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Windows10 Anniversary アップデート

2017.03.04 20:51

大幅にアップデートされるってぇのと、色々と問題も報告されていたんで見送ってたんですが…

ちょっと試すことがあったんで、Windows10を久々に起動してAnniversaryアップデートを実行してみました。

バージョンアップに豪く時間が掛かって『Windows.old』なんてフォルダーも作られていましたから、完全な別バージョンなんですね。

ですから、今まで使えていたソフトも使えなくなったりしているものが幾つかありました。

当方のメインは暫くWindows7のままで行く予定で、今後の為にWindows10は所有ソフトの動作確認的な用途にしか使っていないんですが、使えなくなったソフトはみな新しいバージョンがリリースされてAnniversaryバージョンに対応されていたんで、特に大きな問題なく動作しています。
続き
で、アップデートして当方的にちょっと嬉しかったのは、mp3の再生に使用している“GSPlayer”が正常に表示されるようなったことですかね。

この再生ソフトはWindowsCE時代のソフトで、その副産物としてWindows98に対応させたメディアプレーヤーなんですが、これが非常にコンパクトで作業をしながら音楽を聴くのにもってこいなんですよ。

軽量コンパクトながらIDタグ表示やイコライザー機能、プリ出力。 勿論シャッフルやリピート再生、プログラム再生などと多彩で、GUIの透過なんかもできちゃったりします。

しかもインストールするタイプではなく単独で動作するタイプなんで、他のOSとの互換性が高いってもの利点で、当方が使用してきた歴代のOSにはみな導入して使用していました。

ファイル 645-1.jpg
Windows7動作時のキャプチャー

キーボードのカーソルキーでチャプターと“GSPlayer”内のボリュームコントロールが一応可能。 操作も表示も簡素なのがまた良いです。

当方、バックグラウンドでmp3を再生するにはこの程度で十分です。

そんなお気に入りな“GSPlayer”ですが、動作的にWindows10でも何ら問題なく動くんですが、一点残念だったのがソフト内のフォントサイズが適正ではなく、殆んど読み取れない状態でした。

ファイル 645-2.jpg
Winsows10初期バージョンでのキャプチャー

こんな感じ。 キャプチャーした画像でなんとか読み取れる状態ですから、デスクトップ上で見た時なんて殆んど読めないです。

それがAnniversaryバージョンでは見直されたようで、読み取れるまでに改善されていました。

ファイル 645-3.jpg
Windows10 Anniversary上でのキャプチャー

彩度も改善されて格段に見やすくなりました。(最小化・最大化・閉じるボタンは相変わらずスマホっぽくて大嫌いですが…)

おおぉ、20年近く前のソフトがまた使える&まだ使えるなんてなんか感動。 しかも互換モード未設定での動作ですからね。

引き続き使用可能となって嬉しいのひとことです。

次に同じくGUIに不具合のあった当方お気に入りのブラウザ“Pale Moon”を確認。

ファイル 645-4.jpg
Windows10初期バージョンでのキャプチャー

プラグインに『Sideber Auto Show』をインストールし、ポインターを左端に移動させてお気に入りを表示させるとメニュー部分に被ってしまうバグがあったのですが、

ファイル 645-5.jpg
Windows10 Anniversary上でのキャプチャー

ソフトウェアのフォント表示修正だけではなくGUIそのものが大きく修正されたようで、正常に表示されるようになっていました。

なんかすっきりした感じ。

Anniversaryアップデートは大幅なメジャーアップデートであった為に使用しているソフトのバージョンアップが必須なものもありますが、OS自体に改善された部分が多くありますから、インストールしたソフトを労力を使って改善させる甲斐はあるように思います。

Windows10動作お試し用に使用しているノートパソコンは、Pavilion dv6500SEとCore2世代のかなり古いモデルになります。

このdv6500はdraft-n対応のIntel 4965AGNの使用が可能なチップセットICH-8Mを載せながらも、コスト削減の為に54Mのみ対応の一世代前Intel 3945ABGが載せられていました。(後継のdv6700は4965AGN搭載)

当方はdraft-nを使いたくて4965AGNへ換装しましたが、何故かデュアルバンドの40MHz(300M)では通信が断続的に途切れてメディアサーバーなどに保存してある動画や音楽が途切れ途切れに再生されてしまい、ドライバーの詳細で20MHzに固定してシングルバンドの144Mで使用していました。

今回、Anniversaryバージョンにアップしたことで通信系を見直した時に試しに40MHzに固定してみたところ、なんと途切れずに40MHzで通信できていました。(mp3を再生しただけなんで確定はできませんが)

ドライバーバージョンを確認するとIntel最終のもののまま。 何故安定したのかは分かりませんが、OS側で色々と改善されているようです。

兎にも角にも旧いPCにインストールすると色々と問題のあるWindows10ではありますが、GUIが修正されて表示がマトモになったことに関しては、素直に喜びたいと思います。

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