先日のマイクロソフトの発表によると Windows10 の稼働台数が3億台を超えたそうです。
まぁ、今は新品でパソコンを買えばもれなく Windows10 が付いてきますから、おのずと増えるのは当たり前な話ですよね。
今回の発表では世界中で稼働しているパソコンの稼働台数が何台あるのか記述されていませんでしたし、スタンドアローンで稼働しているパソコンを加えると OS の使用率としてみればまだまだ少ないのではないかと思います。
実際、Windows10 の普及率がマイクロソフトの想定した数よりも低く、相変わらず WindowsUpdate でごり押しアップデートが重要な更新ファイルに含まれていますし、勝手にアップデートファイルをダウンロードさせたりと、半ば強制的にアップデートさせようと必死な状態ですから、マイクロソフトの焦りが見えているのは確かであります。
当サイトのアクセスログを見ても、ここ1ヵ月の統計では圧倒的に Windows7 が多いですし、続いて Windows10 や Windows8.1,WindowsVista,WindowsXP とほぼ同じアクセス数で横並び状態であります。
無償アップデート期間終了間際には、また違った数値が見れるとは思いますが、劇的に増えるというのはなかなか難しいのではないかと感じています。
因みに当家で数台稼働しているノートパソコンはすべて Windows7 のままでアップデートする予定は無し。 一応、dv6000シリーズの保守用に保管してあったパーツを組み上げて試験運用させ、所有するアプリ関係やドライバーなどの検証を行いましたが、検証を終えた今では毎月の WindowsUpdate を行う程度で殆んど使用していない状態であります。
Vista , 7 , 8 , 8.1 , 10 とこの五つを比べれば明らかに Windows10 が軽く動作しますし、XP 時代の旧ソフトの互換性も高いので決して悪い OS とは思いませんが、兎に角、GUI が扱い難くて操作し難いというのが本音で、軽量化と云っても機能削減で軽くさせている部分も多々ありますから、Vista や 7 から移行したユーザーですと不満が多いことは確かだと思います。
(Vista は無償アップデート対象外ですが、有償で新規インストールしている方も多いことと思いますので敢えて含めています)
一台ぐらいはサポート用に置いておく必要はあると思うのでビジネスモデルで新たに Windows10 機を作ろうとは考えていますが、どうするかは現在思案中であります。
それとブラウザに関してですが、Chrome が XP と Vista のサポートを終了させたせいか、トップの IE11 に続いて Firefox が Chrome を逆転して2位に付けるようになりました。(当サイトのアクセスログを見る限り)
Chrome の代替として XP,Vista をサポートし続けている Chrome の派生版 SRWare Iron に移行するものと思いきや、どうやら Firefox に流れているようですね。
Firefox は Adobe FLASH 関連でエラーを吐き出すことがしばしばありますが、当方の経験値ですと常に最新版にアップデートしておけば大抵のトラブルは避けられますから、FLASH のバナー広告を多用したサイトを踏まなければ、一般的な使用には何ら問題は無いと思います。
むしろセキュリティ関連では Gecko エンジンの方が優れていますから、当方的には良い傾向なんではないかと感じました。