JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

javax.swing
クラス ImageIcon

java.lang.Object
  |
  +--javax.swing.ImageIcon
すべての実装インタフェース:
Accessible, Icon, Serializable

public class ImageIcon
extends Object
implements Icon, Serializable, Accessible

アイコンをイメージから描画する Icon インタフェースの実装です。URL またはファイル名から生成されるイメージが、ロード状態を監視するメディアトラッカーを使ってプリロードされます。

イメージアイコンの詳細および使用例は、「The Java Tutorial」の 「How to Use Icons」を参照してください。

警告: このクラスの直列化オブジェクトは今後リリースされる Swing との互換性はありません。現在サポートされている直列化は、短期間の保管、または同じバージョンの Swing が稼働しているアプリケーション間の RMI に適しています。1.4 からは、すべての JavaBeansTM の長期間の保管が java.beans パッケージで追加サポートされています。XMLEncoder を参照してください。


入れ子クラスの概要
protected  class ImageIcon.AccessibleImageIcon
          このクラスは ImageIcon クラス用のユーザ補助機能のサポートを実装しています。
 
フィールドの概要
protected static Component component
           
protected static MediaTracker tracker
           
 
コンストラクタの概要
ImageIcon()
          初期化されていないイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(byte[] imageData)
          サポートされている GIF や JPEG などの、イメージ形式を格納しているイメージファイルから読み出されたバイト配列からイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(byte[] imageData, String description)
          サポートされている GIF や JPEG などの、イメージ形式を格納しているイメージファイルから読み出されたバイト配列からイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(Image image)
          イメージオブジェクトからイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(Image image, String description)
          イメージからイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(String filename)
          指定されたファイルからイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(String filename, String description)
          指定されたファイルからイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(URL location)
          指定された URL からイメージアイコンを生成します。
ImageIcon(URL location, String description)
          指定された URL からイメージアイコンを生成します。
 
メソッドの概要
 AccessibleContext getAccessibleContext()
          この ImageIcon に関連付けられた AccessibleContext を取得します。
 String getDescription()
          イメージの説明を取得します。
 int getIconHeight()
          アイコンの高さを取得します。
 int getIconWidth()
          アイコンの幅を取得します。
 Image getImage()
          アイコンの Image を返します。
 int getImageLoadStatus()
          イメージロード操作の状態を返します。
 ImageObserver getImageObserver()
          イメージのイメージ監視オブジェクトを返します。
protected  void loadImage(Image image)
          イメージをロードし、イメージがロードされたときのみ復帰します。
 void paintIcon(Component c, Graphics g, int x, int y)
          アイコンをペイントします。
 void setDescription(String description)
          イメージの説明を設定します。
 void setImage(Image image)
          アイコンによって表示されるイメージを設定します。
 void setImageObserver(ImageObserver observer)
          イメージのイメージ監視オブジェクトを設定します。
 String toString()
          このイメージの文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

component

protected static final Component component

tracker

protected static final MediaTracker tracker
コンストラクタの詳細

ImageIcon

public ImageIcon(String filename,
                 String description)
指定されたファイルからイメージアイコンを生成します。イメージはロード状態を監視するメディアトラッカーを使ってプリロードされます。

パラメータ:
filename - イメージを格納するファイルの名前
description - イメージの短い説明テキスト
関連項目:
ImageIcon(String)

ImageIcon

public ImageIcon(String filename)
指定されたファイルからイメージアイコンを生成します。イメージはロード状態を監視するメディアトラッカーを使ってプリロードされます。指定する文字列はファイル名またはファイルパスです。パスを指定するときは、区切り文字としてインターネット標準のスラッシュ (/) を使います。文字列は URL に変換され、スラッシュはすべてのシステムで使用されます。たとえば次のように指定します。
new ImageIcon("images/myImage.gif")
説明は、filename 文字列に初期化されます。

パラメータ:
filename - ファイル名またはパスを指定する文字列
関連項目:
getDescription()

ImageIcon

public ImageIcon(URL location,
                 String description)
指定された URL からイメージアイコンを生成します。イメージはロード状態を監視するメディアトラッカーを使ってプリロードされます。

パラメータ:
location - イメージの URL
description - イメージの短い説明テキスト
関連項目:
ImageIcon(String)

ImageIcon

public ImageIcon(URL location)
指定された URL からイメージアイコンを生成します。イメージはロード状態を監視するメディアトラッカーを使ってプリロードされます。アイコンの説明は初期化され、URL の文字列表現となります。

パラメータ:
location - イメージの URL
関連項目:
getDescription()

ImageIcon

public ImageIcon(Image image,
                 String description)
イメージからイメージアイコンを生成します。

パラメータ:
image - イメージ
description - イメージの短い説明テキスト

ImageIcon

public ImageIcon(Image image)
イメージオブジェクトからイメージアイコンを生成します。イメージに文字列の comment プロパティがある場合、その文字列はアイコンの説明に使用されます。

