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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | ||||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
このインタフェースは、名前からオブジェクトへのバインディングのセットから構成されるネーミングコンテキストを表します。このインタフェースには、これらのバインディングを検査および更新するメソッドが含まれています。
ほとんどのメソッドには、Name
パラメータおよび String
を使用するオーバーロードされたバージョンがあります。これらのオーバーロードされたバージョンは、Name
パラメータおよび String
パラメータが同じ名前で異なる表記の場合に、同じメソッドのオーバーロードされたバージョンが同じように動作するという点で同等です。以下のメソッドの説明では、1 つのバージョンだけが完全にドキュメント化されています。2 番目のバージョンには、最初のバージョンへのリンクがあり、同じドキュメントが両方に適用されます。
連合をサポートするシステムでは、Context メソッドに対する String 名前引数は、合成名です。CompositeName のインスタンスである名前引数は合成名とみなされ、CompositeName のインスタンスではない Name 引数は、CompoundName のインスタンス、または複合名の他の実装である複合名とみなされます。これにより、NameParser.parse() の結果を Context メソッドに対する引数として使用できます。JNDI 1.2 以前は、すべての名前引数が合成名とみなされていました。
さらに、連合をサポートするシステムでは、list() および listBindings() から NamingEnumeration に返される名前はすべて、文字列として表される合成名です。名前の文字列構文については、CompositeName を参照してください。
連合をサポートしていないシステムでは、(Name または String 形式の) 名前引数および NamingEnumeration で返される名前は、サービスプロバイダの判断により、合成名前空間の名前ではなく、独自の名前空間の名前になることがあります。
lookup
メソッドでは、空の名前を引き渡すときに、同じネーミングコンテキストを表す新しい Context インスタンスが返されます。
並行性を制御するために、NamingEnumeration を返すコンテキストオペレーションは、列挙が使用中のとき、またはそのオペレーションで生成される参照が実行中のときには、完了していないものとみなされます。
JNDI アプリケーションでは、ネーミングサービスとディレクトリサービスからアクセスされる環境を定義する、さまざまな設定やプロパティを伝達する方法が必要とされます。たとえば、あるコンテキストでは、サービスにアクセスするためにセキュリティ資格の指定が必要になります。別のコンテキストでは、サーバ構成情報を指定する必要があります。これらは、コンテキストの環境と呼ばれます。Context インタフェースでは、この環境を取得および更新するためのメソッドが提供されています。
環境は、コンテキストメソッドがあるコンテキストから次のコンテキストに進むにつれて、親コンテキストから継承されます。1 つのコンテキストの環境を変更しても、他のコンテキストの環境には直接影響しません。
環境プロパティの使用、または有効性の検査、あるいはその両方がいつ行われるかは、実装に依存します。たとえば、ディレクトリに「ログイン」するために、サービスプロバイダでセキュリティ関連のプロパティが使用されるとします。このログインプロセスは、コンテキストが作成されたとき、またはコンテキストでメソッドが最初に呼び出されたときに発生します。これがいつ発生するか、および発生するかどうかは、実装に依存します。コンテキストに対して環境プロパティの追加または削除が行われたときに、変更の有効性の検査が行われるタイミングも、実装に依存します。たとえば、あるプロパティの検査は、変更が行われたとき、またはコンテキストで次のオペレーションが実行されたときに行われるか、あるいはまったく行われません。
コンテキストへの参照を含むオブジェクトでは、そのコンテキストの環境が検査されます。クリアテキストのパスワードなどの重要な情報は、実装で保護されているかわからない場合には、保存しないでください。
JNDI アプリケーションで必要な環境を設定するタスクを簡単にするために、アプリケーションコンポーネントとサービスプロバイダがリソースファイルとともに分配されることがあります。JNDI リソースファイルは、キーと値のペアのリストを含む、プロパティファイル形式のファイルです (java.util.Properties
を参照)。キーはプロパティの名前 (java.naming.factory.object など) で、値はそのプロパティに定義された形式の文字列です。以下に、JNDI リソースファイルの例を示します。
JNDI クラスライブラリでは、リソースファイルを読み込み、プロパティ値を自由に使用できるようにします。JNDI リソースファイルは、不特定のユーザが読み込む可能性があります。クリアテキストのパスワードなどの重要な情報は、ここに保存しないでください。java.naming.factory.object=com.sun.jndi.ldap.AttrsToCorba:com.wiz.from.Person java.naming.factory.state=com.sun.jndi.ldap.CorbaToAttrs:com.wiz.from.Person java.naming.factory.control=com.sun.jndi.ldap.ResponseControlFactory
JNDI リソースファイルには、プロバイダおよびアプリケーションの 2 種類があります。
[[prefix/]jndiprovider.propertiesprefix は、プロバイダのコンテキスト実装のパッケージ名で、ピリオド (".") はスラッシュ ("/") に変換されます。たとえば、サービスプロバイダが、com.sun.jndi.ldap.LdapCtx というクラス名のコンテキスト実装を定義するとします。このプロバイダのプロバイダリソースは、com/sun/jndi/ldap/jndiprovider.properties という名前になります。クラスがパッケージにない場合、リソースの名前は jndiprovider.properties になります。
JNDI クラスライブラリの特定のメソッドでは、JNDI ファクトリのリストを指定する標準 JNDI プロパティが使用されます。
ClassLoader.getResources()
