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表示
AnHTTPDが起動中,どのような形態でアプリケーションを実行するかを決める。
「インジケータ」にチェックを入れると,AnHTTPDが通信しているとき”雷マーク”が出るなど反応を示すようになる。
「ホットキー」とは,設定したキーを入力するとAnHTTPDのウインドウがいつでも登場する。なお,設定時には実際にキー入力して設定する。
「言語」はメニューや応答メッセージなどの言語を選択する。
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インデックス
「一般」タブのデフォルトインデックスが見つからないとき,そのディレクトリのファイル一覧を表示するかどうかを設定する。この設定を謝ると,意図しないディレクトリのファイル名がわかってしまうので要注意である。
まず,いずれかのディレクトリのファイル一覧を表示させたいときは「インデックスリスト」にチェックを入れる。その必要がない場合はチェックを入れない。チェックを入れなかった場合これ以降の設定の必要はない。
「認証付きディレクトリのみ」にチェックがあると,インデックスリストを表示するディレクトリを後ほど説明する”基本認証する領域”に限って許可する。
「.www_browsableがあるディレクトリのみ」にチェックがあると,.www_browsableというファイルが存在するディレクトリのみにインデックスリストを許可する。
「ソートする」にチェックがあると,ファイルを並び替える。ファイル名でソートするのかファイルの更新時間でソートするのかを選択。「逆順ソート」にチェックがあると逆順に並び変わる。
「タイトル」は,インデックスリストを表示するとき,一番上に大きな文字で表示されるもの。「%s」は実際にインデックスリストが表示されるときにはカレントディレクトリ名が入る。その右側にあるデフォルトで「親ディレクトリ」と入力されているテキストエリアには,一つ上のディレクトリに移動するためのリンクの文字を何にするか指定する。
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メッセージ
「サーバ名/バージョンを・・・」にチェックを入れると,インデックスリストやエラーメッセージの中に「AnHTTPD
***」と表示される。チェックを外すと表示されない。
各種エラーメッセージを自分で作成したものに変更できる。変更するときは変更したいメッセージにチェックを入れ,そこまでのパスを入力する。なお,各種メッセージの意味は次の通りである。
・HTTP Error 401
「認証に失敗」・・・基本認証が必要なページで,基本認証をサポートしていないブラウザからのアクセス・ユーザ名とパスワードが一致しない・使用したユーザ名にアクセス権が与えられていない などの理由で認証に失敗した場合に表示されるエラーメッセージ。
・HTTP Error 403
「ディレクトリを参照する権利が与えられていない」・・・デフォルトインデックスで設定したファイルもなく,(2)で設定したインデックスリスト以外の場所のディレクトリを参照しようとしてエラーが発生した。
・HTTP Error 404 「ファイルが見つからない」・・・リクエストしたファイルが見つからないときにこのエラーが発生する。ファイル名を間違えて入力した・ホームページ内のリンクが切れているなどの理由が考えられる。
・HTTP Error 500 「サーバ内部でエラーが発生」・・・すごく深刻なエラーのようにも見受けられるが,ほとんどはCGIスクリプトの構文エラーである。
実際にはこのほかにも多数のエラーメッセージが存在するがAnHTTPDではこの4種類について自分で変更することが出来る。(これ以外のエラーが発生することは滅多に無い)詳しいHTTP応答コードについては他のサイトを参考にしていただきたい。
「HTTP
応答コード一覧」
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スタートアップ
「ホスト名/アドレスを取得」にチェックが入っていると,AnHTTPDが起動したときに自分のIPアドレスとDNS名を取得しようとする。お使いのPCの環境によってはダイヤルアップ接続が開始される。ダイヤルアップ接続をさけたいときはこのチェックをはずす。
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CGI/SSIパラメータ
「SERVER_CONFIG」にチェックがついていると,CGI/SSI で SERVER_CONFIG
という環境変数が使えるようになる。この環境変数には,AN HTTPDを起動するときの引数(設定名)が入る。引数を指定していない場合,SERVER_CONFIG には「default」という文字列が入る。
「Pragma: no-chache」にチェックがついていると,CGI 出力において Pragma: no-cacheを
出力する。これによってブラウザが CGI
出力をキャッシュしないように期待することができる。ただし,すべてのブラウザが実際に期待した通りに動作するわけではない。
「Last-Modified」にチェックがついているとCGI/SSI において Last-Modified
ヘッダとして現在時刻を出力する。これによって,CGI/SSI
についても最終変更時刻を取得できるようになる。