|
JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
||||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | ||||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--javax.imageio.spi.IIOServiceProvider | +--javax.imageio.spi.ImageReaderWriterSpi | +--javax.imageio.spi.ImageReaderSpi
ImageReader
のサービスプロバイダインタフェース (SPI) です。サービスプロバイダクラスの詳細は、IIORegistry
クラスのクラスコメントを参照してください。
各 ImageReaderSpi
は、関連する ImageReader
クラスに関する複数の情報タイプを提供します。
SPI クラスを定義したベンダ名とクラスの簡潔な説明は、getVendorName
、getDescription
、および getVersion
メソッドで取得できます。これらのメソッドは、国際化してロケール固有の出力を行うことが可能です。これらのメソッドの主な目的は、ポップアップメニューなどのリスト編成に使用可能で、簡潔かつ判読可能な情報を提供することです。
サービスに関連する形式名、ファイル接尾辞、および MIME タイプのリストは、それぞれ getFormatNames
、getFileSuffixes
、および getMIMETypes
メソッドで取得できます。これらのメソッドは、手動の形式選択、ファイルの命名、または MIME 関連付け (たとえば、HTTP 経由または電子メール添付のファイルアクセス) に基づき特定のファイルまたはストリームをデコードする際、候補となる ImageReader
の識別に使用できます。
特定のデータストリームを構文解析できる可能性の高い ImageReader
を判定するための、より信頼性の高い手段が canDecodeInput
メソッドに用意されています。サービスプロバイダは、このメソッドを使用して実際のストリーム内容を検証できます。
このサービスプロバイダに関連する ImageReader
クラスのインスタンスは、createReaderInstance
メソッドを呼び出すことで取得できます。ネイティブライブラリのロードや大規模なテーブル作成などの負荷の高い初期化は、少なくともこのメソッドが最初に呼び出されるまで延期する必要があります。
IIORegistry
,
ImageReader
フィールドの概要 | |
protected Class[] |
inputTypes
getInputTypes から返される Class オブジェクトの配列で、最初は null です。 |
static Class[] |
STANDARD_INPUT_TYPE
getInputTypes から返される単一要素の配列で、最初は ImageInputStream.class が格納されています。 |
protected String[] |
writerSpiNames
getImageWriterSpiNames |
クラス javax.imageio.spi.IIOServiceProvider から継承したフィールド |
vendorName, version |
コンストラクタの概要 | |
protected |
ImageReaderSpi()
空白の ImageReaderSpi を構築します。 |
|
ImageReaderSpi(String vendorName,
String version,
String[] names,
String[] suffixes,
String[] MIMETypes,
String readerClassName,
Class[] inputTypes,
String[] writerSpiNames,
boolean supportsStandardStreamMetadataFormat,
String nativeStreamMetadataFormatName,
String nativeStreamMetadataFormatClassName,
String[] extraStreamMetadataFormatNames,
String[] extraStreamMetadataFormatClassNames,
boolean supportsStandardImageMetadataFormat,
String nativeImageMetadataFormatName,
String nativeImageMetadataFormatClassName,
String[] extraImageMetadataFormatNames,
String[] extraImageMetadataFormatClassNames)
指定された値セットを使用して ImageReaderSpi を構築します。 |
メソッドの概要 | |
abstract boolean |
canDecodeInput(Object source)
指定されたソースオブジェクトがこのリーダでサポートされる形式であると見なされる場合に true を返します。 |
ImageReader |
createReaderInstance()
このサービスプロバイダに関連する ImageReader 実装のインスタンスを返します。 |
abstract ImageReader |
createReaderInstance(Object extension)
このサービスプロバイダに関連する ImageReader 実装のインスタンスを返します。 |
String[] |
getImageWriterSpiNames()
このサービスプロバイダに関連する ImageReader が使用する内部メタデータ表現を認識可能な ImageWriterSpi クラスすべての完全指定名を含む String 配列、この種の ImageWriter が指定されていない場合は null を返します。 |
Class[] |
getInputTypes()
リーダの setInput メソッドの引数に使用可能なオブジェクトの型を示す Class オブジェクトの配列を返します。
|
boolean |
isOwnReader(ImageReader reader)
渡された ImageReader オブジェクトがこのサービスプロバイダに関連する ImageReader のインスタンスの場合は、true を返します。
|
クラス javax.imageio.spi.IIOServiceProvider から継承したメソッド |
