JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

javax.swing
クラス DefaultListModel

java.lang.Object
  |
  +--javax.swing.AbstractListModel
        |
        +--javax.swing.DefaultListModel
すべての実装インタフェース:
ListModel, Serializable

public class DefaultListModel
extends AbstractListModel

このクラスは java.util.Vector API を柔軟に実装します。バージョン 1.1.x の java.util.Vector を実装しますが、コレクションクラスはサポートせず、変更発生時には ListDataListener に通知します。現在は Vector に委譲され、今後のリリースでは実際にコレクションが実装されます。

警告: このクラスの直列化オブジェクトは今後リリースされる Swing との互換性はありません。現在サポートされている直列化は、短期間の保管、または同じバージョンの Swing が稼働しているアプリケーション間の RMI に適しています。1.4 からは、すべての JavaBeansTM の長期間の保管が java.beans パッケージで追加サポートされています。XMLEncoder を参照してください。


フィールドの概要
 
クラス javax.swing.AbstractListModel から継承したフィールド
listenerList
 
コンストラクタの概要
DefaultListModel()
           
 
メソッドの概要
 void add(int index, Object element)
          リスト内の指定された位置に指定された要素を挿入します。
 void addElement(Object obj)
          指定されたコンポーネントをリストの末尾に追加します。
 int capacity()
          リストの現在の容量を返します。
 void clear()
          リストからすべての要素を削除します。
 boolean contains(Object elem)
          指定されたオブジェクトがリスト内のコンポーネントかどうかを判定します。
 void copyInto(Object[] anArray)
          リストのコンポーネントを、指定された配列にコピーします。
 Object elementAt(int index)
          指定されたインデックスのコンポーネントを返します。
 Enumeration elements()
          リストのコンポーネントの列挙を返します。
 void ensureCapacity(int minCapacity)
          リストの容量を必要に応じて増やし、少なくとも最小収容引数で指定されるコンポーネント数を保持できるようにします。
 Object firstElement()
          リストの最初のコンポーネントを返します。
 Object get(int index)
          リスト内の指定された位置にある要素を返します。
 Object getElementAt(int index)
          指定されたインデックスのコンポーネントを返します。
 int getSize()
          リスト内のコンポーネント数を返します。
 int indexOf(Object elem)
          最初に現れる elem を検索します。
 int indexOf(Object elem, int index)
          index 以降に最初に現れる elem を検索します。
 void insertElementAt(Object obj, int index)
          指定されたオブジェクトを、リストの指定された index のコンポーネントとして挿入します。
 boolean isEmpty()
          リストがコンポーネントを保持しているかどうかを判定します。
 Object lastElement()
          リストの最後のコンポーネントを返します。
 int lastIndexOf(Object elem)
          elem が最後に現れる位置のインデックスを返します。
 int lastIndexOf(Object elem, int index)
          指定されたインデックスから後向きに elem を検索し、検出された位置のインデックスを返します。
 Object remove(int index)
          リスト内の指定された位置の要素を削除し、リストから削除された要素を返します。
 void removeAllElements()
          リストからすべてのコンポーネントを削除し、そのサイズをゼロに設定します。
 boolean removeElement(Object obj)
          リストから、最初に現れた引数 (下限のインデックス) を削除します。
 void removeElementAt(int index)
          指定されたインデックスのコンポーネントを削除します。
 void removeRange(int fromIndex, int toIndex)
          指定されたインデックス範囲にあるコンポーネントを削除します。
 Object set(int index, Object element)
          リストの指定された位置にある要素を、指定された要素で置き換えます。
 void setElementAt(Object obj, int index)
          リストの指定された index のコンポーネントを、指定されたオブジェクトとして設定します。
 void setSize(int newSize)
          リストのサイズを設定します。
 int size()
          リスト内のコンポーネント数を返します。
 Object[] toArray()
          リスト内のすべての要素が正しい順序で格納されている配列を返します。
 String toString()
          このオブジェクトのプロパティを表示および識別する文字列を返します。
 void trimToSize()
          リストの容量を切り捨てて現在のサイズにします。
 
