以前、遊びで作り上げたdv6500 Vistaインストール機ですが、小音量で音楽などを聴いていると、暫くすると左のスピーカーから音声が発しない不具合がありました。
その状態からある一定の音量まで上げると正常に戻り、そこから小音量にして暫く聴いているとまた音が出なってしまいます。
スピーカーユニットの故障と思いジャンク機から部品を換装してみましたが、症状が変わらなかったことからシステムボードのプリ部かアンプ部の不良と思って直すのを諦めてしまっていました。
hp Pavilion dv6500はRealtek社のチップが載せられていますが、突然思い立ってドライバーの問題ではなかろうかとRealtekのサイトを覗いてみると更新ドライバーがリリースされているのを発見。
ノートパソコンの場合はベンダーからリリースされるドライバーだけというのが一般的ですが、Realtekのサイトを見る限りではデスク用やノート用などの区別は無くOSの区別も無い様子。
現在マイクロソフトでサポートされているVista,7,8.x,10と統合されてリリースされているだけでしたので、試しにダウンロードしてインストールしてみることにしました。
で、これがノート用のチップにも対応されているようで、インストーラーが旧ドライバーを自動でアンインストールして新しいドライバーが充たるようになっており、特に問題無く最新のドライバーを充てることができました。
ただ、音が途切れる不具合は解消されず、やはり他に問題があるようです。
ここでまたふと思い出したのが、音量調整を補っているワンタッチボタンに問題があるのではないかと思い、HP Quick Launch Buttonsを疑って最新バージョンがないかhpのサイトで調べてみることにしました。
がしかし、当方がインストールしたバージョンがhpでリリースされる最終バージョン。他のdv6000シリーズのものも確認してみましたがみな同じバージョンでありました。
と、ここでまたまた思い出したのが、「確かWindowsUpdateでリリースされているはず」。
WindowsUpdateでリリースされるドライバー関係は当方の過去の経験からあまり良い印象がなかったのですが、思い切ってインストールしてみると予想を反して今回の不具合が解消されてしまいました。
小一時間ほど適当にmp3を再生して確認したところ、一度も音が途切れることなく正常に動作。更に30分ほどオンラインのフラッシュゲームで遊んでみても音が途切れることはありませんでした。
最初にインストールしたhpリリースのHP Quick Launch Buttons最終版に不具合があるのか、インストール時にトラブったのか原因は分かりませんが、HP Quick Launch Buttonsが悪さをしていたようです。
WindowsUpdateでリリースされるドライバーでありがたみを感じたのは今回が初めて。偶にはこんなこともあるんですね。
ということで、システムボードには問題はなし。ちょっとひと安心したお話しでした。
えんひろ 2015.12.22(火) 13:50 修正
「WindowsUpdateでリリースされるドライバーでありがたみを感じたのは今回が初めて。偶にはこんなこともあるんですね。」このくだりが笑えました。(^◇^)
はるぼーさんの探究心には何時も感服させられます。d(^_^o)