を使用して、classpath の jndi.properties という名前のアプリケーションリソースファイルがすべて検索されます。さらに、ファイル java.home/lib/jndi.properties が存在し、読み込み可能な場合は、追加のアプリケーションリソースファイルとみなされます。java.home は、java.home システムプロパティに指定されたディレクトリを示します。これらのファイルに含まれるプロパティはすべて、初期コンテキストの環境に配置されます。この環境は、他のコンテキストに継承されます。
1 つ以上のアプリケーションリソースファイルにあるプロパティの場合、JNDI では最初の値が使用されるか、または意味がある場合に限り、すべての値が連結されます。詳細は以下に示します。たとえば、3 つの jndi.properties リソースファイルに "java.naming.factory.object" プロパティがある場合、オブジェクトファクトリのリストは、3 つのファイルすべてからのプロパティ値の連結になります。この方式を使用すると、配置可能なコンポーネントのそれぞれで、エクスポートするファクトリがリスト表示されます。JNDI では、ファクトリクラスを検索するときに、これらのエクスポートリストがすべて収集および使用されます。
アプリケーションリソースファイルは、java.home/lib にあるファイルが以前の Java プラットフォームでも使用されるという点を除いて、Java 2 プラットフォームから始めることが可能になります。
JNDI クラスライブラリでプロパティの値を決定する必要がある場合は、以下の 2 つのソースから値を順にマージして実行します。
サービスプロバイダでプロパティの値を決定する必要がある場合、通常は環境から値が直接取得されます。サービスプロバイダは、独自のプロバイダリソースファイルに配置される、プロバイダ固有のプロパティを定義できます。その場合は、前の段落で説明した値をマージする必要があります。
このように、各サービスプロバイダの開発者は、そのサービスプロバイダで使用するファクトリのリストを指定できます。これらは、アプリケーションまたはアプレットの配置者が指定するアプリケーションリソースで変更できます。また、ユーザが変更することもできます。
フィールドの概要 | |
static String |
APPLET
他のプロパティを検索するときに使用する初期コンテキストコンストラクタのアプレットを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
AUTHORITATIVE
要求されたサービスの権限を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
BATCHSIZE
サービスのプロトコルによってデータを返すときに使用するバッチサイズを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
DNS_URL
JNDI URL コンテキスト ("dns://somehost/wiz.com" など) に使用する DNS ホスト名およびドメイン名を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
INITIAL_CONTEXT_FACTORY
使用する初期コンテキストファクトリを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
LANGUAGE
サービスに使用する優先言語を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
OBJECT_FACTORIES
使用するオブジェクトファクトリのリストを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
PROVIDER_URL
使用するサービスプロバイダの構成情報を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
REFERRAL
サービスプロバイダによって参照が処理される方法を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
SECURITY_AUTHENTICATION
使用するセキュリティレベルを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
SECURITY_CREDENTIALS
サービスに対する呼び出し側を認証する主体の資格を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
SECURITY_PRINCIPAL
サービスに対する呼び出し側を認証する主体の識別情報を指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
SECURITY_PROTOCOL
使用するセキュリティプロトコルを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
STATE_FACTORIES
使用する状態ファクトリのリストを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
static String |
URL_PKG_PREFIXES
URL コンテキストファクトリをロードするときに使用するパッケージ接頭辞のリストを指定するための、環境プロパティの名前を保持する定数です。 |
メソッドの概要 | |
Object |
addToEnvironment(String propName,
Object propVal)
このコンテキストの環境に、新しい環境プロパティを追加します。 |
void |
bind(Name name,
Object obj)
名前をオブジェクトにバインドします。 |
void |
bind(String name,
Object obj)
名前をオブジェクトにバインドします。 |
void |
close()
このコンテキストを閉じます。 |
Name |
composeName(Name name,
Name prefix)
このコンテキストに関連した名前を持つ、このコンテキストの名前を合成します。 |
String |
composeName(String name,
String prefix)
このコンテキストに関連した名前を持つ、このコンテキストの名前を変換します。 |
Context |
createSubcontext(Name name)
新しいコンテキストを作成してバインドします。 |
Context |
createSubcontext(String name)
新しいコンテキストを作成してバインドします。 |
void |
destroySubcontext(Name name)
指定されたコンテキストが破棄され、名前空間から削除されます。 |
void |
destroySubcontext(String name)
指定されたコンテキストを破棄し、名前空間から削除します。 |
Hashtable |
getEnvironment()
