2015.05.08 19:46
今日、国土地理院が衛星からのレーダー解析による地表調査を行った結果、大涌谷周辺100メートル程の範囲で地表が最大6cmほど隆起しているのが観測されたそうです。
東日本大震災以降、箱根周辺で活発な火山活動が起き、一時は終息したようにみえた状況から一変、以前よりも活発化してきているようです。
地面が隆起したとなると地中ではかなりの圧力が掛かっているとみてよいでしょうから、小規模ながらも水蒸気爆発がある可能性が高まったようにみえます。
大涌谷は水蒸気の圧力による岩盤の崩壊を避ける為、谷底に多くの掘削(ボーリング)を行って内部圧力が逃げるように施されていますが、補えないほどの圧力が掛かったとすれば、やはり噴火の可能性は高いのではないかと思われます。
昨今は丹沢周辺を震源とする有感地震の発生や、先日も今までは殆んどみられなかった平塚や相模原を震源とする地震が発生していることから、東日本大震災以降のプレート移動による地殻変動から丹沢周辺の断層も何かしら動きがあるのではないかと考えられます。
関東周辺では暫くの間、地震や火山活動に対する注意が必要のようです。
因みに去年、当方は箱根周辺が火山爆発する夢を見ました。夢の中の爆発はかなりの規模で当地から爆発の勢いが目視できるほどのものでした。
これが正夢にならないことを祈ります。