java.beans.beancontext
クラス BeanContextSupport

java.lang.Object
  java.beans.beancontext.BeanContextChildSupport
      java.beans.beancontext.BeanContextSupport

すべての実装されたインタフェース:

BeanContext, BeanContextChild, BeanContextServiceRevokedListener, BeanContextServicesListener, DesignMode, PropertyChangeListener, VetoableChangeListener, Visibility, Serializable, Iterable, Collection, EventListener

直系の既知のサブクラス:

BeanContextServicesSupport

public class BeanContextSupport
extends BeanContextChildSupport
implements BeanContext, Serializable, PropertyChangeListener, VetoableChangeListener

このヘルパークラスは java.beans.beancontext.BeanContext インタフェースのユーティリティの実装を提供します。

このクラスは、BeanContext インタフェースを直接実装するため、この実装をサブクラス化することによって、あるいはほかのインスタンスからこのクラスのインスタンスの特別な委譲を介すことによって使用されることを目的としています。

導入されたバージョン:

1.2

関連項目:

直列化された形式

入れ子のクラスの概要

protected class	BeanContextSupport.BCSChild
protected static class	BeanContextSupport.BCSIterator 反復子をカプセル化し、無操作の remove() メソッドを実装する protected final サブクラスです。

フィールドの概要

protected ArrayList	bcmListeners protected ArrayList bcmListeners フィールドへのすべてのアクセスは、そのオブジェクトに同期化されます。
protected HashMap	children protected HashMap children フィールドへのすべてのアクセスは、そのオブジェクトに同期化されます。
protected boolean	designTime このオブジェクトが現在設計時モードかどうかを示す boolean 型です。
protected Locale	locale BeanContext の現在のロケールです。
protected boolean	okToUseGui このインスタンスが GUI を描画できるかどうかを示す boolean 型です。

クラス java.beans.beancontext.BeanContextChildSupport から継承されたフィールド

beanContext, beanContextChildPeer, pcSupport, rejectedSetBCOnce, vcSupport

インタフェース java.beans.beancontext.BeanContext から継承されたフィールド

globalHierarchyLock

インタフェース java.beans.DesignMode から継承されたフィールド

PROPERTYNAME

コンストラクタの概要

BeanContextSupport()
ほかのオブジェクトのデリゲートでないインスタンスを生成します。

BeanContextSupport(BeanContext peer)
デフォルトのロケールを使ってインスタンスを生成します。

BeanContextSupport(BeanContext peer, Locale lcle)
指定されたロケールを使ってインスタンスを生成します。

BeanContextSupport(BeanContext peer, Locale lcle, boolean dtime)
指定されたロケールを使って設計モードでインスタンスを生成します。

BeanContextSupport(BeanContext peer, Locale lcle, boolean dTime, boolean visible)
BeanContextSupport のインスタンスを生成します。