このコンテキストで有効な環境を取得します。 |
String |
getNameInNamespace()
独自の名前空間でこのコンテキストの完全な名前を取得します。 |
NameParser |
getNameParser(Name name)
指定されたコンテキストに関連したパーサを取得します。 |
NameParser |
getNameParser(String name)
指定されたコンテキストに関連したパーサを取得します。 |
NamingEnumeration |
list(Name name)
バインドされたオブジェクトのクラス名とともに、指定されたコンテキストでバインドされた名前を列挙します。 |
NamingEnumeration |
list(String name)
バインドされたオブジェクトのクラス名とともに、指定されたコンテキストでバインドされた名前を列挙します。 |
NamingEnumeration |
listBindings(Name name)
バインドされたオブジェクトとともに、指定されたコンテキストでバインドされた名前を列挙します。 |
NamingEnumeration |
listBindings(String name)
バインドされたオブジェクトとともに、指定されたコンテキストでバインドされた名前を列挙します。 |
Object |
lookup(Name name)
指定されたオブジェクトを取得します。 |
Object |
lookup(String name)
指定されたオブジェクトを取得します。 |
Object |
lookupLink(Name name)
名前の終端の基本コンポーネントを除くリンクをともなう、指定されたオブジェクトを取得します。 |
Object |
lookupLink(String name)
名前の終端の基本コンポーネントを除くリンクをともなう、指定されたオブジェクトを取得します。 |
void |
rebind(Name name,
Object obj)
名前をオブジェクトにバインドし、既存のバインディングを上書きします。 |
void |
rebind(String name,
Object obj)
名前をオブジェクトにバインドして、既存のバインディングを上書きします。 |
Object |
removeFromEnvironment(String propName)
このコンテキストの環境から環境プロパティを削除します。 |
void |
rename(Name oldName,
Name newName)
新しい名前を、以前の名前にバインドされたオブジェクトにバインドし、以前の名前をアンバインドします。 |
void |
rename(String oldName,
String newName)
新しい名前を、以前の名前にバインドされたオブジェクトにバインドし、以前の名前をアンバインドします。 |
void |
unbind(Name name)
指定されたオブジェクトをアンバインドします。 |
void |
unbind(String name)
指定されたオブジェクトをアンバインドします。 |
フィールドの詳細 |
public static final String INITIAL_CONTEXT_FACTORY
この定数の値は "java.naming.factory.initial" です。
InitialContext
,
InitialDirContext
,
NamingManager.getInitialContext(java.util.Hashtable)
,
InitialContextFactory
,
NoInitialContextException
,
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
APPLET
,
定数フィールド値public static final String OBJECT_FACTORIES
この定数の値は "java.naming.factory.object" です。
NamingManager.getObjectInstance(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable)
,
ObjectFactory
,
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
APPLET
,
定数フィールド値public static final String STATE_FACTORIES
この定数の値は "java.naming.factory.state" です。
NamingManager.getStateToBind(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable)
,
StateFactory
,
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
APPLET
,
定数フィールド値public static final String URL_PKG_PREFIXES
この定数の値は "java.naming.factory.url.pkgs" です。
NamingManager.getObjectInstance(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable)
,
NamingManager.getURLContext(java.lang.String, java.util.Hashtable)
,
ObjectFactory
,
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
APPLET
,
定数フィールド値public static final String PROVIDER_URL
この定数の値は "java.naming.provider.url" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
APPLET
,
定数フィールド値public static final String DNS_URL
この定数の値は "java.naming.dns.url" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String AUTHORITATIVE
この定数の値は "java.naming.authoritative" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String BATCHSIZE
この定数の値は "java.naming.batchsize" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String REFERRAL
この定数の値は "java.naming.referral" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String SECURITY_PROTOCOL