クラス javax.swing.AbstractListModel から継承したメソッド
addListDataListener, fireContentsChanged, fireIntervalAdded, fireIntervalRemoved, getListDataListeners, getListeners, removeListDataListener
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

DefaultListModel

public DefaultListModel()
メソッドの詳細

getSize

public int getSize()
リスト内のコンポーネント数を返します。

このメソッドは、1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装する size と同じです。このメソッドは setSize との組み合わせで存在するので、サイズ は JavaBean プロパティとして識別できます。

戻り値:
リスト内のコンポーネント数
関連項目:
size()

getElementAt

public Object getElementAt(int index)
指定されたインデックスのコンポーネントを返します。
注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは get(int) です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - このリストのインデックス
戻り値:
指定されたインデックスのコンポーネント
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException - index が負であるか、またはこのリストの現在のサイズより大きい場合
関連項目:
get(int)

copyInto

public void copyInto(Object[] anArray)
リストのコンポーネントを、指定された配列にコピーします。配列には、このリストのすべてのオブジェクトを保持する大きさが必要です。十分な大きさがない場合は、IndexOutOfBoundsException がスローされます。

パラメータ:
anArray - コピーしたコンポーネントをコピーする配列
関連項目:
Vector.copyInto(Object[])

trimToSize

public void trimToSize()
リストの容量を切り捨てて現在のサイズにします。

関連項目:
Vector.trimToSize()

ensureCapacity

public void ensureCapacity(int minCapacity)
リストの容量を必要に応じて増やし、少なくとも最小収容引数で指定されるコンポーネント数を保持できるようにします。

パラメータ:
minCapacity - 目的の最小容量
関連項目:
Vector.ensureCapacity(int)

setSize

public void setSize(int newSize)
リストのサイズを設定します。

パラメータ:
newSize - リストの新しいサイズ
関連項目:
Vector.setSize(int)

capacity

public int capacity()
リストの現在の容量を返します。

戻り値:
現在の容量
関連項目:
Vector.capacity()

size

public int size()
リスト内のコンポーネント数を返します。

戻り値:
リスト内のコンポーネント数
関連項目:
Vector.size()

isEmpty

public boolean isEmpty()
リストがコンポーネントを保持しているかどうかを判定します。

戻り値:
リストがコンポーネントを持っていない、つまりそのサイズがゼロの場合にだけ true、そうでない場合は false
関連項目:
Vector.isEmpty()

elements

public Enumeration elements()
リストのコンポーネントの列挙を返します。

戻り値:
リストのコンポーネントの列挙
関連項目:
Vector.elements()

contains

public boolean contains(Object elem)
指定されたオブジェクトがリスト内のコンポーネントかどうかを判定します。

パラメータ:
elem - オブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトがリスト内のコンポーネントと同じ場合は true
関連項目:
Vector.contains(Object)

indexOf

public int indexOf(Object elem)
最初に現れる elem を検索します。

パラメータ:
elem - オブジェクト
戻り値:
リスト内で引数が最初に現れる位置のインデックス。オブジェクトが見つからない場合は -1
関連項目:
Vector.indexOf(Object)

indexOf

public int indexOf(Object elem,
                   int index)
index 以降に最初に現れる elem を検索します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
index - 検索開始位置のインデックス
戻り値:
index 以降で最初に elem が現れる位置のインデックス。elem がリストにない場合は -1 を返す。
関連項目:
Vector.indexOf(Object,int)

lastIndexOf

public int lastIndexOf(Object elem)
elem が最後に現れる位置のインデックスを返します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
戻り値:
elem がリスト内で最後に現れる位置のインデックス。オブジェクトが見つからない場合は -1
関連項目:
Vector.lastIndexOf(Object)

lastIndexOf

public int lastIndexOf(Object elem,
                       int index)
指定されたインデックスから後向きに elem を検索し、検出された位置のインデックスを返します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
index - 検索開始位置のインデックス
戻り値:
elem がリスト内で最後に現れるインデックス (リストの index よりも前の位置)。オブジェクトが見つからない場合は -1
関連項目:
Vector.lastIndexOf(Object,int)

elementAt

public Object elementAt(int index)
指定されたインデックスのコンポーネントを返します。インデックスが負であるかリストのサイズよりも小さくない場合は、ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。
注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは get(int) です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - このリストのインデックス
戻り値:
指定されたインデックスのコンポーネント
関連項目:
get(int), Vector.elementAt(int)

firstElement

public Object firstElement()
リストの最初のコンポーネントを返します。このベクトルがコンポーネントを持たない場合は NoSuchElementException をスローします。