メソッドの概要

boolean	add(Object targetChild) この BeanContext 内に子を追加、すなわち入れ子にします。
boolean	addAll(Collection c) Children のセットに Collection を追加します (サポートされていない)。
void	addBeanContextMembershipListener(BeanContextMembershipListener bcml) BeanContextMembershipListener を追加します。
boolean	avoidingGui() BeanContext の子が GUI の使用を避けるかどうか判断するのに使用されます。
protected Iterator	bcsChildren() この BeanContext の子すべての反復子を返します。
protected void	bcsPreDeserializationHook(ObjectInputStream ois) defaultWriteObject() のあと、子を直列化する前の readObject によって呼び出されます。
protected void	bcsPreSerializationHook(ObjectOutputStream oos) defaultWriteObject() のあと、子を直列化する前の writeObject によって呼び出されます。
protected void	childDeserializedHook(Object child, BeanContextSupport.BCSChild bcsc) 新しく直列化復元された子および BCSChild を使って readObject によって呼び出されます。
protected void	childJustAddedHook(Object child, BeanContextSupport.BCSChild bcsc) サブクラスはこのメソッドをオーバーライドして、子が追加されて、イベント通知が発生する前に、簡単に add() セマンティクスを拡張できます。
protected void	childJustRemovedHook(Object child, BeanContextSupport.BCSChild bcsc) サブクラスはこのメソッドをオーバーライドして、子が削除されて、イベント通知が発生する前に、簡単に remove() セマンティクスを拡張できます。
protected static boolean	classEquals(Class first, Class second) 2 つのクラスオブジェクトまたはそれらの名前が同じかどうかを判定します。
void	clear() 子をクリアします (サポートされていない)。
boolean	contains(Object o) 指定されたオブジェクトがこの BeanContext 内にあるかどうかを判定します。
boolean	containsAll(Collection c) 指定されている Collection のすべてのオブジェクトが、この BeanContext の子かどうかを判定します。
boolean	containsKey(Object o) 指定されたオブジェクトがこの BeanContext 内にあるかどうかを判定します。
protected Object[]	copyChildren() この BeanContext の子のコピーを取得します。
protected BeanContextSupport.BCSChild	createBCSChild(Object targetChild, Object peer) サブクラスはこのメソッドをオーバーライドすることにより、セットに子を追加する add() メソッドやほかの Collection メソッドをオーバーライドすることなく、Child の独自のサブクラスを挿入することができます。
protected void	deserialize(ObjectInputStream ois, Collection coll) コレクションを直列化復元するために readObject によって使用されます。
void	dontUseGui() このインスタンスに GUI を描画できないことを通知します。
protected void	fireChildrenAdded(BeanContextMembershipEvent bcme) BeanContextMembershipListener インタフェースの BeanContextshipEvent をトリガします。
protected void	fireChildrenRemoved(BeanContextMembershipEvent bcme) BeanContextMembershipListener インタフェースの BeanContextshipEvent をトリガします。
BeanContext	getBeanContextPeer() このオブジェクトが実装を提供する BeanContext のインスタンスを取得します。
protected static BeanContextChild	getChildBeanContextChild(Object child) 指定された子の BeanContextChild (存在する場合) を取得します。
protected static BeanContextMembershipListener	getChildBeanContextMembershipListener(Object child) 指定された子の BeanContextMembershipListener (存在する場合) を取得します。
protected static PropertyChangeListener	getChildPropertyChangeListener(Object child) 指定された子の PropertyChangeListener (存在する場合) を取得します。
protected static Serializable	getChildSerializable(Object child) 指定された Child に関連した Serializable (存在する場合) を取得します。
protected static VetoableChangeListener	getChildVetoableChangeListener(Object child) 指定された子の VetoableChangeListener (存在する場合) を取得します。
protected static Visibility	getChildVisibility(Object child) 指定された子に関連した Component (存在する場合) を取得します。
Locale	getLocale() この BeanContext のロケールを取得します。
URL	getResource(String name, BeanContextChild bcc) java.lang.ClassLoader.getResource() と同じように、このメソッドによって BeanContext 実装が子 Component と基本的な ClassLoader との間に動作を挿入することができます。
InputStream	getResourceAsStream(String name, BeanContextChild bcc) java.lang.ClassLoader.getResourceAsStream() と同じように、このメソッドによって BeanContext 実装が子 Component と基本的な ClassLoader との間に動作を挿入することができます。
protected void	initialize() BeanContextSupport インスタンスの一時的な状態を初期化するために、コンストラクタおよび readObject から呼び出される protected メソッドです。
Object	instantiateChild(String beanName) instantiateChild メソッドは、Bean を入れ子にして BeanContext にインスタンスを生成する処理を単純化する BeanContext の簡易フックです。
boolean	isDesignTime() このオブジェクトが現在、設計時モードかどうかを報告します。
boolean	isEmpty() この BeanContext が空かどうか報告します。
boolean	isSerializing() この BeanContext は直列化の処理中か
Iterator	iterator() この BeanContext で入れ子になった JavaBean または BeanContext のインスタンスを取得します。
boolean	needsGui() 通常、このメソッドは実装側が GUI を必要としているかどうかを判断するために、環境から呼び出されます。
void	okToUseGui() このインスタンスに GUI を描画できることを通知します。
void	propertyChange(PropertyChangeEvent pce) サブクラスは、子のプロパティの変更を監視するために包括することがあります。
void	readChildren(ObjectInputStream ois) このクラスのインスタンスが BeanContext プロトコル (およびそのサブプロトコル) の実装の委譲として使用されるときには、直列化復元の際に「鶏が先か、卵が先か」の問題が起こります。
boolean	remove(Object targetChild) この BeanContext から子を削除します。
protected boolean	remove(Object targetChild, boolean callChildSetBC) 予期しない setBeanContext あるいは remove() 呼び出しで削除される場合、内部削除が使用されます。
boolean	removeAll(Collection c) 指定されたすべての子を削除します (サポートされていない)。
void	removeBeanContextMembershipListener(BeanContextMembershipListener bcml) BeanContextMembershipListener を削除します。
boolean	retainAll(Collection c) 指定された子だけを保持します (サポートされていない)。
protected void	serialize(ObjectOutputStream oos, Collection coll) コレクションを直列化するために writeObject によって使用されます。
void	setDesignTime(boolean dTime) この BeanContext に新しい設計時モードを設定します。
void	setLocale(Locale newLocale) この BeanContext のロケールを設定します。
int	size() この BeanContext で入れ子になった現在の子の個数を取得します。
Object[]	toArray() この BeanContext で入れ子になった JavaBean または BeanContext のインスタンスを取得します。
Object[]	toArray(Object[] arry) この配列内にある型と一致する BeanContext のすべての子を含む配列を取得します。
protected boolean	validatePendingAdd(Object targetChild) このクラスのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドまたは包括して、BeanContext に追加される直前に、BeanContext が子オブジェクトを調べるための検証動作を追加できます。
protected boolean	validatePendingRemove(Object targetChild) このクラスのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドまたは包括して、BeanContext から削除される直前に、BeanContext が子オブジェクトを調べるための検証動作を追加できます。
void	vetoableChange(PropertyChangeEvent pce) サブクラスは、子の拒否プロパティの変更を監視するために包括することがあります。
void	writeChildren(ObjectOutputStream oos) この BeanContext の子すべてを直列化するのに使用されます。

