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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--java.awt.geom.RectangularShape | +--java.awt.geom.Rectangle2D
Rectangle2D
クラスは、位置 (x, y) およびサイズ (w x h) で定義される矩形を記述します。
このクラスは、2D 矩形を格納するすべてのオブジェクトの抽象スーパークラスであり、座標の実際の記憶式表現は、サブクラスに委ねられます。
入れ子クラスの概要 | |
static class |
Rectangle2D.Double
Double クラスは、double 座標で指定される矩形を定義します。 |
static class |
Rectangle2D.Float
Float クラスは、float 座標で指定される矩形を定義します。 |
フィールドの概要 | |
static int |
OUT_BOTTOM
点がこの Rectangle2D の下にあることを示すビットマスクです。 |
static int |
OUT_LEFT
点がこの Rectangle2D の左にあることを示すビットマスクです。 |
static int |
OUT_RIGHT
点がこの Rectangle2D の右にあることを示すビットマスクです。 |
static int |
OUT_TOP
点がこの Rectangle2D の上にあることを示すビットマスクです。 |
コンストラクタの概要 | |
protected |
Rectangle2D()
これは、インスタンスを直接には生成できない抽象クラスです。 |
メソッドの概要 | |
void |
add(double newx,
double newy)
倍精度の newx 引数および newy 引数で指定された点をこの Rectangle2D に追加します。 |
void |
add(Point2D pt)
この Rectangle2D に Point2D オブジェクトの pt を追加します。 |
void |
add(Rectangle2D r)
この Rectangle2D に Rectangle2D オブジェクトを追加します。 |
boolean |
contains(double x,
double y)
指定された座標が、この Rectangle2D の境界内にあるかどうかを判定します。 |
boolean |
contains(double x,
double y,
double w,
double h)
この Rectangle2D の内部が、指定された矩形座標セットを完全に内包するかどうかを判定します。 |
abstract Rectangle2D |
createIntersection(Rectangle2D r)
この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の共通部分を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。 |
abstract Rectangle2D |
createUnion(Rectangle2D r)
この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の和集合を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。 |
boolean |
equals(Object obj)
指定された Object がこの Rectangle2D と等しいかどうかを判定します。 |
Rectangle2D |
getBounds2D()
この Rectangle2D の高精度バウンディングボックスを返します。 |
PathIterator |
getPathIterator(AffineTransform at)
この Rectangle2D の境界を定義する繰り返しオブジェクトを返します。 |
PathIterator |
getPathIterator(AffineTransform at,
double flatness)
平坦化された Rectangle2D の境界を定義する繰り返しオブジェクトを返します。 |
int |
hashCode()
この Rectangle2D のハッシュコードを返します。 |
static void |
intersect(Rectangle2D src1,
Rectangle2D src2,
Rectangle2D dest)
指定された元の Rectangle2D オブジェクトのペアの共通部分をとり、その結果を指定された転送先 Rectangle2D オブジェクトに格納します。 |
boolean |
intersects(double x,
double y,
double w,
double h)
この Rectangle2D の内部が、指定された矩形座標セットの内部と交差するかどうかを判定します。 |
boolean |
intersectsLine(double x1,
double y1,
double x2,
double y2)
指定されたラインセグメントが、この Rectangle2D の内部と交差するかどうかを判定します。 |
boolean |
intersectsLine(Line2D l)
指定されたラインセグメントが、この Rectangle2D の内部と交差するかどうかを判定します。 |
abstract int |
outcode(double x,
double y)
この Rectangle2D を基準に、指定された座標のある場所を判定します。 |
int |
outcode(Point2D p)
この Rectangle2D を基準に、指定された Point2D のある場所を判定します。 |
void |
setFrame(double x,
double y,
double w,
double h)
この Rectangle2D の外部境界の位置およびサイズを、指定された矩形値に設定します。 |
abstract void |
setRect(double x,
double y,
double w,
double h)
この Rectangle2D の位置およびサイズを、指定された double 型の値に設定します。 |
void |
setRect(Rectangle2D r)
この Rectangle2D を、指定された Rectangle2D と同じになるように設定します。 |
static void |
union(Rectangle2D src1,
Rectangle2D src2,
Rectangle2D dest)
元の Rectangle2D オブジェクトのペアを結合し、その結果を指定された転送先 Rectangle2D オブジェクトに格納します。 |
クラス java.awt.geom.RectangularShape から継承したメソッド |