この定数の値は "java.naming.security.protocol" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String SECURITY_AUTHENTICATION
この定数の値は "java.naming.security.authentication" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String SECURITY_PRINCIPAL
この定数の値は "java.naming.security.principal" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String SECURITY_CREDENTIALS
この定数の値は "java.naming.security.credentials" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String LANGUAGE
この定数の値は "java.naming.language" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
定数フィールド値public static final String APPLET
この定数の値は "java.naming.applet" です。
addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
,
InitialContext
,
定数フィールド値メソッドの詳細 |
public Object lookup(Name name) throws NamingException
name
- 検索するオブジェクトの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合lookup(String)
,
lookupLink(Name)
public Object lookup(String name) throws NamingException
lookup(Name)
を参照してください。
name
- 検索するオブジェクトの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public void bind(Name name, Object obj) throws NamingException
name
- 空ではないバインドされる名前obj
- null の可能性があるバインドされるオブジェクト
NameAlreadyBoundException
- 名前がすでにバインドされている場合
InvalidAttributesException
- オブジェクトにすべての必須属性が指定されていない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合bind(String, Object)
,
rebind(Name, Object)
,
DirContext.bind(Name, Object, javax.naming.directory.Attributes)
public void bind(String name, Object obj) throws NamingException
bind(Name, Object)
を参照してください。
name
- 空ではないバインドされる名前obj
- null の可能性があるバインドされるオブジェクト
NameAlreadyBoundException
- 名前がすでにバインドされている場合
InvalidAttributesException
- オブジェクトにすべての必須属性が指定されていない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public void rebind(Name name, Object obj) throws NamingException
オブジェクトが DirContext の場合、名前に関連付けられた既存の属性が、オブジェクトの属性と置換されます。置換されない場合、名前に関連付けられた既存の属性は、変更されないままです。
name
- 空ではないバインドされる名前obj
- null の可能性があるバインドされるオブジェクト
InvalidAttributesException
- オブジェクトにすべての必須属性が指定されていない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合rebind(String, Object)
,
bind(Name, Object)
,
DirContext.rebind(Name, Object, javax.naming.directory.Attributes)
,
DirContext
public void rebind(String name, Object obj) throws NamingException
rebind(Name, Object)
を参照してください。
name
- 空ではないバインドされる名前obj
- null の可能性があるバインドされるオブジェクト
InvalidAttributesException
- オブジェクトにすべての必須属性が指定されていない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public void unbind(Name name) throws NamingException
name
の終端の基本部分以外のすべてによって名付けられたターゲットコンテキストから、name
の終端の基本名を削除します。
このメソッドはべき等です。終端の基本名がターゲットコンテキストでバインドされていない場合でも、成功します。ただし、中間コンテキストが存在しない場合は、NameNotFoundException がスローされます。
名前に関連付けられた属性が削除されます。中間コンテキストは変更されません。
name
- アンバインドされする名前。空は不可
NameNotFoundException
- 中間コンテキストが存在しない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合unbind(String)
public void unbind(String name) throws NamingException
unbind(Name)
を参照してください。
name
- アンバインドされする名前。空は不可
NameNotFoundException
- 中間コンテキストが存在しない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public void rename(Name oldName, Name newName) throws NamingException
