Java

JavaTM 2 SDK
ツールとユーティリティ

ドキュメントの目次

どの開発ツールにも、Win32 版と Solaris 版が用意されています。 Win32 版と Solaris 版の機能には、ほとんど相違点はありません。 ただし、それぞれの OS 独自の機能に対応するため、構成と使い方が多少異なっています。 たとえば、OS の種類によってディレクトリの区切り文字を指定する方法が異なります。

次のドキュメントは、SDK ツールを最大限に活用するために必要となる重要な情報を提供しています。

  SDK ファイル構造 [Solaris] [Linux] [Win32]
  クラスパスの設定 [Solaris および Linux] [Win32]
  クラスの検索方法 [Solaris、Linux、および Win32]
  Java 2 SDK, v1.4 でのツールの変更点 [Solaris、Linux、および Win32]

以下の各節では、Java 2 SDK に含まれるツールについて簡単に説明し、各ツールのリファレンスページへのリンクを示します。

  基本的なツール

これらのツールは Java 2 SDK の基本的なツールです。 アプリケーションを作成および構築するために使用します。

 
javac Java プログラミング言語のコンパイラ [Solaris および Linux] [Win32]
java Java アプリケーションの起動ツール。 このリリースでは、開発用にも配布アプリケーション用にも同じ起動ツールが使用される。
配布アプリケーション用の古い起動ツールである jre は提供されなくなった
[Solaris] [Linux] [Win32]
javadoc API ドキュメントジェネレータ。 Javadoc 1.4 のホームページを参照 [Solaris および Linux] [Win32]
appletviewer Web ブラウザを使わずにアプレットを実行したりデバッグしたりする [ Solaris および Linux] [Win32]
jar Java Archive (JAR) ファイルを管理する [Solaris および Linux] [Win32]
jdb Java デバッガ [Solaris および Linux] [Win32]
javah C ヘッダとスタブのジェネレータ。 ネイティブメソッドを作成するために使用する [Solaris および Linux] [Win32]
javap クラスファイルのディスアセンブラ [Solaris および Linux] [Win32]
extcheck Jar の競合検出ユーティリティ [Solaris および Linux] [Win32]
 

  Remote Method Invocation (RMI) ツール

これらのツールは、Web およびその他のネットワーク上で対話するアプレットおよびアプリケーションを作成する場合に使用します。

 
rmic リモートオブジェクトのスタブとスケルトンを生成する [Solaris および Linux] [Win32]
rmiregistry リモートオブジェクトのレジストリサービス [Solaris および Linux] [Win32]
rmid RMI 起動システムデーモン [Solaris および Linux] [Win32]
serialver クラスの serialVersionUID を返す [Solaris および Linux] [Win32]
 

  国際化ツール

このツールは、地域対応が可能なアプレットおよびアプリケーションを作成する場合に使用します。

 
native2ascii テキストを Unicode Latin-1 に変換する [ Solaris および Linux] [Win32]
 

  セキュリティツール

これらのツールは、システムにセキュリティポリシーを設定する場合、およびリモートサイトで設定されたセキュリティポリシーの範囲内で動作するアプレットおよびアプリケーションを作成する場合に使用します。

 
keytool キーストアと証明書を管理する [Solaris および Linux] [Win32]
jarsigner JAR 署名を生成および検証する [Solaris および Linux] [Win32]
policytool ポリシーファイルを管理するための GUI ツール [Solaris および Linux] [Win32]
 

  Java IDL および RMI-IIOP ツール

これらのツールは、OMG 標準である IDL および CORBA/IIOP を使用するアプリケーションを作成するときに使用します。

 
tnameserv ネームサービスへのアクセスを提供する
idlj OMG IDL インタフェースをマッピングする .java ファイルを生成し、Java プログラミング言語で書かれたアプリケーションで CORBA 機能を使用できるようにする
orbd CORBA 環境でサーバ上の持続オブジェクトを透過的に検索して呼び出せるように、クライアントをサポートする。 ORBD は一時ネームサービス tnameserv の代わりに使用されます。 ORBD には一時ネームサービスと持続ネームサービスの両方が含まれます。 orbd ツールには、サーバマネージャ、相互運用ネームサービス、ブートストラップネームサーバの機能が組み込まれています。 servertool とともに使用すると、サーバマネージャはクライアントがサーバへのアクセスを要求した時にそのサーバを検索、登録、および起動します。
servertool サーバを登録、登録解除、起動、およびシャットダウンするための、アプリケーションプログラマ向けの使いやすいインタフェース
 

  Java Plug-in ツール

Java Plug-inTM 製品と組み合わせて使用するユーティリティ

 
unregbean ActiveX を使ってパッケージ化された JavaBeans コンポーネントの登録を解除する。 unregbean の詳細については、Java ソフトウェアの Web サイトの、Java Plug-in Scripting ドキュメントを参照

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