クラス java.beans.beancontext.BeanContextChildSupport から継承されたメソッド

addPropertyChangeListener, addVetoableChangeListener, firePropertyChange, fireVetoableChange, getBeanContext, getBeanContextChildPeer, initializeBeanContextResources, isDelegated, releaseBeanContextResources, removePropertyChangeListener, removeVetoableChangeListener, serviceAvailable, serviceRevoked, setBeanContext, validatePendingSetBeanContext

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

インタフェース java.beans.beancontext.BeanContextChild から継承されたメソッド

addPropertyChangeListener, addVetoableChangeListener, getBeanContext, removePropertyChangeListener, removeVetoableChangeListener, setBeanContext

インタフェース java.util.Collection から継承されたメソッド

equals, hashCode

フィールドの詳細

children

protected transient HashMap children

protected HashMap children フィールドへのすべてのアクセスは、そのオブジェクトに同期化されます。

bcmListeners

protected transient ArrayList bcmListeners

protected ArrayList bcmListeners フィールドへのすべてのアクセスは、そのオブジェクトに同期化されます。

locale

protected Locale locale

BeanContext の現在のロケールです。

okToUseGui

protected boolean okToUseGui

このインスタンスが GUI を描画できるかどうかを示す boolean 型です。

designTime

protected boolean designTime

このオブジェクトが現在設計時モードかどうかを示す boolean 型です。

コンストラクタの詳細

BeanContextSupport

public BeanContextSupport(BeanContext peer,
                          Locale lcle,
                          boolean dTime,
                          boolean visible)

