2014.10.31 追記
こちらの記事はWindows Essentials Codec Packをインストールした場合に強制的にインストールされてしまうのを避ける方法を記しています。
誤ってSaveSenseをインストールしてしまった際の削除方法は、以下の記事で記してありますのでそちらを参考にして下さい。
nw9440のWindows7がどうも気に入らなかったので再インストールしました。
その際に改めてWindows Essentials Codec Packをインストール。
アドウェアであるSaveSenseの強制インストールの回避方法を模索しましたので、その結果をこちらに残したいと思います。
結果から話しますとオンラインインストールされるわけですから、簡単な話、LANケーブルを外すかデバイスマネージャで有線LANを無効にして、無線LANを切ってしまえば良いだけのことであります。
但し、最近のバージョンですとオンラインインストールになっており、インストールプログラムが起ち上がるだけでコーデック自体はダウンロードされてインストールされますから新しいバージョンではこの方法は通用しません。
過去のバージョンでVer.3.40からオンラインインストールに変更されましたからそれ以前のバージョンが必要となります。
当方は何かしらの為に古いバージョンのインストーラーやプログラムも残してありますから、今回の対応が可能となりました。
そのインストール方法ですが、当方が所持するアーカイブ版はVer.3.20ですから、それを使ってインストールを始めます。
LANケーブルと無線LANを切ってWindows Essentials Codec Pack Ver3.20をインストールします。
インストールするプログラムとコーデックを選ぶダイアログが表示されますから、Media Player Classicのチェックだけを外してコーデックすべてをインストールします。
当方ではメディア再生に楽ViewVMという超軽量のプレーヤーを使用していますからMedia Player Classicは必要ありません。
ソフトとコーデックのインストールが終わるとDirectXのインストールを促されますが、必要ないのでキャンセルでインストーラーを閉じます。
引き続き、コーデックの自動バージョンアップが起ち上がり、最新版のダウンロードを開始しますが、ネットに繋がっていないので自動でキャンセルされて自動アップデートが勝手に終了します。
ここでネットが繋がっていると勝手にSaveSenceのインストーラーをダウンロードして起ち上がり、どのようにしても強制的にインストールされてしまいます。
まぁ、この時点で強制終了してしまえば良いのでしょうけど、この手のプログラムはインストーラーが起ち上がった時点で既にレジストリなんかも弄られてしまっていると思いますので、インストーラー自体を起ち上がらせない方が得策だと思います。
ネットに繋がっていないことで勝手にダウンロードされませんから、余計なもののインストールを回避できます。
インストールが終了したところで有線LANと無線LANを元に戻し、手動でコーデックのバージョンアップをします。
スタートメニューの中にあるEssentials Codec PackにMedia Codec Update Serviceとあるのでそれをクリックしてアップデートプログラムを起ち上げます。
バージョンアップしたい項目をクリックして選択し、右下にあるCheck for Updatesをクリックすれば勝手に最新の差分ファイルをチェックしてインストールされます。
これを何回も繰り返して必要なコーデックをアップデートします。
少々面倒ではありますが、これでコーデックだけをクリーンな状態でインストールできますので、コーデックが必要な方は試してみるとよいでしょう。
尚、古いバージョンのWindows Essentials Codec Packのダウンロードができなくなっています。
上記の方法でコーデックをインストールしたいと考えている方の為に二次配布が可能か調べたのちに可能でしたらファイル置き場にアップロードしたいと思います。