clone, contains, contains, getBounds, getCenterX, getCenterY, getFrame, getHeight, getMaxX, getMaxY, getMinX, getMinY, getWidth, getX, getY, intersects, isEmpty, setFrame, setFrame, setFrameFromCenter, setFrameFromCenter, setFrameFromDiagonal, setFrameFromDiagonal |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
finalize, getClass, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait |
フィールドの詳細 |
public static final int OUT_LEFT
Rectangle2D
の左にあることを示すビットマスクです。
public static final int OUT_TOP
Rectangle2D
の上にあることを示すビットマスクです。
public static final int OUT_RIGHT
Rectangle2D
の右にあることを示すビットマスクです。
public static final int OUT_BOTTOM
Rectangle2D
の下にあることを示すビットマスクです。
コンストラクタの詳細 |
protected Rectangle2D()
Rectangle2D.Float
,
Rectangle2D.Double
,
Rectangle
メソッドの詳細 |
public abstract void setRect(double x, double y, double w, double h)
Rectangle2D
の位置およびサイズを、指定された double 型の値に設定します。
w
- この Rectangle2D
の幅を表す値h
- この Rectangle2D
の高さを表す値public void setRect(Rectangle2D r)
Rectangle2D
を、指定された Rectangle2D
と同じになるように設定します。
r
- 指定された Rectangle2D
public boolean intersectsLine(double x1, double y1, double x2, double y2)
Rectangle2D
の内部と交差するかどうかを判定します。
Rectangle2D
の内部と交差する場合は true
、そうでない場合は false
public boolean intersectsLine(Line2D l)
Rectangle2D
の内部と交差するかどうかを判定します。
l
- この Rectangle2D
の内部と交差するかどうかを判定する Line2D
Line2D
がこの Rectangle2D
の内部と交差する場合は true
、そうでない場合は false
public abstract int outcode(double x, double y)
Rectangle2D
を基準に、指定された座標のある場所を判定します。このメソッドは、この Rectangle2D
の各辺について、指定された座標がこの Rectangle2D
のほかの辺と同じサイドにあるかどうかを示す適切なマスク値の 2 項論理和を計算します。
OUT_LEFT
,
OUT_TOP
,
OUT_RIGHT
,
OUT_BOTTOM
public int outcode(Point2D p)
Rectangle2D
を基準に、指定された Point2D
のある場所を判定します。このメソッドは、この Rectangle2D
の各辺について、指定された Point2D
点がこの Rectangle2D
のほかの辺と同じサイドにあるかどうかを示す適切なマスク値の 2 項論理和を計算します。
p
- 指定された Point2D
OUT_LEFT
,
OUT_TOP
,
OUT_RIGHT
,
OUT_BOTTOM
public void setFrame(double x, double y, double w, double h)
Rectangle2D
の外部境界の位置およびサイズを、指定された矩形値に設定します。
RectangularShape
内の setFrame
w
- この Rectangle2D
の外部境界の幅を表す値h
- この Rectangle2D
の外部境界の高さを表す値RectangularShape.getFrame()
public Rectangle2D getBounds2D()
Rectangle2D
の高精度バウンディングボックスを返します。
Rectangle2D
のバウンディングボックスShape.getBounds()
public boolean contains(double x, double y)
Rectangle2D
の境界内にあるかどうかを判定します。
Rectangle2D
の境界内にある場合は true
、そうでない場合は false
public boolean intersects(double x, double y, double w, double h)
Rectangle2D
の内部が、指定された矩形座標セットの内部と交差するかどうかを判定します。
w
- 指定された矩形座標セットの幅h
- 指定された矩形座標セットの高さ
Rectangle2D
が指定された矩形座標セットの内部と交差する場合は true
、そうでない場合は false
Area
public boolean contains(double x, double y, double w, double h)
Rectangle2D
の内部が、指定された矩形座標セットを完全に内包するかどうかを判定します。
w
- 指定された矩形座標セットの幅h
- 指定された矩形座標セットの高さ
Rectangle2D
が指定された矩形座標セットを完全に内包する場合は true
、そうでない場合は false
Area
,
Shape.intersects(double, double, double, double)
public abstract Rectangle2D createIntersection(Rectangle2D r)
Rectangle2D
と指定された Rectangle2D
の共通部分を表す新しい Rectangle2D
オブジェクトを返します。
r
- この Rectangle2D
と交差する Rectangle2D
Rectangle2D
とこの Rectangle2D
の両方に含まれる最大の Rectangle2D
public static void intersect(Rectangle2D src1, Rectangle2D src2, Rectangle2D dest)
Rectangle2D
オブジェクトのペアの共通部分をとり、その結果を指定された転送先 Rectangle2D