BeanContextSupport のインスタンスを生成します。

パラメータ:

peer - 実装の提供先となるピア BeanContext。このオブジェクトが独自のピアである場合は null

lcle - BeanContext の現在の Locale。lcle が null の場合、BeanContext インスタンスにはデフォルトのロケールが割り当てられる

dTime - 初期状態。設計モードの場合は true、実行時モードの場合は false

visible - 初期状態での可視性

関連項目:

Locale.getDefault(), Locale.setDefault(java.util.Locale)

BeanContextSupport

public BeanContextSupport(BeanContext peer,
                          Locale lcle,
                          boolean dtime)

指定されたロケールを使って設計モードでインスタンスを生成します。

パラメータ:

peer - 実装の提供先となるピア BeanContext。このオブジェクトが独自のピアである場合は null

lcle - BeanContext の現在の Locale。lcle が null の場合、BeanContext インスタンスにはデフォルトのロケールが割り当てられる

dtime - 初期状態。設計モードの場合は true、実行時モードの場合は false

関連項目:

Locale.getDefault(), Locale.setDefault(java.util.Locale)

BeanContextSupport

public BeanContextSupport(BeanContext peer,
                          Locale lcle)

指定されたロケールを使ってインスタンスを生成します。

パラメータ:

peer - 実装の提供先となるピア BeanContext。このオブジェクトが独自のピアである場合は null

lcle - BeanContext の現在の Locale。lcle が null の場合、BeanContext インスタンスにはデフォルトのロケールが割り当てられる

関連項目:

Locale.getDefault(), Locale.setDefault(java.util.Locale)

BeanContextSupport

public BeanContextSupport(BeanContext peer)

デフォルトのロケールを使ってインスタンスを生成します。

パラメータ:

peer - 実装の提供先となるピア BeanContext。このオブジェクトが独自のピアである場合は null

BeanContextSupport

public BeanContextSupport()

ほかのオブジェクトのデリゲートでないインスタンスを生成します。

メソッドの詳細

getBeanContextPeer

public BeanContext getBeanContextPeer()

このオブジェクトが実装を提供する BeanContext のインスタンスを取得します。

戻り値:

BeanContext インスタンス

instantiateChild

public Object instantiateChild(String beanName)
                        throws IOException,
                               ClassNotFoundException

instantiateChild メソッドは、Bean を入れ子にして BeanContext にインスタンスを生成する処理を単純化する BeanContext の簡易フックです。

beanName パラメータのセマンティクスは、java.beans.Beans.instantate によって定義されます。

定義:

インタフェース BeanContext 内の instantiateChild

パラメータ:

beanName - この BeanContext 内でインスタンスを生成する Bean の名前

戻り値:

新規オブジェクト

例外:

IOException - Bean の直列化復元中に入出力エラーが発生した場合

ClassNotFoundException - beanName パラメータによって識別されたクラスが見つからない場合

size

public int size()

この BeanContext で入れ子になった現在の子の個数を取得します。

定義:

インタフェース Collection 内の size

戻り値:

子の数

isEmpty

public boolean isEmpty()

この BeanContext が空かどうか報告します。入れ子になった子がない場合、BeanContext は空と見なされます。

定義:

インタフェース Collection 内の isEmpty

戻り値:

子がないかどうか

contains

public boolean contains(Object o)

指定されたオブジェクトがこの BeanContext 内にあるかどうかを判定します。

定義:

インタフェース Collection 内の contains

パラメータ:

o - 該当するオブジェクト

戻り値:

このオブジェクトが子の場合

containsKey

public boolean containsKey(Object o)

指定されたオブジェクトがこの BeanContext 内にあるかどうかを判定します。

パラメータ:

o - 該当するオブジェクト

戻り値:

このオブジェクトが子の場合

iterator

public Iterator iterator()

この BeanContext で入れ子になった JavaBean または BeanContext のインスタンスを取得します。

定義:

