JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

org.omg.PortableServer
インタフェース ServantLocatorOperations

すべてのスーパーインタフェース:
ServantManagerOperations
既知のサブインタフェースの一覧:
ServantLocator
既知の実装クラスの一覧:
_ServantLocatorStub, ServantLocatorPOA

public interface ServantLocatorOperations
extends ServantManagerOperations

POA に NON_RETAIN ポリシーが指定されているときは、サーバントマネージャとして ServantLocator が使用されます。POA はこのサーバントマネージャが返すサーバントが 1 つの要求だけに使用されることを認識しているため、サーバントマネージャのオペレーションに補足情報を提供でき、サーバントマネージャのオペレーションのペアは連携して ServantActivator とは異なる処理を実行できる場合があります。POA が preinvoke によって返されたサーバントに対するオペレーション呼び出しを実行した直後に ServantLocator インタフェースを使用したときは、そのサーバントに対して postinvoke を呼び出し、特に ObjectId 値と Servant 値をパラメータとして渡します。この機能は、POA に関連付けられたオブジェクトの各要求が強制的にサーバントマネージャを介して行われるようにする場合に使用されます。


メソッドの概要
 void postinvoke(byte[] oid, POA adapter, String operation, Object the_cookie, Servant the_servant)
          このオペレーションは、サーバントが要求を完了したときに必ず呼び出されます。
 Servant preinvoke(byte[] oid, POA adapter, String operation, CookieHolder the_cookie)
          このオペレーションは、preinvoke が呼び出される原因となった要求を処理するためのサーバントを取得する場合に使用されます。
 

メソッドの詳細

preinvoke

Servant preinvoke(byte[] oid,
                  POA adapter,
                  String operation,
                  CookieHolder the_cookie)
                  throws ForwardRequest
このオペレーションは、preinvoke が呼び出される原因となった要求を処理するためのサーバントを取得する場合に使用されます。

パラメータ:
oid - 要求の対象となったオブジェクトに関連付けられたオブジェクト ID
adapter - オブジェクトが起動される POA のオブジェクト参照
operation - オペレーションの名前
the_cookie - postinvoke の呼び出し時に使用されるサーバントマネージャによって設定できる不透明な値
戻り値:
着信要求を処理するためのサーバント
例外:
ForwardRequest - 現在の要求とそれに続く要求をその例外の forward_reference メンバに示されたオブジェクトに配信する責任があることを ORB に通知する

postinvoke

void postinvoke(byte[] oid,
                POA adapter,
                String operation,
                Object the_cookie,
                Servant the_servant)
このオペレーションは、サーバントが要求を完了したときに必ず呼び出されます。

パラメータ:
oid - 要求の対象となったオブジェクトに関連付けられたオブジェクト ID
adapter - オブジェクトがアクティブになっていた POA のオブジェクト参照
the_cookie - preinvoke によって設定されたデータを含む不透明な値
the_servant - オブジェクトに関連付けられるサーバントへの参照

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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