oldName
- 既存のバインディングの名前。空は不可newName
- 新しいバインディングの名前。空は不可
NameAlreadyBoundException
- newName がすでにバインドされている場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合rename(String, String)
,
bind(Name, Object)
,
rebind(Name, Object)
public void rename(String oldName, String newName) throws NamingException
rename(Name, Name)
を参照してください。
oldName
- 既存のバインディングの名前。空は不可newName
- 新しいバインディングの名前。空は不可
NameAlreadyBoundException
- newName がすでにバインドされている場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public NamingEnumeration list(Name name) throws NamingException
このコンテキストにバインディングが追加されるか、またはこのコンテキストからバインディングが削除される場合、以前に返された列挙への影響は定義されていません。
name
- リスト表示するコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合list(String)
,
listBindings(Name)
,
NameClassPair
public NamingEnumeration list(String name) throws NamingException
list(Name)
を参照してください。
name
- リスト表示するコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public NamingEnumeration listBindings(Name name) throws NamingException
このコンテキストにバインディングが追加されるか、またはこのコンテキストからバインディングが削除される場合、以前に返された列挙への影響は定義されていません。
name
- リスト表示するコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合listBindings(String)
,
list(Name)
,
Binding
public NamingEnumeration listBindings(String name) throws NamingException
listBindings(Name)
を参照してください。
name
- リスト表示するコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public void destroySubcontext(Name name) throws NamingException
このメソッドはべき等です。終端の基本名がターゲットコンテキストでバインドされていない場合でも、成功します。ただし、中間コンテキストが存在しない場合は、NameNotFoundException がスローされます。
連合ネーミングシステムでは、1 つのネーミングシステムからのコンテキストが別のネーミングシステムの名前にバインドされます。そのあと、合成名を使用して外部コンテキストのオペレーションを検索および実行できます。ただし、外部コンテキストはバインドされたコンテキストのサブコンテキストではないため、この合成名を使用してコンテキストを破棄しようとすると、NotContextException で失敗します。代わりに、unbind() を使用して、外部コンテキストのバインディングを削除します。外部コンテキストを破棄するには、外部コンテキストの「ネイティブな」ネーミングシステムからコンテキストで destroySubcontext() を実行する必要があります。
name
- 破棄されるコンテキストの名前。空は不可
NameNotFoundException
- 中間コンテキストが存在しない場合
NotContextException
- 名前がバインドされているがコンテキストの名前がない、または該当する型のコンテキストの名前がない場合
ContextNotEmptyException
- 指定されたコンテキストが空ではない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合destroySubcontext(String)
public void destroySubcontext(String name) throws NamingException
destroySubcontext(Name)
を参照してください。
name
- 破棄されるコンテキストの名前。空は不可
NameNotFoundException
- 中間コンテキストが存在しない場合
NotContextException
- 名前がバインドされているがコンテキストの名前がない、または該当する型のコンテキストの名前がない場合
ContextNotEmptyException
- 指定されたコンテキストが空ではない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public Context createSubcontext(Name name) throws NamingException
name
- 空ではない作成されるコンテキストの名前
NameAlreadyBoundException
- 名前がすでにバインドされている場合
InvalidAttributesException
- サブコンテキストの作成に、必須属性の指定が必要な場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合createSubcontext(String)
,
DirContext.createSubcontext(javax.naming.Name, javax.naming.directory.Attributes)
public Context createSubcontext(String name) throws NamingException
createSubcontext(Name)
を参照してください。
name
- 空ではない作成されるコンテキストの名前
NameAlreadyBoundException
- 名前がすでにバインドされている場合
InvalidAttributesException
- サブコンテキストの作成に、必須属性の指定が必要な場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public Object lookupLink(Name name) throws NamingException
