2016.01.22 20:40
久々にF610が出品されたので手に入れてしまいました。
フジの縦型カメラ最終機であるこのF610は、当時既にデザイン的に衰退したモデルであり、機能が豊富ながらも販売台数は伸び悩み、殆んど巷では見掛けぬ希少なモデルになってしまった悲運なカメラでした。
サブディスプレイとその操作ボタンを独立して装備した操作性は、フジの歴代カメラの中でも秀逸であったにもかかわらず、コンデジとしては複雑なその操作性が敬遠され、完全に失敗に終わったカメラでした。
ですが、多彩な撮影を求めるユーザーにとっては同じフジのネオ一眼のサブ機として、またデジタル一眼レフのサブ機としても扱えるその操作性は、「よくできたカメラだった」と言い切れる内容のものだったと思います。(当方の主観が強いですけどね)
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