第14回

日記 (2000/12/8)

21世紀はどんな世紀になる?

 私は愛知県に住んでいるので,新聞は「中日新聞」を読んでいます。今日の記事を見て面白そうなものがあったので紹介したいと思います。題して「21世紀の地球。」かな?

 これから紹介するデータは,科学技術庁科学技術政策研究所が大学や官民の研究機関の研究者に対して行った「21世紀中に実現する新技術と生活や社会の変化」に関するアンケート結果であります。l
 

遺伝子技術  小さいほどすばらしいとの意識改革が進み,人類は小型化。食糧・人口問題が解決。
脳科学  脳への直接情報を記憶させたり,忘れさせたりすることができる。
医療変革  すべての病気が治療可能。平均寿命が大幅に伸びる。臓器などの再生治療が一般化。
食糧問題  遺伝子組み換え動植物の安全性が確立し,食糧問題が解決。
循環型社会  バイオマス(生物資源)を原料,エネルギーとする社会が到来する。
エネルギー  ビルの外壁,窓がすべて太陽電池に。太陽光発電が全エネルギー供給の大半を占める。
生活圏の変化  月,火星,宇宙ステーションで生活する人が相当規模に。工業生産は地下。地表は食糧生産,生活の場となる。
「負の遺産」処理  不毛の地を緑化できる植物が実現。地雷を分解するバクテリアが開発される。
コミュニケーション  脳の活動を変換・伝送できる技術で音声言語によらない直接通信ができ,動物とも意思疎通。人間とロボットの共生が始まる。
政治  コンピュータが最大多数の最大幸福を計算。政策に適用される。
交通と旅行  宇宙旅行が一般化。月や火星へのツアー募集が日常的に。
安全  台風,地震,竜巻など天災を防ぐことができる。犯罪行動と脳機能の関連性が解明され,犯罪がほとんどなくなる。

2000/12/8付けの中日新聞から引用。 

まるで,ドラえもんの世界のように感じるのは僕だけでしょうか。しかし,100年前の世の中を想像してみると,まだ日本も電気が各家庭に普及していなかったでしょうし,携帯電話どころか普通の電話さえままならなかったころでしょう。今こうしてインターネットをして世界中の情報を即座に見られるようになりました。100年後には世界中どころか全宇宙の情報が即座に見れるようになるのでしょうかね。
 


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