mp3再生用に使用している当方お気に入りのプレイヤー『GSPlayer2』。 HD Tuneと同じく表示に不具合があります。(Windows10動作情報としては他のユーザーには役に立たない内容ですが、まぁお付き合い下さいませ)
Windows98時代のアプリで元々PDAハンドヘルド用(Windows CE)に作られたプレイヤーでしたが、制作過程の副産物で通常のWindowsで使用できたことから小変更されて公開されたのがWindows98版『GSPlayer2』でした。
非常に軽量且つコンパクトなプレイヤーで簡易再生的な要素が強いながらもプレイリストの作成や簡易エフェクト、またイコライザ機能に加えてプリ出力の調整やバズブーストなどと、オーディオ用CDプレイヤーに近い内容の機能を装備しています。
勿論、1曲リピートや全曲リピート、シャッフル再生も装備され、まんまCDプレイヤーと呼んでよいプレイヤーであります。
このプレイヤーはポータブル版となっている為、レジストリなど一切汚さず、また単独で動作する為、他のOSとの互換性が高くWindows7でも何ら問題無く使用できていました。
で、上図はWindows XPやVista,7などでフォントサイズが正常な状態。きちんとIDタグ情報が読めます。
ところがWindows10ですと…
何故かIDタグの情報文字だけが小さく読みにくくなってしまっています。
これ、アクティブなアプリだけをプリントスクリーンでキャプチャーしていますから、なんとか文字が読める状態ですが、デスクトップの画面上ですと殆んど読み取れないくらいフォントサイズが小さいです。
一応、動作的には正常でNASに収めたmp3の再生が可能ですから、この一点だけ我慢すれば通常使用が可能です。
この『GSPlayer2』は動作が非常に軽く作業しながら音楽を聴くには打って付けのプレイヤー。使いやすくお気に入りのソフトなので、このまま我慢して使うことにしました。
次にこちらも最近使いだしてお気に入りになったブラウザ『Pale Moon』の不具合です。
『Pale Moon』自体は既にWindows10に対応されていますから、デフォルトでの使用には特に不具合無く動作しています。
但し、プラグインの方で対応がされていないものがあるらしく、サイドバーを自動展開する『Sidebar Auto Show』に不具合があります。
マウスポインターを左端に移動させてサイドバーを展開させると、サイドバーのバックグラウンドカラーが上部のエクスプローラーバーに被ってしまいます。
Windows10の個人設定のオプションでタイトルバーのカラーリングを無効にする機能がありますが、そちらをオフに設定すると今度は前回設定してあったカラーリングで色が被ってしまいますから、完全にプラグインの問題なのだと思います。
今後『Pale Moon』をメインで使って行く予定でいますから、早く対応して頂けることを願うばかりです。
さて、ブラウザの話が出たのでWindows10対応のサードパーティ製のブラウザに関してひとつお話しを。
Windows10に使えるブラウザの検証として『Sleipnir2』(検証途中からポータブル版からインストール版に変更)、『Opera@USB』、『Pale Moon』と今回インストールしました。
IE11で使用する限りは何も問題はありませんが、サードパーティ製のブラウザを使用し続けていると異様に物理メモリーが蓄積され続け、最後には仮想メモリーにスワップが始まってブラウザの動作が滅茶苦茶重く遅くなる問題がありました。
通常使用では何ら問題はないのですが、当方が時間潰しに遊んでいるゲームサイトのFLASH PLAYER系のゲームをしているとこの問題にぶつかります。
『Sleipnir2』に関しては、Windows7の時からIE11に対応させただけでその後のサポートが事実上ストップしてしまい、最近のIE11との相性が悪くTridentのレンダリングエンジンを上手く扱えていない様子で、複数タブ(十数個)を開いたりするとクラッシュすることが多くなってきていました。
元々このような状態ですから対応されていないWindows10での動作で不具合が出てしまうのは致し方ないとは思っていましたが、まさかWindows10に対応されている『Opera@USB』や『Pale Moon』で物理メモリーの蓄積の問題が出るとは思ってもみませんでした。
実はこの症状、Windows VistaやWindows7でも発症していまして、どうやらブラウザの問題ではなくOSの問題のような気がします。
その証拠に今月のWindowsUpdateを充てたところ、Vista,7ではこの問題が発生しなくなり、よく遊んでいるゲームがすんなりと動くようになっていました。
今年の春頃からWindows7でのWindowsUpdateの遅延問題やグループポリシーの表示問題、IE11の物理メモリー肥大化やCPUへの高負荷と色々と問題が多発していて、漸く今回のアップデートで対策されたようですから、もしかしたらWindows10にも何らかの問題があるのではないかと考えています。
残念ながら今回のWindows10のアップデートでは対策されておらず、『Opera@USB』と『Pale Moon』での物理メモリーの肥大化は解消されていませんでした。
どちらにしてもソフトを含めWindows10はまだまだ発展途上の段階。これから徐々に解消されて行くはずですから、今後に期待したいと思います。
次回は今回記事にする予定であったWindows10の便利ソフトをお届けする予定でいます。
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