今月の WindowsUpdate が14日にリリースされました。
いつもは遅延が発生しているか自分で確かめてからネットで情報を集めるのですが、恒例行事となっていますから今月は先に調べてしまいました。
今回は12日と13日に自動アップデートでアップデートを行っているユーザーには遅延問題が発生せずにすんなりとアップデートが進むようです。
但し、手動アップデートや自動アップデートでもタイミングが合わずに更新プログラムが残っている場合や、前回のアップデートから一定期間のブランクがある場合は遅延問題が発生するようです。
更に今回は Windows10 でも発生しているらしく、48%~49%で更新が止まってしまう事例があるようです。
この事例は以下のサイトで記事になっていますし、記事と同時に対策法が記載されているサイトもありましたので、Windows10 に関してはお手数ですがネット検索で探してみて下さい。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/14/news080.html
さて、今月の『更新の確認』での遅延問題の解決法は、いつもと同じく特定の更新ファイルをスタンドアロンで先にインストールすることで改善されます。
Vista、7、8.1、Server2008、Server2012 と該当するOSを使用するユーザーで『更新の確認』がなかなか終わらない場合は、下記リンクより『KB3185911』をダウンロードインストールしてからWindowsUpdateを行ってみて下さい。
ダウンロード先 KB3185911
それとこれも毎度のことですが、ダウンロードの際は 32bit 版と 64bit 版とがありますのでご注意下さい。 また、スタンドアロンでのインストールはダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行させれば Windows に備わる Wusa.exe (Windows Update Agent API) によって自動でインストールされます。
当方の Windows7 機にて『KB3185911』をインストールしてから『更新の確認』に掛かった時間は5分程度でした。
Vista に関しては現時点で試していませんので確認できていませんが、多分同じく遅延問題が発生していると思われますので、『更新の確認』で時間が掛かる場合は『KB3185911』を先にインストールすることで解消されると思います。
因みに前回まで非表示にしていた『KB3172605』が再度出現させられてしまう件は、今月からされなくなりました。
それと新たに推奨プログラム内に『KB3179573』が追加されましたが、これはお決まりのロールアップのパッチになります。 以前と同様に中身に何が仕込まれているか分からないので、当方はまた非表示にしてインストールしませんでした。 推奨の更新プログラムなのでインストールしなくても問題はないです。
あぁ~、今月もアップデートが面倒臭いですなぁ。
追記
漸く Windows7 の推奨プログラムでインストールさせられていた Windows10 関連のパッチを削除してくれるプログラムがリリースされました。
ファイル名 『KB3184143』
IE のセキュリティパッチに混入していた分も削除してくれるそうなので、WindowsUpdate の推奨されるプログラムからチェックを入れてインストールし、無駄なプログラムを削除して Windows7 をスッキリさせましょう。