javax.servlet.jsp
インタフェース JspPage

すべてのスーパーインタフェース:
Servlet
既知のサブインタフェースの一覧:
HttpJspPage

public interface JspPage
extends Servlet

JspPageインタフェースはJSPページ実装クラスで必要なインタラクションの共通部分を記述しています。 HTTPプロトコルを使用するページに関しては、このインタフェースのサブクラスである HttpJspPageインタフェースで記述しています。

2 つと 1 つのメソッドについて

JspPageインタフェースは3つのメソッドを使用してプロトコルを定義します。 このうちjspInit()とjspDestroy()の2つのメソッドだけがこのインタフェースの一部です。 3 番目のメソッドである_jspServices()は,使用するプロトコルに依存するので、 Javaでは一般的な方法で表すことはできません。

このインタフェースを実装したクラスは、それに対応するServlet内のメソッドが実行された時に上記のメソッドの呼び出しを受け付けます。

jspInit()とjspDestroy()メソッドはJSP制作者が定義することができます。 _jspService()メソッドはJSPページの内容をもとにJSPプロセッサが自動的に定義します。

_jspService()

_jspService()メソッドはJSPページのBODY部分に相当します。このメソッドは JSPコンテナにより自動的に定義され、JSP制作者が定義することはできません。

extends属性を利用してスーパークラスを指定した場合、そのスーパークラスは _jspService()メソッドを呼び出す前後に、service()メソッドの中で何らかの処理を行う事ができます。 詳細はJSP仕様の中にあるJSP_Engineの章のextends属性の使用法をご参照ください。

特定のシグネチャはJSPページでサポートされているプロトコルに依存します。

 public void _jspService(ServletRequestSubtype request,
                             ServletResponseSubtype response)
        throws ServletException, IOException;
 


メソッドの概要
 void jspDestroy()
          jspDestroy()メソッドはJSPページが破棄される時に呼び出されます。
 void jspInit()
          jspInit()メソッドはJSPページが初期化されるときに呼び出されます。
 
インタフェース javax.servlet.Servlet から継承したメソッド
destroy, getServletConfig, getServletInfo, init, service
 

メソッドの詳細

jspInit

public void jspInit()
jspInit()メソッドはJSPページが初期化されるときに呼び出されます。 この時に、getServletConfig()メソッドの呼び出しが適切な値を返すようにすることは、 JSP 実装(もし指定されてるなら、extends属性で指定されたクラス)の責務です。 JSPページの宣言部内で定義すれば、jspInit()をオーバーライドすることができます。 JSPページはServletのinit()メソッドを再定義します。


jspDestroy

public void jspDestroy()
jspDestroy()メソッドはJSPページが破棄される時に呼び出されます。 JSPページの宣言部内で定義すれば、jspDestroy()をオーバーライドすることができます。 JSPページはServletのdestroy()メソッドを再定義します。



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