インタフェース Iterable 内の iterator

定義:

インタフェース Collection 内の iterator

戻り値:

入れ子になった子の Iterator

toArray

public Object[] toArray()

この BeanContext で入れ子になった JavaBean または BeanContext のインスタンスを取得します。

定義:

インタフェース Collection 内の toArray

戻り値:

コレクションのすべての要素が格納されている配列

toArray

public Object[] toArray(Object[] arry)

この配列内にある型と一致する BeanContext のすべての子を含む配列を取得します。

定義:

インタフェース Collection 内の toArray

パラメータ:

arry - 対象となるオブジェクト型の配列

戻り値:

子の配列

createBCSChild

protected BeanContextSupport.BCSChild createBCSChild(Object targetChild,
                                                     Object peer)

サブクラスはこのメソッドをオーバーライドすることにより、セットに子を追加する add() メソッドやほかの Collection メソッドをオーバーライドすることなく、Child の独自のサブクラスを挿入することができます。

パラメータ:

targetChild - Child を作成する子

peer - targetChild およびピアが BeanContextProxy によって関連付けられている場合はそのピア

add

public boolean add(Object targetChild)

この BeanContext 内に子を追加、すなわち入れ子にします。

java.beans.Beans.instantiate() の副作用として呼び出されます。子オブジェクトを追加する処理が正当でない場合、このメソッドは IllegalStateException をスローします。

定義:

インタフェース Collection 内の add

パラメータ:

targetChild - この BeanContext 内で入れ子になる子オブジェクト

戻り値:

子の追加が成功した場合は true

関連項目:

validatePendingAdd(java.lang.Object)

remove

public boolean remove(Object targetChild)

この BeanContext から子を削除します。子オブジェクトが追加に適していない場合、このメソッドは IllegalStateException をスローします。

定義:

インタフェース Collection 内の remove

パラメータ:

targetChild - 削除される子オブジェクト

戻り値:

この呼び出しの結果、このコレクションが変更された場合は true

関連項目:

validatePendingRemove(java.lang.Object)

remove

protected boolean remove(Object targetChild,
                         boolean callChildSetBC)

予期しない setBeanContext あるいは remove() 呼び出しで削除される場合、内部削除が使用されます。

パラメータ:

targetChild - 削除される JavaBean、BeanContext および Object

callChildSetBC - 子がこの BeanContext に入れ子ではないと通知する必要があることを示すのに使用する場合

containsAll

public boolean containsAll(Collection c)

指定されている Collection のすべてのオブジェクトが、この BeanContext の子かどうかを判定します。

定義:

インタフェース Collection 内の containsAll

パラメータ:

c - 指定されている Collection

戻り値:

コレクションのすべてのオブジェクトが、この BeanContext の子の場合は true、そうでない場合は false

関連項目:

Collection.contains(Object)

addAll

public boolean addAll(Collection c)

Children のセットに Collection を追加します (サポートされていない)。実装では、階層のロックおよび「子」の protected フィールドについて同期をとる必要があります。

定義:

インタフェース Collection 内の addAll

パラメータ:

c - コレクションに挿入される要素

戻り値:

この呼び出しの結果、このコレクションが変更された場合は true

例外:

UnsupportedOperationException -

関連項目:

Collection.add(Object)

removeAll

public boolean removeAll(Collection c)

指定されたすべての子を削除します (サポートされていない)。実装では、階層のロックおよび「子」の protected フィールドについて同期をとる必要があります。

定義:

インタフェース Collection 内の removeAll

パラメータ:

c - コレクションから削除される要素

戻り値:

この呼び出しの結果、このコレクションが変更された場合は true

例外:

UnsupportedOperationException -

関連項目:

Collection.remove(Object), Collection.contains(Object)

retainAll

public boolean retainAll(Collection c)

指定された子だけを保持します (サポートされていない)。実装では、階層のロックおよび「子」の protected フィールドについて同期をとる必要があります。

定義:

