javax.swing
クラス JTree.DynamicUtilTreeNode

java.lang.Object
  javax.swing.tree.DefaultMutableTreeNode
      javax.swing.JTree.DynamicUtilTreeNode

すべての実装されたインタフェース:

Serializable, Cloneable, MutableTreeNode, TreeNode

含まれているクラス:

JTree

public static class JTree.DynamicUtilTreeNode
extends DefaultMutableTreeNode

DynamicUtilTreeNode は、ベクタ、ハッシュテーブル、配列、および文字列をラップし、必要に応じて適切な子ツリーノードを作成できます。これは動的であり、必要な場合だけ子を作成します。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。JDK バージョン 1.4 以降、すべての JavaBeans^™ の長期間の運用サポートは、java.beans パッケージに追加されています。詳細は、XMLEncoder を参照してください。

フィールドの概要

protected Object	childValue 子を作成するための値です。
protected boolean	hasChildren この JTree が子を持つかどうかを判定します。
protected boolean	loadedChildren 子がすでにロードされているかどうかを判定します。

クラス javax.swing.tree.DefaultMutableTreeNode から継承されたフィールド

allowsChildren, children, EMPTY_ENUMERATION, parent, userObject

コンストラクタの概要

JTree.DynamicUtilTreeNode(Object value, Object children)
指定されたオブジェクトを値として持ち、指定された子を持つノードを作成します。

メソッドの概要

Enumeration	children() 必要な場合に、子をロードするためにサブクラス化されます。
static void	createChildren(DefaultMutableTreeNode parent, Object children) children のすべての子を親に追加します。
TreeNode	getChildAt(int index) 必要な場合に、子をロードするためにサブクラス化されます。
int	getChildCount() 子ノードの数を返します。
boolean	isLeaf() このノードが子を許可する場合に true を返します。
protected void	loadChildren() childValue に基づいて子をロードします。

クラス javax.swing.tree.DefaultMutableTreeNode から継承されたメソッド

add, breadthFirstEnumeration, clone, depthFirstEnumeration, getAllowsChildren, getChildAfter, getChildBefore, getDepth, getFirstChild, getFirstLeaf, getIndex, getLastChild, getLastLeaf, getLeafCount, getLevel, getNextLeaf, getNextNode, getNextSibling, getParent, getPath, getPathToRoot, getPreviousLeaf, getPreviousNode, getPreviousSibling, getRoot, getSharedAncestor, getSiblingCount, getUserObject, getUserObjectPath, insert, isNodeAncestor, isNodeChild, isNodeDescendant, isNodeRelated, isNodeSibling, isRoot, pathFromAncestorEnumeration, postorderEnumeration, preorderEnumeration, remove, remove, removeAllChildren, removeFromParent, setAllowsChildren, setParent, setUserObject, toString

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

フィールドの詳細

hasChildren

protected boolean hasChildren

この JTree が子を持つかどうかを判定します。現在、このプロパティは実装されていません。

childValue

protected Object childValue

子を作成するための値です。

loadedChildren

protected boolean loadedChildren

子がすでにロードされているかどうかを判定します。

コンストラクタの詳細

JTree.DynamicUtilTreeNode

public JTree.DynamicUtilTreeNode(Object value,
                                 Object children)

指定されたオブジェクトを値として持ち、指定された子を持つノードを作成します。ノードが子を持つためには、子オブジェクトがオブジェクトの配列、Vector または Hashtable でなければなりません (空の場合も同様)。そうでない場合、ノードは子を持つことができません。

パラメータ:

value - 新しいノードの値である Object

children - 子ノードを作成するために使用される Object の配列、Vector、または Hashtable。ほかのオブジェクトが指定された場合、あるいは値が null の場合、ノードは子を持つことができない

メソッドの詳細

createChildren

public static void createChildren(DefaultMutableTreeNode parent,
                                  Object children)

children のすべての子を親に追加します。children が配列またはベクタの場合、そのすべての要素が子として追加されます。children がハッシュテーブルの場合、すべてのキーと値のペアが Enumeration が返す順番で追加されます。

isLeaf

public boolean isLeaf()

このノードが子を許可する場合に true を返します。ノードが子を許可するかどうかは、ノードがどのように作成されたかに依存します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の isLeaf

オーバーライド:

クラス DefaultMutableTreeNode 内の isLeaf

戻り値:

このノードが子を許可する場合は true、そうでない場合は false

関連項目:

JTree.DynamicUtilTreeNode(java.lang.Object, java.lang.Object)

getChildCount

public int getChildCount()

子ノードの数を返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getChildCount

オーバーライド:

クラス DefaultMutableTreeNode 内の getChildCount

戻り値:

子ノードの数

loadChildren

protected void loadChildren()

childValue に基づいて子をロードします。childValue が Vector または配列の場合、各要素は子として追加されます。childValue が Hashtable の場合、キーと値の各ペアは Enumeration がキーを返す順番で追加されます。

getChildAt

public TreeNode getChildAt(int index)

必要な場合に、子をロードするためにサブクラス化されます。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getChildAt

オーバーライド:

クラス DefaultMutableTreeNode 内の getChildAt

パラメータ:

index - このノードの子配列のインデックス

戻り値:

このノードの子配列にある、指定されたインデックスの TreeNode

children

public Enumeration children()

必要な場合に、子をロードするためにサブクラス化されます。

定義:

インタフェース TreeNode 内の children

オーバーライド:

クラス DefaultMutableTreeNode 内の children

戻り値:

このノードの子の Enumeration