JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.sql.rowset.spi
クラス SyncProviderException

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.Throwable
      上位を拡張 java.lang.Exception
          上位を拡張 java.sql.SQLException
              上位を拡張 javax.sql.rowset.spi.SyncProviderException
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public class SyncProviderException
extends SQLException

SyncProvider 機構で発生したエラーを示します。SyncProvider 抽象クラスの拡張は、元のデータソースの読み取りまたは書き込み違反を検出すると、例外を作成します。

実装では、SyncProvider オブジェクトで SyncResolver オブジェクトも作成し、構築時にそのオブジェクトを使用して、SyncProviderException オブジェクトを初期化するか、またはあとで SyncProvider オブジェクトに設定できます。

acceptChanges メソッドは、ライターが競合のチェックを終了し、競合を発見した後に、この例外をスローします。アプリケーションは SyncProviderException オブジェクトをキャッチし、その getSyncResolver メソッドを呼び出して、SyncResolver オブジェクトを取得できます。たとえば、SyncResolver のインタフェースコメントのコードの抜粋を参照してください。この SyncResolver オブジェクトは、例外を生成した RowSet オブジェクトをミラー化したものですが、違う点はデータソースから競合の発生している値のみ格納していることです。SyncResolver オブジェクトのその他のすべての値が null になります。

SyncResolver オブジェクトを使用して、行内の各競合を調査し、解決したら、競合のある次の行へ移動して、この手順を繰り返します。

SyncProviderException オブジェクトには例外の原因となっている状況の説明が含まれる場合と含まれない場合があります。継承されたメソッド getMessage を呼び出して、その説明が存在すれば取得できます。

関連項目:
SyncFactory, SyncResolver, SyncFactoryException, 直列化された形式

コンストラクタの概要
SyncProviderException()
          詳細メッセージを指定しない SyncProviderException オブジェクトを新しく作成します。
SyncProviderException(String msg)
          指定された詳細メッセージを含む SyncProviderException を構築します。
SyncProviderException(SyncResolver syncResolver)
          指定された SyncResolver インスタンスを含む SyncProviderException オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 SyncResolver getSyncResolver()
          この SyncProviderException オブジェクトに設定された SyncResolver オブジェクトを取得します。
 void setSyncResolver(SyncResolver syncResolver)
          この SyncProviderException オブジェクトの SyncResolver オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。
 
クラス java.sql.SQLException から継承されたメソッド
getErrorCode, getNextException, getSQLState, setNextException
 
クラス java.lang.Throwable から継承されたメソッド
fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

SyncProviderException

public SyncProviderException()
詳細メッセージを指定しない SyncProviderException オブジェクトを新しく作成します。


SyncProviderException

public SyncProviderException(String msg)
指定された詳細メッセージを含む SyncProviderException を構築します。

パラメータ:
msg - 詳細メッセージ

SyncProviderException

public SyncProviderException(SyncResolver syncResolver)
指定された SyncResolver インスタンスを含む SyncProviderException オブジェクトを構築します。

パラメータ:
syncResolver - 同期競合の処理に使用する SyncResolver インスタンス
例外:
IllegalArgumentException - SyncResolver オブジェクトが null の場合
メソッドの詳細

getSyncResolver

public SyncResolver getSyncResolver()
この SyncProviderException オブジェクトに設定された SyncResolver オブジェクトを取得します。または何も設定されていない場合は、リファレンス実装に含まれるデフォルトの SyncResolver 実装のインスタンスを取得します。

SyncProviderException オブジェクトがスローされた場合に、アプリケーションはこのメソッドを使用して、SyncResolver オブジェクトを生成し、このオブジェクトにより、例外がスローされる原因となっている競合を解決できます。

戻り値:
この SyncProviderException オブジェクトに設定された SyncResolver オブジェクト、または何も設定されていない場合は、デフォルトの SyncResolver 実装。さらに、SyncResolver() または SyncResolver(String) コンストラクタを使用して、SyncResolver インスタンスをインスタンス化している場合は、デフォルトの SyncResolver 実装も返される

setSyncResolver

public void setSyncResolver(SyncResolver syncResolver)
この SyncProviderException オブジェクトの SyncResolver オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。指定された引数が null の場合、メソッド getSyncResolver への呼び出しで、SyncResolver インタフェースのデフォルトのリファレンス実装が返されます。

パラメータ:
syncResolver - 設定される SyncResolver オブジェクト。null は不可
例外:
IllegalArgumentException - SyncResolver オブジェクトが null の場合
関連項目:
getSyncResolver()

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