インタフェース Collection 内の retainAll

パラメータ:

c - コレクションで保持される要素

戻り値:

この呼び出しの結果、このコレクションが変更された場合は true

例外:

UnsupportedOperationException -

関連項目:

Collection.remove(Object), Collection.contains(Object)

clear

public void clear()

子をクリアします (サポートされていない)。実装では、階層のロックおよび「子」の protected フィールドについて同期をとる必要があります。

定義:

インタフェース Collection 内の clear

例外:

UnsupportedOperationException -

addBeanContextMembershipListener

public void addBeanContextMembershipListener(BeanContextMembershipListener bcml)

BeanContextMembershipListener を追加します。

定義:

インタフェース BeanContext 内の addBeanContextMembershipListener

パラメータ:

bcml - 追加される BeanContextMembershipListener

例外:

NullPointerException -

removeBeanContextMembershipListener

public void removeBeanContextMembershipListener(BeanContextMembershipListener bcml)

BeanContextMembershipListener を削除します。

定義:

インタフェース BeanContext 内の removeBeanContextMembershipListener

パラメータ:

bcml - 削除する BeanContextMembershipListener

例外:

NullPointerException -

getResourceAsStream

public InputStream getResourceAsStream(String name,
                                       BeanContextChild bcc)

インタフェース BeanContext の記述:

java.lang.ClassLoader.getResourceAsStream() と同じように、このメソッドによって BeanContext 実装が子 Component と基本的な ClassLoader との間に動作を挿入することができます。

定義:

インタフェース BeanContext 内の getResourceAsStream

パラメータ:

name - 要求されたリソースの名前

bcc - 要求を行う子オブジェクト

戻り値:

InputStream として要求されたリソース

例外:

NullPointerException -

getResource

public URL getResource(String name,
                       BeanContextChild bcc)

インタフェース BeanContext の記述:

java.lang.ClassLoader.getResource() と同じように、このメソッドによって BeanContext 実装が子 Component と基本的な ClassLoader との間に動作を挿入することができます。

定義:

インタフェース BeanContext 内の getResource

パラメータ:

name - 要求されたリソースの名前

bcc - 要求を行う子オブジェクト

戻り値:

InputStream として要求されたリソース

setDesignTime

public void setDesignTime(boolean dTime)

この BeanContext に新しい設計時モードを設定します。

定義:

インタフェース DesignMode 内の setDesignTime

パラメータ:

dTime - 新規 designTime 値

関連項目:

BeanContext, BeanContextMembershipListener, PropertyChangeEvent

isDesignTime

public boolean isDesignTime()

このオブジェクトが現在、設計時モードかどうかを報告します。

定義:

インタフェース DesignMode 内の isDesignTime

戻り値:

設計時モードの場合は true、そうでない場合は false

setLocale

public void setLocale(Locale newLocale)
               throws PropertyVetoException

この BeanContext のロケールを設定します。

パラメータ:

newLocale - 新規ロケール。NewLocale が null の場合、このメソッド呼び出しに効果はない

例外:

PropertyVetoException - 新規ロケールが拒否された場合

getLocale

public Locale getLocale()

この BeanContext のロケールを取得します。

戻り値:

BeanContext の現在の Locale

needsGui

public boolean needsGui()

通常、このメソッドは実装側が GUI を必要としているかどうかを判断するために、環境から呼び出されます。

ここで使われているアルゴリズムは、BeanContextPeer およびその現在の子が Containers と Components のどちらであるか、または、Visibility を実装している場合は needsGui() == true を返すかどうかを判断するためにテストします。

定義:

インタフェース Visibility 内の needsGui

戻り値:

実装側が GUI を必要とする場合は true

dontUseGui

public void dontUseGui()

このインスタンスに GUI を描画できないことを通知します。

定義:

インタフェース Visibility 内の dontUseGui

okToUseGui

public void okToUseGui()

このインスタンスに GUI を描画できることを通知します。

定義:

