記事一覧

トップ > 芸能テレビ > ドラマ > 海外ドラマ 『Pan Am(邦題:パンナム)』

海外ドラマ 『Pan Am(邦題:パンナム)』

2012.11.06 00:00

IMAGICA BSにて放送されたアメリカのテレビドラマ。

内容はこちらで語るよりもwikiなどを読んだ方が早いのでそちらでご確認を。

 詳細は wikipedia にて。

 公式サイト http://www.imagica-bs.com/panam/

以前、友人に「面白いよ」と薦められたドラマ。薦められた時点で既に何話かが放送されたあとであったので、その時は観ずに終わってしまった。

最近、再放送がスタートしてその友人の言葉を思い出し観始めたドラマである。
続き
最初はどこが面白いのか見出せなかったのだが、ボーイング社の初めての大量輸送旅客機である Boeing707 が登場したり、懐かしの Pan AM のロゴや文字が頻繁に出てきた時には、飛行機好きの自分には楽しめるドラマだと思った。

当然ハード面的な一面は全く無く、航空機の詳細や整備関係などのメカニカルな部分が出てくるわけではなく、Pan ANという会社を題材に就航地で出演者たちに起きるエピソードを描いた普通のドラマである。

因みにPan Amは海外路線を中心に展開した会社であり、海外ビジネスや海外旅行を身近にさせた会社でもある。当時、Pan Amの飛行機を利用して海外旅行をするのがひとつのステータスになっていて、またそれに合わせてPan Amのバックが爆発的に売れ、誰もがこのバックを手にしていた。これは日本でも流行し、幼少の頃にこのバックを見た覚えがある。

さて、ドラマは残念ながら放送を続けるたびに視聴率を下げ、最終的にはシーズン1全14話で終了してしまった。

アメリカのドラマは日本でいう2クール分の24話がひとシーズンとなるが、その半分で終了してしまったということは、かなり低迷してしまったようである。

実際の話、搭乗員たちは就航地で一泊したのち、そのまま帰国便や次の就航地に飛び立ってしまうので、各国で毎回搭乗員にエピソードが起こる時間が少ない。そこにドラマを設けて話を作り上げるのには、少々構成に無理があったのだろうと思う。この手の構成はマンネリ化してしまう可能性が大きいだろうし。

まぁ、当時の歴史に則ったエピソードが続いて行くので、歴史を振り返りながら観るのも面白いと思う。歴史といってもアメリカドラマなので、アメリカの傲慢な歴史ではあるが。

ドラマが続いていれば就航地であった日本を題材にしたエピソードも制作されたであろうからし、なかなか面白かっただけに短辺で終ってしまったのは非常に残念である。