java.security.cert
クラス PKIXCertPathBuilderResult

java.lang.Object
  |
  +--java.security.cert.PKIXCertPathValidatorResult
        |
        +--java.security.cert.PKIXCertPathBuilderResult

すべての実装インタフェース:

CertPathBuilderResult, CertPathValidatorResult, Cloneable

public class PKIXCertPathBuilderResult

extends PKIXCertPathValidatorResult

implements CertPathBuilderResult

PKIX 証明書パス構築アルゴリズムによって成功した結果を表します。このアルゴリズムで構築し、返された証明書パスは、PKIX 証明書パス検査アルゴリズムによって検査済みでもあります。

PKIXCertPathBuilderResult のインスタンスは、PKIX アルゴリズムを実装する CertPathBuilder オブジェクトの build メソッドによって返されます。

すべての PKIXCertPathBuilderResult オブジェクトには、構築アルゴリズムで構築された証明書パス、構築アルゴリズムの結果得られた有効なポリシーツリーと被認証者の公開鍵、そして、証明書パスのトラストアンカーとして機能する証明書発行局 (CA) を記述する TrustAnchor が含まれています。

並行アクセス

特に断らない限り、このクラスで定義されているメソッドはスレッドセーフではありません。単一のオブジェクトに並行アクセスする必要のある複数スレッドは、スレッド間で同期をとり、必要に応じてロックしなければなりません。異なるオブジェクトを操作する複数スレッドでは、同期を取る必要はありません。

導入されたバージョン:

1.4

関連項目:

CertPathBuilderResult

コンストラクタの概要

PKIXCertPathBuilderResult(CertPath certPath, TrustAnchor trustAnchor, PolicyNode policyTree, PublicKey subjectPublicKey)
指定されたパラメータを含む PKIXCertPathBuilderResult のインスタンスを作成します。

メソッドの概要

CertPath	getCertPath() 構築および検査済みの証明書パスを返します。
String	toString() この PKIXCertPathBuilderResult のプリント可能表現を返します。

クラス java.security.cert.PKIXCertPathValidatorResult から継承したメソッド

clone, getPolicyTree, getPublicKey, getTrustAnchor

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

インタフェース java.security.cert.CertPathBuilderResult から継承したメソッド

clone

コンストラクタの詳細

PKIXCertPathBuilderResult

public PKIXCertPathBuilderResult(CertPath certPath,
                                 TrustAnchor trustAnchor,
                                 PolicyNode policyTree,
                                 PublicKey subjectPublicKey)

指定されたパラメータを含む PKIXCertPathBuilderResult のインスタンスを作成します。

パラメータ:

certPath - 検査済みの CertPath

trustAnchor - 証明書パスのトラストアンカーとして機能する CA を記述する TrustAnchor

policyTree - 不変で有効なポリシーツリー。有効なポリシーがない場合は null

subjectPublicKey - 被認証者の公開鍵

例外:

NullPointerException - certPath、trustAnchor、subjectPublicKey のいずれかのパラメータが null の場合

メソッドの詳細

getCertPath

public CertPath getCertPath()

構築および検査済みの証明書パスを返します。CertPath オブジェクトにはトラストアンカーは含まれません。代わりに getTrustAnchor() メソッドを使用し、証明書パスのトラストアンカーとして機能する TrustAnchor を取得します。

定義:

インタフェース CertPathBuilderResult 内の getCertPath

戻り値:

構築および検査済みの CertPath。null にはならない

toString

public String toString()

この PKIXCertPathBuilderResult のプリント可能表現を返します。

オーバーライド:

クラス PKIXCertPathValidatorResult 内の toString

戻り値:

この PKIXCertPathBuilderResult の内容を表す String