appletviewer - Java アプレットビューア

appletviewer コマンドは World Wide Web ブラウザのコンテキストの外でアプレットを実行させます。

形式

appletviewer [ options ] urls ...

説明

appletviewer コマンドは urls に指定されたドキュメントあるいはリソースと接続して、そのドキュメントが参照するそれぞれのアプレットを独自のウィンドウで表示します。注:urls によって参照されたドキュメントが、OBJECT、EMBED、または APPLET タグでどのアプレットも参照していない場合、appletviewer は何も行いません。appletviewer でサポートされる HTML タグの詳細については、「アプレットビューアのタグ」を参照してください。

Java 2 SDK には、次の 2 つの Java 仮想マシン実装が組み込まれています。

Java HotSpotTM Client VM
Java HotSpot Client VM は、デフォルトの仮想マシンです。Java HotSpot テクノロジを使用することにより、Classic VM に比べて、より優れたパフォーマンスを提供します。Classic VM を呼び出すときは特別なコマンド行オプションを使用しますが (以降の説明を参照)、appletviewer では常にアプレットが起動され、Classic VM 上で動作します。

Java 2 Classic VM
Java 2 Classic VM は、Java 2 SDK バージョン 1.2 の仮想マシンの実装と基本的に同じです。次の例のように、-classic コマンド行オプションを使用して呼び出します。

appletviewer -classic MyApplet.html

オプション

-debug
Java デバッガ jdb でアプレットビューアを開始します。これにより、ドキュメント中のアプレットをデバッグすることができます。

-encoding   encoding name
入力 HTML ファイルのエンコーディング名を指定します。

-Jjavaoption
文字列 javaoption は、appletviewer を実行する Java インタプリタに 1 つの引数として渡されます。引数にスペースを含めてはいけません。複数の引数は、各引数のすべてを接頭辞 -J で始めることにより区分する必要があります。これは、コンパイラの実行環境、またはメモリの利用に有効です。

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