getDescription, getVendorName, getVersion, onDeregistration, onRegistration |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait |
フィールドの詳細 |
public static final Class[] STANDARD_INPUT_TYPE
getInputTypes
から返される単一要素の配列で、最初は ImageInputStream.class
が格納されています。
protected Class[] inputTypes
getInputTypes
から返される Class
オブジェクトの配列で、最初は null
です。
protected String[] writerSpiNames
getImageWriterSpiNames から返される文字列の配列で、最初は null
です。
コンストラクタの詳細 |
protected ImageReaderSpi()
ImageReaderSpi
を構築します。すべてのメソッドの作業バージョンを提供するための、インスタンス変数の初期化やメソッド実装のオーバーライドは、サブクラスで行う必要があります。
public ImageReaderSpi(String vendorName, String version, String[] names, String[] suffixes, String[] MIMETypes, String readerClassName, Class[] inputTypes, String[] writerSpiNames, boolean supportsStandardStreamMetadataFormat, String nativeStreamMetadataFormatName, String nativeStreamMetadataFormatClassName, String[] extraStreamMetadataFormatNames, String[] extraStreamMetadataFormatClassNames, boolean supportsStandardImageMetadataFormat, String nativeImageMetadataFormatName, String nativeImageMetadataFormatClassName, String[] extraImageMetadataFormatNames, String[] extraImageMetadataFormatClassNames)
ImageReaderSpi
を構築します。
vendorName
- ベンダー名 (null
以外の String
)version
- バージョン識別子 (null
以外の String
)names
- 形式名を示す null
以外の String
配列。エントリが少なくとも 1 つ存在する必要があるsuffixes
- 共通のファイル接尾辞を示す String
配列。接尾辞が定義されていない場合は、null
を指定する。長さ 0 の配列は null
に正規化されるMIMETypes
- 形式の MIME タイプを示す String
配列。MIME タイプが定義されていない場合は、null
を指定する。長さ 0 の配列は null
に正規化されるreaderClassName
- 関連する ImageReader
クラスの完全指定名 (null
以外の String
)inputTypes
- 正当な入力タイプを示す、長さ 1 以上の Class
オブジェクトの配列 (null
以外)writerSpiNames
- 関連するすべての ImageWriter
のクラスを命名する String
配列、または null
。長さ 0 の配列は null
に正規化されるsupportsStandardStreamMetadataFormat
- ストリームメタデータオブジェクトが標準のメタデータ形式で記述されたツリーを使用できるかどうかを示す boolean
nativeStreamMetadataFormatName
- getNativeStreamMetadataFormatName
から返される String
、または null
nativeStreamMetadataFormatClassName
- getNativeStreamMetadataFormat
から返されるメタデータ形式オブジェクトのインスタンス化で使用する String
、または null
extraStreamMetadataFormatNames
- getExtraStreamMetadataFormatNames
から返される String
配列、または null
。長さ 0 の配列は null
に正規化されるextraStreamMetadataFormatClassNames
- getStreamMetadataFormat
から返されるメタデータ形式オブジェクトのインスタンス化で使用する String
配列、または null
。長さ 0 の配列は null
に正規化されるsupportsStandardImageMetadataFormat
- イメージメタデータオブジェクトが、標準のメタデータ形式で記述されたツリーを使用できるかどうかを示す boolean
nativeImageMetadataFormatName
- getNativeImageMetadataFormatName
から返される String
、または null
nativeImageMetadataFormatClassName
- getNativeImageMetadataFormat
から返されるメタデータ形式オブジェクトのインスタンス化で使用する String
、または null
extraImageMetadataFormatNames
- getExtraImageMetadataFormatNames から返される String
配列。長さ 0 の配列は null
に正規化されるextraImageMetadataFormatClassNames
- getImageMetadataFormat
から返されるメタデータ形式オブジェクトのインスタンス化で使用する String
配列、または null
。長さ 0 の配列は null
に正規化される
- 例外:
IllegalArgumentException
- vendorName
が null
の場合
IllegalArgumentException
- version
が null
の場合
IllegalArgumentException
- names
が null
または長さ 0 の場合
IllegalArgumentException