パラメータ:
image - イメージ
関連項目:
getDescription(), Image.getProperty(java.lang.String, java.awt.image.ImageObserver)

ImageIcon

public ImageIcon(byte[] imageData,
                 String description)
サポートされている GIF や JPEG などの、イメージ形式を格納しているイメージファイルから読み出されたバイト配列からイメージアイコンを生成します。通常、このバイト配列は Class.getResourceAsStream() を使ったイメージの読み出しによって生成されますが、バイト配列をクラス内に静的に格納することもできます。

パラメータ:
imageData - AWT Toolkit によってサポートされる GIF や JPEG などのイメージ形式によるピクセル配列
description - イメージの短い説明テキスト
関連項目:
Toolkit.createImage(java.lang.String)

ImageIcon

public ImageIcon(byte[] imageData)
サポートされている GIF や JPEG などの、イメージ形式を格納しているイメージファイルから読み出されたバイト配列からイメージアイコンを生成します。通常、このバイト配列は Class.getResourceAsStream() を使ったイメージの読み出しによって生成されますが、バイト配列をクラス内に静的に格納することもできます。生成されたイメージに文字列の comment プロパティがある場合、その文字列はアイコンの説明に使用されます。

パラメータ:
imageData - AWT Toolkit によってサポートされる GIF や JPEG などのイメージ形式によるピクセル配列
関連項目:
Toolkit.createImage(java.lang.String), getDescription(), Image.getProperty(java.lang.String, java.awt.image.ImageObserver)

ImageIcon

public ImageIcon()
初期化されていないイメージアイコンを生成します。

メソッドの詳細

loadImage

protected void loadImage(Image image)
イメージをロードし、イメージがロードされたときのみ復帰します。

パラメータ:
image - イメージ

getImageLoadStatus

public int getImageLoadStatus()
イメージロード操作の状態を返します。

戻り値:
java.awt.MediaTracker によって定義されるロード状態
関連項目:
MediaTracker.ABORTED, MediaTracker.ERRORED, MediaTracker.COMPLETE

getImage

public Image getImage()
アイコンの Image を返します。

戻り値:
この ImageIconImage オブジェクト

setImage

public void setImage(Image image)
アイコンによって表示されるイメージを設定します。

パラメータ:
image - イメージ

getDescription

public String getDescription()
イメージの説明を取得します。これはオブジェクトを説明する短いテキストです。たとえば、目の不自由なユーザに対して、イメージの目的を指示するために使用されます。説明は null でもかまいません。

戻り値:
イメージの短い説明テキスト

setDescription

public void setDescription(String description)
イメージの説明を設定します。これは、オブジェクトを説明する短いテキストです。たとえば、目の不自由なユーザに対して、イメージの目的を指示するために使用されます。

パラメータ:
description - イメージの短い説明テキスト

paintIcon

public void paintIcon(Component c,
                      Graphics g,
                      int x,
                      int y)
アイコンをペイントします。アイコンの左上隅が、グラフィックコンテキスト g の座標空間にある点 (x, y) に描画されます。このアイコンにイメージ監視オブジェクトがない場合、このメソッドでは監視オブジェクトとして c コンポーネントを使用します。

定義:
インタフェース Icon 内の paintIcon
パラメータ:
c - このアイコンにイメージオブザーバがない場合にオブザーバとして使用されるコンポーネント
g - グラフィックスコンテキスト
x - アイコンの左上隅の X 座標
y - アイコンの左上隅の Y 座標

getIconWidth

public int getIconWidth()
アイコンの幅を取得します。

定義:
インタフェース Icon 内の getIconWidth
戻り値:
このアイコンのピクセル単位の幅

getIconHeight

public int getIconHeight()
アイコンの高さを取得します。

定義:
インタフェース Icon 内の getIconHeight
戻り値:
このアイコンのピクセル単位の高さ

setImageObserver

public void setImageObserver(ImageObserver observer)
イメージのイメージ監視オブジェクトを設定します。イメージアイコンが動画 GIF を格納している場合にこのプロパティを設定すると、監視オブジェクトに対してその表示を更新するように通知されます。次に例を示します。
icon = new ImageIcon(...)
button.setIcon(icon);
icon.setImageObserver(button);

パラメータ:
observer - イメージ監視オブジェクト

getImageObserver

public ImageObserver getImageObserver()
イメージのイメージ監視オブジェクトを返します。

戻り値:
イメージ監視オブジェクト。null の場合もある

toString

public String toString()
このイメージの文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このイメージの文字列表現

getAccessibleContext

public AccessibleContext getAccessibleContext()
この ImageIcon に関連付けられた AccessibleContext を取得します。イメージアイコンの場合、AccessibleContext は AccessibleImageIcon の形式を取ります。必要に応じて新規の AccessibleImageIcon インスタンスが生成されます。

定義:
インタフェース Accessible 内の getAccessibleContext
戻り値:
この ImageIcon の AccessibleContext として機能する AccessibleImageIcon

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バグの報告と機能のリクエスト
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