オブジェクトに格納します。元の矩形の 1 つを転送先にして、3 番目の Rectangle2D オブジェクトを作成しないようにすることもできますが、その場合、元の矩形の元の点はこのメソッドで上書きされます。
src1
- 交差させる最初の Rectangle2D
オブジェクトのペアsrc2
- 交差させる 2 番目の Rectangle2D
オブジェクトのペアdest
- src1
と src2
の共通部分を保持する Rectangle2D
public abstract Rectangle2D createUnion(Rectangle2D r)
Rectangle2D
と指定された Rectangle2D
の和集合を表す新しい Rectangle2D
オブジェクトを返します。
r
- この Rectangle2D
と結合される Rectangle2D
Rectangle2D
とこの Rectangle2D
の両方を含む最小の Rectangle2D
public static void union(Rectangle2D src1, Rectangle2D src2, Rectangle2D dest)
Rectangle2D
オブジェクトのペアを結合し、その結果を指定された転送先 Rectangle2D
オブジェクトに格納します。元の矩形の 1 つを転送先にして、3 番目の Rectangle2D オブジェクトを作成しないようにすることもできますが、その場合、元の矩形の元の点はこのメソッドで上書きされます。
src1
- 結合される最初の Rectangle2D
オブジェクトのペアsrc2
- 結合される 2 番目の Rectangle2D
オブジェクトのペアdest
- src1
と src2
の和集合の結果を保持する Rectangle2D
public void add(double newx, double newy)
newx
引数および newy
引数で指定された点をこの Rectangle2D
に追加します。その Rectangle2D
は、元の Rectangle2D
と指定された点の両方を含む最小の Rectangle2D
となります。
点を追加したあと、追加された点を引数とする contains
の呼び出しは、必ずしも true
を返しません。contains
メソッドは、矩形の右端または下端にある点については true
を返しません。そのため、追加された点が拡大された矩形の左端または下端にある場合、contains
はその点について false
を返します。
public void add(Point2D pt)
Rectangle2D
に Point2D
オブジェクトの pt
を追加します。その Rectangle2D
は、元の Rectangle2D
と指定された Point2D
の両方を含む最小の Rectangle2D
になります。
点を追加したあと、追加された点を引数とする contains
の呼び出しは、必ずしも true
を返しません。contains
メソッドは、矩形の右端または下端にある点については true
を返しません。そのため、追加された点が拡大された矩形の左端または下端にある場合、contains
はその点について false
を返します。
pt
- この Rectangle2D
に追加する新しい Point2D
public void add(Rectangle2D r)
Rectangle2D
に Rectangle2D
オブジェクトを追加します。その結果の Rectangle2D
は、2 つの Rectangle2D
オブジェクトの和集合となります。
r
- この Rectangle2D
に追加する Rectangle2D
public PathIterator getPathIterator(AffineTransform at)
Rectangle2D
の境界を定義する繰り返しオブジェクトを返します。このクラスの反復子は、マルチスレッドに対して安全です。つまりこの Rectangle2D
クラスは、この Rectangle2D
オブジェクトのジオメトリに対する変更が、このジオメトリについてすでに進行中の繰り返し処理に影響を与えないことを保証します。
at
- 繰り返し処理で返される座標に適用されるオプションの AffineTransform
。変換されていない座標が必要な場合は null
Rectangle2D
の輪郭のジオメトリを一度に 1 セグメントずつ返す PathIterator
オブジェクトpublic PathIterator getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)
Rectangle2D
の境界を定義する繰り返しオブジェクトを返します。矩形はすでに平坦であるため、flatness
パラメータは無視されます。このクラスの反復子は、マルチスレッドに対して安全です。つまりこの Rectangle2D
クラスは、この Rectangle2D
オブジェクトのジオメトリに対する変更が、このジオメトリについてすでに進行中の繰り返し処理に影響を与えないことを保証します。
Shape
内の getPathIterator
RectangularShape
内の getPathIterator
at
- 繰り返し処理で返される座標に適用されるオプションの AffineTransform
。変換されていない座標が必要な場合は null
flatness
- 曲線セグメントを作成するために使用されるラインセグメントがもとの曲線上の任意の点からもっとも離れる距離。矩形はすでに平坦であるため、flatness
パラメータは無視される
Rectangle2D
の輪郭のジオメトリを一度に 1 セグメントずつ返す PathIterator
オブジェクトpublic int hashCode()
Rectangle2D
のハッシュコードを返します。
Object
内の hashCode
Rectangle2D
のハッシュコードObject.equals(java.lang.Object)
,
Hashtable
public boolean equals(Object obj)
Object
がこの Rectangle2D
と等しいかどうかを判定します。指定された Object
は、Rectangle2D
のインスタンスであり、位置およびサイズがこの Rectangle2D
と同じ場合に、この Rectangle2D
と等しいと見なされます。
Object
内の equals
obj
- この Rectangle2D
と比較する Object
obj
が Rectangle2D
のインスタンスであり、両者が同じ値を持つ場合は true
、そうでない場合は false
Object.hashCode()
,
Hashtable
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
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