JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

java.awt
クラス Point

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.geom.Point2D
        |
        +--java.awt.Point
すべての実装インタフェース:
Cloneable, Serializable

public class Point
extends Point2D
implements Serializable

整数精度で指定される、(x, y) 座標空間での位置を表す点です。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
直列化された形式

入れ子クラスの概要
 
クラス java.awt.geom.Point2D から継承した入れ子クラス
Point2D.Double, Point2D.Float
 
フィールドの概要
 int x
          x 座標です。
 int y
          y 座標です。
 
コンストラクタの概要
Point()
          座標空間の原点 (0, 0) に点を構築して初期化します。
Point(int x, int y)
          座標空間の指定された位置 (x、 y) に点を構築して初期化します。
Point(Point p)
          点を構築し、指定された Point と同じ位置に初期化します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          Point2D のインスタンスがこの点と同じかどうかを判定します。
 Point getLocation()
          この点の位置を返します。
 double getX()
          点の X 座標を倍精度で返します。
 double getY()
          点の Y 座標を倍精度で返します。
 void move(int x, int y)
          この点を (x、 y) 座標平面上の指定された位置に移動します。
 void setLocation(double x, double y)
          この点の位置を指定された float 座標に設定します。
 void setLocation(int x, int y)
          この点を指定された位置に変更します。
 void setLocation(Point p)
          この点の位置を、指定された位置に設定します。
 String toString()
          この点および (xy) 座標空間でのこの点の位置を表す文字列を返します。
 void translate(int dx, int dy)
          (xy) の位置にあるこの点を、x 軸に沿って dxy 軸に沿って dy に移動して、点 (x + dx, y + dy) を表すようにします。
 
クラス java.awt.geom.Point2D から継承したメソッド
clone, distance, distance, distance, distanceSq, distanceSq, distanceSq, hashCode, setLocation
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

x

public int x
x 座標です。x 座標が設定されていない場合はデフォルトで 0 になります。

関連項目:
getLocation(), move(int, int)

y

public int y
y 座標です。y 座標が設定されていない場合はデフォルトで 0 になります。

関連項目:
getLocation(), move(int, int)
コンストラクタの詳細

Point

public Point()
座標空間の原点 (0, 0) に点を構築して初期化します。

導入されたバージョン:
JDK1.1

Point

public Point(Point p)
点を構築し、指定された Point と同じ位置に初期化します。

パラメータ:
p - 点
導入されたバージョン:
JDK1.1

Point

public Point(int x,
             int y)
座標空間の指定された位置 (x、 y) に点を構築して初期化します。

パラメータ:
x - x 座標
y - y 座標
メソッドの詳細

getX

public double getX()
点の X 座標を倍精度で返します。

定義:
クラス Point2D 内の getX
戻り値:
倍精度の点の X 座標

getY

public double getY()
点の Y 座標を倍精度で返します。

定義:
クラス Point2D 内の getY
戻り値:
倍精度の点の Y 座標

getLocation

public Point getLocation()
この点の位置を返します。このメソッドは完全性のために用意されているもので、ComponentgetLocation メソッドに対応します。

戻り値:
同じ位置の、この点のコピー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getLocation(), setLocation(java.awt.Point), setLocation(int, int)

setLocation

public void setLocation(Point p)
この点の位置を、指定された位置に設定します。このメソッドは完全性のために用意されているもので、ComponentsetLocation メソッドに対応します。

パラメータ:
p - この点の新しい位置になる点
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.setLocation(java.awt.Point), getLocation()

setLocation

public void setLocation(int x,
                        int y)
この点を指定された位置に変更します。

このメソッドは完全性のために用意されているもので、ComponentsetLocation メソッドに対応します。このメソッドの動作は move(int, int) と同じです。

パラメータ:
x - 新しい位置の x 座標
y - 新しい位置の y 座標
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.setLocation(int, int), getLocation(), move(int, int)

setLocation

public void setLocation(double x,
                        double y)
この点の位置を指定された float 座標に設定します。float の値は整数値に丸められます。Integer.MIN_VALUE より小さい任意の数は MIN_VALUE にリセットされ、Integer.MAX_VALUE より大きい値は MAX_VALUE にリセットされます。

定義:
クラス Point2D 内の setLocation
パラメータ:
x - 新しい位置の x 座標
y - 新しい位置の y 座標
関連項目:
getLocation()

move

public void move(int x,
                 int y)
この点を (x、 y) 座標平面上の指定された位置に移動します。このメソッドは setLocation(int, int) と同じです。

パラメータ:
x - 新しい位置の x 座標
y - 新しい位置の y 座標
関連項目:
Component.setLocation(int, int)

translate

public void translate(int dx,
                      int dy)
(xy) の位置にあるこの点を、x 軸に沿って dxy 軸に沿って dy に移動して、点 (x + dx, y + dy) を表すようにします。

パラメータ:
dx - x 軸に沿ってこの点が移動される距離
dy - y 軸に沿ってこの点が移動される距離

equals

public boolean equals(Object obj)
Point2D のインスタンスがこの点と同じかどうかを判定します。座標空間での位置を表すメンバフィールド x および y の値が同じであれば、Point2D の 2 つのインスタンスは同じです。

オーバーライド:
クラス Point2D 内の equals
パラメータ:
obj - この点と比較されるオブジェクト
戻り値:
比較対象のオブジェクトが Point のインスタンスであり、同じ値を持つ場合は true、そうでない場合は false

toString

public String toString()
この点および (xy) 座標空間でのこの点の位置を表す文字列を返します。このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なります。返される文字列は空の場合がありますが、null にはなりません。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
この点の文字列表現

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