ザ・ケイズページ
TOP > ネットワーク構成の基本 > フレッツスクエアとのダブル接続

最終更新日 : Saturday, 06-May-2006 00:13:34 JST

フレッツスクエアとのダブル接続

前提として,先ほど述べた方法で設定を行っているモノとします。

BA8000proは,マルチ(2つ)セッション接続に対応しているので,フレッツスクエアとインターネットの同時接続が可能です。その方法をご紹介します。

  1. ルータの設定画面より,「接続設定」→「新規アカウント」を選択します。
  2. 接続方法から「PPPoE接続」を選択し,「次へ」を押します。
  3. 接続情報を入力します。
    アカウント名 flets(任意)
    PPPoEユーザ名 (NTT東日本)guest@flets
    (NTT西日本)flets@flets
    PPPoEパスワード (NTT東日本)guest
    (NTT西日本)flets
    PPPoEパスワード再入力 (同上)
    PPPoEサービス名 (空白)
    PPP認証方式 接続相手にあわせる
    WAN側IPアドレス設定方法 自動取得
    固定WAN側IPアドレス (空白)
    DNSサーバアドレス設定方法 自動取得
    プライマリDNSサーバアドレス (空白)
    セカンダリDNSサーバアドレス (空白)
    MSSサイズ 1412
  4. 「保存」を押します。

  5. ルータの設定画面より,「接続設定」→「アカウントの管理」を選択します。

  6. インターネットに接続するためのPPPoEアカウントを「プライマリ」に,フレッツスクエアに接続するためのPPPoEアカウントを「セカンダリ」に設定します。

  7. それぞれのアカウントの接続時間は,「常時」をおすすめしますが,適宜設定してください。

  8. 「設定」ボタンを押すとルータを再起動します。

  9. これから先はルーティングの設定です。
    ルータの設定画面より,「ルータ設定」→「DNSルーティング」を選択します。

  10. 「DNSルートの追加」を押します。

  11. 次の情報を入力します。

    DNSルートID 32
    送信元アドレス *
    クエリタイプ すべて(ptr以外)
    DNSクエリ .flets(ドット+flets)
    インターフェイス flets
    DNSサーバアドレス 0.0.0.0
  12. 「設定」を押します

  13. これから先はポリシールーティングの設定です。
    ルータの設定画面より,「ルータ設定」→「ポリシールーティング」を選択します。

  14. 「ポリシールートの追加」を押します。

  15. 次の情報を入力します。

    ポリシールートID 32
    プロトコル *(すべて)
    宛先 DNSルートID
    宛先IPアドレスまたはDNSルートID 32
    送信先ポート *
    送信元IPアドレス *
    送信元ポート *
    ゲートウェイ 0.0.0.0
    インターフェイス flets
  16. 「設定」を押します。

  17. 「ポリシールートの追加」を押します。

  18. 次の情報を入力します。

    ポリシールートID 31
    プロトコル *(すべて)
    宛先 アドレス
    宛先IPアドレスまたはDNSルートID 10.60.0.0/16
    送信先ポート
    送信元IPアドレス *
    送信元ポート
    ゲートウェイ 0.0.0.0
    インターフェイス flets
  19.  ルータを再起動して完了です。


(c) 2000-2005 Kei All Rights Reserved.