- readerClassName
が null
の場合
IllegalArgumentException
- inputTypes
が null
または長さ 0 の場合
メソッドの詳細 |
public Class[] getInputTypes()
setInput
メソッドの引数に使用可能なオブジェクトの型を示す Class
オブジェクトの配列を返します。
ImageInputStream
からの入力を受け取るだけの大半のリーダの場合、ImageInputStream.class
を含む単一要素の配列が返されます。
Class
オブジェクトの、null
以外の配列public abstract boolean canDecodeInput(Object source) throws IOException
true
を返します。このメソッドから true
が返されても読み込みに成功することは保証されず、ストリーム内容の簡潔な検証に基づき成功の可能性がかなり高いと見なされたにすぎません。ソースが ImageInputStream
の場合、実装は一般的にストリームの最初の数バイトをチェックして、この形式に関連付けられた「マジック番号」を確認します。実際の読み込みが開始されても、デコーディングが完了するまでいつでもリーダは失敗する可能性があります。
他の ImageReaderSpi
がオブジェクトをデコードできるかどうか適切に判定できるように、オブジェクトの状態を妨げないことが重要です。特に、ソースが ImageInputStream
の場合、mark
/reset
のペアを使用してストリーム位置を保持する必要があります。
ほとんどすべてのストリームの読み込みを試みる可能性のある「raw」などの形式では、より適切なものよりも優先して呼び出されるのを避けるために、false
を返す必要があります。
source
が getInputTypes
から返されたクラスのいずれでもない場合、このメソッドは false
を返すだけです。
source
- デコードされるオブジェクト。通常は ImageInputStream
true
IllegalArgumentException
- source
が null
の場合
IOException
- ストリームの読み込み中に入出力エラーが発生した場合public ImageReader createReaderInstance() throws IOException
ImageReader
実装のインスタンスを返します。返されるオブジェクトの初期状態は、reset
メソッドの呼び出し後のような状態です。
デフォルトの実装では、createReaderInstance(null)
を返すだけです。
ImageReader
インスタンス
IOException
- リーダクラスのロードや初期化、またはリーダオブジェクトのインスタンス化や初期化でエラーが発生した場合public abstract ImageReader createReaderInstance(Object extension) throws IOException
ImageReader
実装のインスタンスを返します。返されるオブジェクトの初期状態は、reset
メソッドの呼び出し後のような状態です。
構築時に Object
をプラグインに提供できます。オブジェクトの特性は、プラグインによって異なります。
通常、プラグインは return new MyImageReader(this)
などのコードを使用してこのメソッドを実装します。
extension
- プラグイン固有の拡張オブジェクト。null
も可
ImageReader
インスタンス
IOException
- リーダのインスタンス化に失敗した場合
IllegalArgumentException
- 拡張オブジェクトが適切でないことを示すために ImageReader
のコンストラクタが IllegalArgumentException
をスローする場合public boolean isOwnReader(ImageReader reader)
ImageReader
オブジェクトがこのサービスプロバイダに関連する ImageReader
のインスタンスの場合は、true
を返します。
デフォルトの実装では、引数 reader
の完全指定クラス名とコンストラクタに渡されたクラス名を比較します。さらに高度なチェックが必要な場合は、このメソッドをオーバーライドできます。
reader
- ImageReader
インスタンス
reader
が認識される場合は true
IllegalArgumentException
- reader
が null
の場合public String[] getImageWriterSpiNames()
ImageReader
が使用する内部メタデータ表現を認識可能な ImageWriterSpi
クラスすべての完全指定名を含む String
配列、この種の ImageWriter
が指定されていない場合は null
を返します。null
以外の値が返される場合は、0 以外の長さになります。
配列の最初の項目は、ImageIO.getImageWriter(ImageReader)
から返される ImageWriter
のインスタンス化で使用されるため、「優先される」ライタのサービスプロバイダ名でなければなりません。
この機構は、ImageReader
で生成されたピクセル以外のメタデータ (IIOTreeInfo
を参照) の内部構造を認識する ImageWriters
の取得に使用できます。ImageReader
からこのデータを取得して、このメソッドで取得したいずれかの ImageWriters
に渡すと、クライアントプログラムで、すべてのメタデータを保持しつつ、イメージの読み込みや変更、書き戻しを行うことができ、メタデータの内部構造やイメージ形式でさえ何も意識する必要はありません。
ImageWriterSpi
の名前を含む長さ 1 以上の String
の配列、または null
ImageIO.getImageWriter(ImageReader)
|
JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
||||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | ||||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
Java、Java 2D、および JDBC は米国ならびにその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-2002 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.