先日購入したPCカードタイプのHDDのドライバーを検証する為に、久々にWindows XPを入れてお蔵入りしてあったCompaq Evo N620cを稼働させました。
N620cはCompaq時代最後のノートパソコンでhpとの合併が決まった時点で既に発売が決まっていたのでhpから異例に販売されたモデルでした。
のちのhpのノートパソコンはCompaqの設計陣が引き継ぐわけですが、hpのビジネスモデルはそのままEvoモデルのデザインを継承した部分が多く、ディスプレイベゼルやキーボードなどCompaq時代のものとそっくりです。
当方が好き好んで使用しているhpのビジネスノートはこのCompaq時代のデザインとIBM時代のThinkPadを足して二で割ったようなもので、初めて手に入れたnc6400は「細かなところでThinkPadに似ているなぁ」というのが最初の印象でした。
さて、今更なぜXPかと申しますと冒頭に記した通りで、PCカードタイプのHDDのドライバーを検証するのが目的でありました。
メルコからリリースされているドライバーがXPで動作させた時に転送レートの向上などが見込めるか確かめるためです。
結果は変わらずでWindows標準ドライバーとハッキリと分かる差はなし。
試しにWindows7でも手動でメルコリリースのドライバーを充ててみましたが、こちらも遅延が解消されることはありませんでした。
ということで、PCカードタイプのHDDの話はこれでお終い。CardBusタイプではないのでデータシートに書かかれるほどの転送レートは期待できないということにのようです。
で、久々にWindows XPを起ち上げましたから、試しにWindowsUpdateを実行。よくは分かりませんが更新ファイルが幾つかありましたので、そちらをインストールしてからちょっと遊んでみることにしました。
先ずはAdobe Readerの変更。Reader 9が入れてありましたのでそちらをアンインストールしてReader XIへバージョンアップ。通常使用に先日記事にしました動作の軽いSmatraPDFもインストールしました。
更にFlash Playerの更新にJAVAのアップデート。ブラウザはIE8+KIKI1.1.11の組み合わせではサポート切れにプラスして各サイトのIE8ぶった切りが進んで対応できない為、Pale Moonをインストールして一応ネットも見れるように対応させておきました。
セキュリティに関しては当然ながらMSEのサポートは既に終了済み。オンラインスキャンでPanda Securityと先日個人情報流出で問題になったF-SECUREがまだXPに対応していますから、そちらで対応させるようにしました。
そうそう、NURO光の導入とPrincetonのNASの導入とでネットワーク系の変更もありましたので、そちらも再設定し直しています。
最近、Vistaを使い始めてからGUIのデザインが秀逸なので、比べてしまうとどうしてもXPのデザインの古さ(クラシックスタイルにしているので更に古く感じる)は否めませんが、「ネットやメール、多少の動画視聴ならこれで十分」と、やはり感じてしまいました。(用途によってこの程度の機能装備で十分なんですよね)
セキュリティホールの問題があるので通常使用することはありませんが、古いOSを偶に弄ると懐かしさも加味して面白可笑しく、またその時代その時代のOSの良さを感じられて楽しくなってきてしまいます。
ThinkPad 560シリーズを破棄せずにWindows 98SEやME、2000など入れたまま保管してあるので、久々に起動させてみようかなぁと思ってしまいました。
えんひろ 2015.11.18(水) 13:28 修正
Windowsシリーズの回顧録のようで楽しそうですね(笑)