インタフェース Visibility 内の okToUseGui

avoidingGui

public boolean avoidingGui()

BeanContext の子が GUI の使用を避けるかどうか判断するのに使用されます。

定義:

インタフェース Visibility 内の avoidingGui

戻り値:

このインスタンスが GUI の使用を避けるかどうか

関連項目:

Visibility

isSerializing

public boolean isSerializing()

この BeanContext は直列化の処理中か

戻り値:

この BeanContext が現在直列化されている場合

bcsChildren

protected Iterator bcsChildren()

この BeanContext の子すべての反復子を返します。

戻り値:

現在のすべての BCSChild 値の反復子

bcsPreSerializationHook

protected void bcsPreSerializationHook(ObjectOutputStream oos)
                                throws IOException

defaultWriteObject() のあと、子を直列化する前の writeObject によって呼び出されます。 スーパークラスが子を直列化する前の状態をカスタム直列化するサブクラスを使って、このメソッドをオーバーライドできます。 しかし、このメソッドは、writeObject() (存在する場合) の独自の実装を置換するサブクラスで使用することはできません。

例外:

IOException

bcsPreDeserializationHook

protected void bcsPreDeserializationHook(ObjectInputStream ois)
                                  throws IOException,
                                         ClassNotFoundException

defaultWriteObject() のあと、子を直列化する前の readObject によって呼び出されます。 スーパークラスが子を直列化する前の状態をカスタム直列化復元するサブクラスを使って、このメソッドをオーバーライドできます。 しかし、このメソッドは、readObject() (存在する場合) 独自の実装を置換するために、サブクラスで使用することはできません。

例外:

IOException

ClassNotFoundException

childDeserializedHook

protected void childDeserializedHook(Object child,
                                     BeanContextSupport.BCSChild bcsc)

新しく直列化復元された子および BCSChild を使って readObject によって呼び出されます。

パラメータ:

child - 新たに直列化復元された子

bcsc - 新たに直列化復元された BCSChild

serialize

protected final void serialize(ObjectOutputStream oos,
                               Collection coll)
                        throws IOException

コレクションを直列化するために writeObject によって使用されます。

パラメータ:

oos - 直列化中に使用する ObjectOutputStream

coll - 直列化する Collection

例外:

IOException - 直列化に失敗した場合

deserialize

protected final void deserialize(ObjectInputStream ois,
                                 Collection coll)
                          throws IOException,
                                 ClassNotFoundException

コレクションを直列化復元するために readObject によって使用されます。

パラメータ:

ois - 使用する ObjectInputStream

coll - コレクション

例外:

IOException

ClassNotFoundException

writeChildren

public final void writeChildren(ObjectOutputStream oos)
                         throws IOException

この BeanContext の子すべてを直列化するのに使用されます。

パラメータ:

oos - 直列化中に使用する ObjectOutputStream

例外:

IOException - 直列化に失敗した場合

readChildren

public final void readChildren(ObjectInputStream ois)
                        throws IOException,
                               ClassNotFoundException

このクラスのインスタンスが BeanContext プロトコル (およびそのサブプロトコル) の実装の委譲として使用されるときには、直列化復元の際に「鶏が先か、卵が先か」の問題が起こります。

例外:

IOException

ClassNotFoundException

vetoableChange

public void vetoableChange(PropertyChangeEvent pce)
                    throws PropertyVetoException

サブクラスは、子の拒否プロパティの変更を監視するために包括することがあります。

定義:

インタフェース VetoableChangeListener 内の vetoableChange

パラメータ:

pce - イベントソースおよび変更したプロパティを記述する PropertyChangeEvent オブジェクト

例外:

PropertyVetoException - 受け取り側でプロパティ変更のロールバックを指定している場合

propertyChange

public void propertyChange(PropertyChangeEvent pce)

サブクラスは、子のプロパティの変更を監視するために包括することがあります。

定義:

インタフェース PropertyChangeListener 内の propertyChange

パラメータ:

pce - イベントソースおよび変更したプロパティを記述する PropertyChangeEvent オブジェクト

validatePendingAdd

protected boolean validatePendingAdd(Object targetChild)

このクラスのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドまたは包括して、BeanContext に追加される直前に、BeanContext が子オブジェクトを調べるための検証動作を追加できます。

戻り値:

子がこの BeanContext に追加された場合は true、そうでない場合は false

validatePendingRemove

protected boolean validatePendingRemove(Object targetChild)

このクラスのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドまたは包括して、BeanContext から削除される直前に、BeanContext が子オブジェクトを調べるための検証動作を追加できます。

戻り値:

子がこの BeanContext から削除される場合は true、そうでない場合は false

childJustAddedHook

protected void childJustAddedHook(Object child,
                                  BeanContextSupport.BCSChild bcsc)

サブクラスはこのメソッドをオーバーライドして、子が追加されて、イベント通知が発生する前に、簡単に add() セマンティクスを拡張できます。このメソッドは同期化されている子を使って呼び出されます。

childJustRemovedHook

protected void childJustRemovedHook(Object child,
                                    BeanContextSupport.BCSChild bcsc)

サブクラスはこのメソッドをオーバーライドして、子が削除されて、イベント通知が発生する前に、簡単に remove() セマンティクスを拡張できます。このメソッドは同期化された子を使って呼び出されます。

getChildVisibility

protected static final Visibility getChildVisibility(Object child)

指定された子に関連した Component (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された子に関連した Component (存在する場合)

getChildSerializable

protected static final Serializable getChildSerializable(Object child)

指定された Child に関連した Serializable (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された Child に関連した Serializable (存在する場合)

getChildPropertyChangeListener

protected static final PropertyChangeListener getChildPropertyChangeListener(Object child)

指定された子の PropertyChangeListener (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された子の PropertyChangeListener (存在する場合)

getChildVetoableChangeListener

protected static final VetoableChangeListener getChildVetoableChangeListener(Object child)

指定された子の VetoableChangeListener (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された子の VetoableChangeListener (存在する場合)

getChildBeanContextMembershipListener

protected static final BeanContextMembershipListener getChildBeanContextMembershipListener(Object child)

指定された子の BeanContextMembershipListener (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された子の BeanContextMembershipListener (存在する場合)

getChildBeanContextChild

protected static final BeanContextChild getChildBeanContextChild(Object child)

指定された子の BeanContextChild (存在する場合) を取得します。

パラメータ:

child - 指定された子

戻り値:

指定された子の BeanContextChild (存在する場合)

例外:

IllegalArgumentException - 子が BeanContextChild および BeanContextProxy の両方を実装している場合

fireChildrenAdded

protected final void fireChildrenAdded(BeanContextMembershipEvent bcme)

BeanContextMembershipListener インタフェースの BeanContextshipEvent をトリガします。

fireChildrenRemoved

protected final void fireChildrenRemoved(BeanContextMembershipEvent bcme)

BeanContextMembershipListener インタフェースの BeanContextshipEvent をトリガします。

initialize

protected void initialize()

BeanContextSupport インスタンスの一時的な状態を初期化するために、コンストラクタおよび readObject から呼び出される protected メソッドです。 このクラスでは、このメソッドを使って、子の PropertyChange および VetoableChange イベントを監視する内部クラスリスナーを初期化します。 サブクラスは、このメソッドを包括することで独自の初期動作を追加できます。

copyChildren

protected final Object[] copyChildren()

この BeanContext の子のコピーを取得します。

戻り値:

現在の入れ子になった子のコピー

classEquals

protected static final boolean classEquals(Class first,
                                           Class second)

2 つのクラスオブジェクトまたはそれらの名前が同じかどうかを判定します。

パラメータ:

first - 最初のオブジェクト

second - 2 番目のオブジェクト

戻り値:

同じ場合は true、そうでない場合は false