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Standard Ed. 5.0

org.omg.PortableServer.portable
インタフェース Delegate


public interface Delegate

この移植可能なパッケージは、ORB の実装側が使用することを目的に設計されたインタフェースとクラスで構成されます。このパッケージは、スタブやスケルトンを ORB に接続するために定義された API を公開しています。Delegate インタフェースは、PortableServer::Servant という ORB ベンダー固有の実装を提供します。このパッケージは、CORBA V2.3.1 (ptc/00-01-08.pdf) 仕様に準拠しています。


メソッドの概要
 POA default_POA(Servant Self)
          デフォルトでは、この関数は、サーバントに関連付けられた ORB インスタンスのルート POA を返します。
 Object get_interface_def(Servant self)
          この操作では、プログラムが使用する型情報を提供する、インタフェースリポジトリのオブジェクトを返します。
 boolean is_a(Servant Self, String Repository_Id)
          このメソッドでは、指定された repid が、_all_interfaces() から返されたリストに存在するかどうか、または汎用 CORBA オブジェクトのリポジトリ ID であるかどうかを確認します。
 boolean non_existent(Servant Self)
          この操作は、オブジェクトの存在を確認するために使用します。
 byte[] object_id(Servant Self)
          _object_id() メソッドは、PortableServer::Current::get_object_id 呼び出しと等価です。
 ORB orb(Servant Self)
          サーバントに現在関連付けられている ORB のインスタンスを返す簡易メソッドです。
 POA poa(Servant Self)
          _poa() メソッドは、PortableServer::Current:get_POA 呼び出しと等価です。
 Object this_object(Servant Self)
          サーバントは、このメソッドを使用して、要求しているターゲット CORBA オブジェクトのオブジェクト参照を取得できます。
 

メソッドの詳細

orb

ORB orb(Servant Self)
サーバントに現在関連付けられている ORB のインスタンスを返す簡易メソッドです。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
サーバントに関連付けられた ORB

this_object

Object this_object(Servant Self)
サーバントは、このメソッドを使用して、要求しているターゲット CORBA オブジェクトのオブジェクト参照を取得できます。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
要求に関連付けられたオブジェクト参照

poa

POA poa(Servant Self)
_poa() メソッドは、PortableServer::Current:get_POA 呼び出しと等価です。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
サーバントに関連付けられた POA

object_id

byte[] object_id(Servant Self)
_object_id() メソッドは、PortableServer::Current::get_object_id 呼び出しと等価です。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
このサーバントに関連付けられた ObjectId

default_POA

POA default_POA(Servant Self)
デフォルトでは、この関数は、サーバントに関連付けられた ORB インスタンスのルート POA を返します。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
サーバントクラスに関連付けられた POA

is_a

boolean is_a(Servant Self,
             String Repository_Id)
このメソッドでは、指定された repid が、_all_interfaces() から返されたリストに存在するかどうか、または汎用 CORBA オブジェクトのリポジトリ ID であるかどうかを確認します。

パラメータ:
Self - サーバント
Repository_Id - リポジトリリストに存在すること、または汎用 CORBA オブジェクトの ID であることを確認する repository_id
戻り値:
指定された repid がリストに存在すること、または汎用 CORBA オブジェクトを取得した ID であることを示す boolean

non_existent

boolean non_existent(Servant Self)
この操作は、オブジェクトの存在を確認するために使用します。

パラメータ:
Self - サーバント
戻り値:
オブジェクトが存在しないことを示す場合は true、そうでない場合は false を表す boolean

get_interface_def

Object get_interface_def(Servant self)
この操作では、プログラムが使用する型情報を提供する、インタフェースリポジトリのオブジェクトを返します。

パラメータ:
self - サーバント
戻り値:
このオブジェクトに対応する型情報

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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