベントセットのために予約される。また、混乱を避け、ほかの新しいイベントとの矛盾が起きる可能性を小さくするためにも、サン以外で独自のイベントを追加する場合は独自の接頭辞を使用することも強く推奨されているcanBubbleArg
- イベントをバブルできるかどうかを指定cancelableArg
- イベントのデフォルトアクションを抑制できるかどうかを指定
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