JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.security.sasl
クラス SaslException

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.Throwable
      上位を拡張 java.lang.Exception
          上位を拡張 java.io.IOException
              上位を拡張 javax.security.sasl.SaslException
すべての実装されたインタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
AuthenticationException

public class SaslException
extends IOException

このクラスは、SASL の使用時に発生したエラーを表します。

導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
SaslException()
          SaslException の新しいインスタンスを構築します。
SaslException(String detail)
          詳細メッセージを含む SaslException の新しいインスタンスを構築します。
SaslException(String detail, Throwable ex)
          詳細メッセージとルート例外を含む SaslException の新しいインスタンスを構築します。
 
メソッドの概要
 Throwable getCause()
          原因が存在しないか不明な場合に、この Throwable または null の原因を返します。
 Throwable initCause(Throwable cause)
          指定された値に対するこの Throwable の「原因」を初期化します。
 String toString()
          この例外の文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Throwable から継承されたメソッド
fillInStackTrace, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

SaslException

public SaslException()
SaslException の新しいインスタンスを構築します。ルート例外や詳細メッセージは null です。


SaslException

public SaslException(String detail)
詳細メッセージを含む SaslException の新しいインスタンスを構築します。ルート例外は null です。

パラメータ:
detail - この例外に関する詳細情報を含む文字列。null の場合もある
関連項目:
Throwable.getMessage()

SaslException

public SaslException(String detail,
                     Throwable ex)
詳細メッセージとルート例外を含む SaslException の新しいインスタンスを構築します。たとえば、SaslException はコールバックハンドラに問題がある場合にスローされることがあり、要求されたコールバックをサポートしていない場合は NoSuchCallbackException がスローされ、コールバック用のデータを取得しているときに問題が発生した場合は IOException がスローされます。その際、SaslException のルート例外は、コールバックハンドラによってスローされた例外となります。

パラメータ:
detail - この例外に関する詳細情報を含む文字列。null の場合もある
ex - この例外がスローされる原因となったルート例外。null の場合もある
関連項目:
Throwable.getMessage(), getCause()
メソッドの詳細

getCause

public Throwable getCause()
クラス Throwable の記述:
原因が存在しないか不明な場合に、この Throwable または null の原因を返します。原因はこの Throwable をスローさせた Throwable です。

この実装は、Throwable を要求するいずれかのコンストラクタ経由で提供された原因、または Throwable.initCause(Throwable) メソッドを使用して作成後に設定された原因を返します。通常、このメソッドをオーバーライドする必要はありませんが、サブクラスはこのメソッドをオーバーライドして、他の何らかの方法で設定された原因を返すことができます。これは、チェーンされた例外の Throwable への追加前に実行される「レガシー連鎖スロー可能オブジェクト」の場合に適切な動作です。PrintStackTrace メソッドのいずれかをオーバーライドする必要はありません。これらのメソッドはすべて getCause メソッドを呼び出して、スロー可能オブジェクトの原因を判別します。

オーバーライド:
クラス Throwable 内の getCause
戻り値:
スロー可能なオブジェクトの原因。原因が存在しないか不明の場合は null

initCause

public Throwable initCause(Throwable cause)
クラス Throwable の記述:
指定された値に対するこの Throwable の「原因」を初期化します。原因はこの Throwable をスローさせた Throwable です。

このメソッドは、1 回だけ呼び出すことができます。通常、このメソッドは、コンストラクタ内部から呼び出されるか、スロー可能オブジェクトの作成後すぐに呼び出されます。Throwable.Throwable(Throwable) または Throwable.Throwable(String,Throwable) を使用してこのスロー可能オブジェクトを作成した場合、このメソッドを一度も呼び出すことはできません。

オーバーライド:
クラス Throwable 内の initCause
パラメータ:
cause - 原因 (あとで Throwable.getCause() メソッドで取得するために保存される)。null 値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す
戻り値:
この Throwable インスタンスへの参照

toString

public String toString()
この例外の文字列表現を返します。文字列表現には、この例外のクラス名、詳細メッセージ、およびルート例外の文字列表現 (ルート例外がある場合) が含まれています。この文字列表現は、デバッグ専用であり、プログラムによって解釈されるものではありません。

オーバーライド:
クラス Throwable 内の toString
戻り値:
この例外の null 以外の文字列表現
関連項目:
Throwable.getMessage()

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バグの報告と機能のリクエスト
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