戻り値:
リストの最初のコンポーネント
関連項目:
Vector.firstElement()

lastElement

public Object lastElement()
リストの最後のコンポーネントを返します。このベクトルがコンポーネントを持たない場合は NoSuchElementException をスローします。

戻り値:
リストの最後のコンポーネント
関連項目:
Vector.lastElement()

setElementAt

public void setElementAt(Object obj,
                         int index)
リストの指定された index のコンポーネントを、指定されたオブジェクトとして設定します。その位置の従来のコンポーネントは破棄されます。

インデックスが無効な場合は、ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは set(int,Object) です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
obj - コンポーネントに設定されるオブジェクト
index - 指定されたインデックス
関連項目:
set(int,Object), Vector.setElementAt(Object,int)

removeElementAt

public void removeElementAt(int index)
指定されたインデックスのコンポーネントを削除します。

インデックスが無効な場合は、ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは remove(int) です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - 削除されるオブジェクトのインデックス
関連項目:
remove(int), Vector.removeElementAt(int)

insertElementAt

public void insertElementAt(Object obj,
                            int index)
指定されたオブジェクトを、リストの指定された index のコンポーネントとして挿入します。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは add(int,Object) です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
obj - 挿入されるコンポーネント
index - 新しいコンポーネントを挿入する位置
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException - インデックスが無効だった場合
関連項目:
add(int,Object), Vector.insertElementAt(Object,int)

addElement

public void addElement(Object obj)
指定されたコンポーネントをリストの末尾に追加します。

パラメータ:
obj - 追加されるコンポーネント
関連項目:
Vector.addElement(Object)

removeElement

public boolean removeElement(Object obj)
リストから、最初に現れた引数 (下限のインデックス) を削除します。

パラメータ:
obj - 削除されるコンポーネント
戻り値:
引数がリストのコンポーネントである場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Vector.removeElement(Object)

removeAllElements

public void removeAllElements()
リストからすべてのコンポーネントを削除し、そのサイズをゼロに設定します。
注: このメソッドは推奨されません。推奨されるメソッドは clear() です。これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

関連項目:
clear(), Vector.removeAllElements()

toString

public String toString()
このオブジェクトのプロパティを表示および識別する文字列を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このオブジェクトの文字列表現

toArray

public Object[] toArray()
リスト内のすべての要素が正しい順序で格納されている配列を返します。

戻り値:
リストの要素が格納されている配列
関連項目:
Vector.toArray()

get

public Object get(int index)
リスト内の指定された位置にある要素を返します。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 返される要素のインデックス

set

public Object set(int index,
                  Object element)
リストの指定された位置にある要素を、指定された要素で置き換えます。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 置換される要素のインデックス
element - 指定された位置に格納される要素
戻り値:
指定された位置に以前あった要素

add

public void add(int index,
                Object element)
リスト内の指定された位置に指定された要素を挿入します。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 指定の要素が挿入される位置のインデックス
element - 挿入される要素

remove

public Object remove(int index)
リスト内の指定された位置の要素を削除し、リストから削除された要素を返します。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 削除される要素のインデックス

clear

public void clear()
リストからすべての要素を削除します。リストは、この呼び出しが返されと、呼び出しが例外をスローしないかぎり、空になります。


removeRange

public void removeRange(int fromIndex,
                        int toIndex)
指定されたインデックス範囲にあるコンポーネントを削除します。削除対象は上限と下限の値を含むので、1 と 5 の範囲を指定すると、インデックス 1 と 5 のコンポーネント、そしてその間のすべてのコンポーネントが削除されます。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。fromIndex > toIndex の場合は IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
fromIndex - 範囲の下限のインデックス
toIndex - 範囲の上限のインデックス
関連項目:
remove(int)

JavaTM 2
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Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
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