name
- 検索するオブジェクトの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合lookupLink(String)
public Object lookupLink(String name) throws NamingException
lookupLink(Name)
を参照してください。
name
- 検索するオブジェクトの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public NameParser getNameParser(Name name) throws NamingException
name
- パーサの取得元のコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合getNameParser(String)
,
CompoundName
public NameParser getNameParser(String name) throws NamingException
getNameParser(Name)
を参照してください。
name
- パーサの取得元のコンテキストの名前
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public Name composeName(Name name, Name prefix) throws NamingException
name
)、上位コンテキストの 1 つを基準にしたこのコンテキストの名前 (prefix
) を指定すると、このメソッドは、関連するネーミングシステムに該当する構文を使用して、2 つの名前の複合を返します。つまり、name
によって、このコンテキストに関連してオブジェクトに名前を付ける場合、結果は同じオブジェクトの名前になりますが、上位コンテキストに関連しています。名前は null にできません。
たとえば、このコンテキストが初期コンテキストに関連して "wiz.com" と命名された場合は、
composeName("east", "wiz.com")
"east.wiz.com"
が返されます。このコンテキストの名前が "org/research" の場合は、
composeName("user/jane", "org/research")
"org/research/user/jane"
が返されます。
composeName("user/jane", "research")
"research/user/jane"
が返されます。
name
- このコンテキストに関連した名前prefix
- 上位コンテキストの 1 つに関連したこのコンテキストの名前
prefix
および name
の変換
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合composeName(String, String)
public String composeName(String name, String prefix) throws NamingException
composeName(Name, Name)
を参照してください。
name
- このコンテキストに関連した名前prefix
- 上位コンテキストの 1 つに関連したこのコンテキストの名前
prefix
および name
の変換
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public Object addToEnvironment(String propName, Object propVal) throws NamingException
propName
- 追加する環境プロパティの名前。null 以外propVal
- 追加するプロパティの値。null 以外
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合getEnvironment()
,
removeFromEnvironment(String)
public Object removeFromEnvironment(String propName) throws NamingException
propName
- 削除する環境プロパティの名前。null 以外
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合getEnvironment()
,
addToEnvironment(String, Object)
public Hashtable getEnvironment() throws NamingException
呼び出し側は、返されるオブジェクトを変更できません。コンテキストに対する効果は定義されていません。このコンテキストの環境は、addToEnvironment() および removeFromEnvironment() によって変更されることがあります。
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合addToEnvironment(String, Object)
,
removeFromEnvironment(String)
public void close() throws NamingException
このメソッドはべき等です。すでに閉じられたコンテキストでこのメソッドを呼び出しても、効果はありません。閉じられたコンテキストで他のメソッドは呼び出せません。結果は未定義の動作になります。
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合public String getNameInNamespace() throws NamingException
多くのネーミングサービスには、各名前空間のオブジェクトに対する「完全な名前」の概念があります。たとえば、LDAP エントリには識別名があり、DNS レコードには完全修飾名があります。このメソッドによって、クライアントアプリケーションでこの名前を取得できます。このメソッドで返される文字列は、JNDI 合成名ではなく、コンテキストメソッドに直接渡すことはできません。完全な名前の概念が意味を持たないネーミングシステムでは、OperationNotSupportedException がスローされます。
OperationNotSupportedException
- ネーミングシステムに完全な名前の概念がない場合
NamingException
- ネーミング例外が発生した場合
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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
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