javax.imageio.plugins.jpeg
クラス JPEGQTable

java.lang.Object
  |
  +--javax.imageio.plugins.jpeg.JPEGQTable

public class JPEGQTable

extends Object

1 つの JPEG 数量化テーブルをカプセル化するクラスです。要素は、ジグザグではなく自然の順序で表示されます。static 変数は、JPEG 仕様の Annex K を基にした「標準の」テーブル、および通常視覚的に損失のない符号化に使用されるデフォルトのテーブル用に提供されます。

組み込み JPEG プラグインの操作の詳細については、「JPEG メタデータ形式の仕様と使用法に関する注記」を参照してください。

フィールドの概要

static JPEGQTable	K1Div2Luminance JPEG 仕様、テーブル K.1 で指定されているサンプルの輝度数量化テーブルです。
static JPEGQTable	K1Luminance JPEG 仕様、テーブル K.1 で指定されているサンプルの輝度数量化テーブルです。
static JPEGQTable	K2Chrominance JPEG 仕様、テーブル K.2 で指定されているサンプルのクロミナンス数量化テーブルです。
static JPEGQTable	K2Div2Chrominance JPEG 仕様、テーブル K.2 で指定されているサンプルのクロミナンス数量化テーブルです。

コンストラクタの概要

JPEGQTable(int[] table)
引数から数量化テーブルを構築します。

メソッドの概要

JPEGQTable	getScaledInstance(float scaleFactor, boolean forceBaseline) 値が scaleFactor で乗算され、その後 1 から 32767 (forceBaseline が true の場合は、1 から 255) の範囲に固定された新しい数量化テーブルを返します。
int[]	getTable() 現在の数量化テーブルのコピーを、ジグザグではなく自然の順序で、int の配列として返します。
String	toString() オブジェクトの文字列表現を返します。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

フィールドの詳細

K1Luminance

public static final JPEGQTable K1Luminance

JPEG 仕様、テーブル K.1 で指定されているサンプルの輝度数量化テーブルです。この仕様によれば、これらの値により「良好な」品質の出力が生成されます。

関連項目:

K1Div2Luminance

K1Div2Luminance

public static final JPEGQTable K1Div2Luminance

JPEG 仕様、テーブル K.1 で指定されているサンプルの輝度数量化テーブルです。すべての要素が 2 で除算されています。この仕様によれば、これらの値により「非常に良好な」品質の出力が生成されます。これは、通常「視覚的に損失のない」符号化に使用されるテーブルであり、デフォルトのテーブルと品質設定値が使用される場合に使用されるデフォルトの輝度テーブルです。

関連項目:

K1Luminance

K2Chrominance

public static final JPEGQTable K2Chrominance

JPEG 仕様、テーブル K.2 で指定されているサンプルのクロミナンス数量化テーブルです。この仕様によれば、これらの値により「良好な」品質の出力が生成されます。

関連項目:

K2Div2Chrominance

K2Div2Chrominance

public static final JPEGQTable K2Div2Chrominance

JPEG 仕様、テーブル K.2 で指定されているサンプルのクロミナンス数量化テーブルです。すべての要素が 2 で除算されています。この仕様によれば、これらの値により「非常に良好な」品質の出力が生成されます。これは、通常「視覚的に損失のない」符号化に使用されるテーブルであり、デフォルトのテーブルと品質設定値が使用される場合に使用されるデフォルトのクロミナンステーブルです。

関連項目:

K2Chrominance

コンストラクタの詳細

JPEGQTable

public JPEGQTable(int[] table)

引数から数量化テーブルを構築します。引数は、ジグザグではなく自然の順番で 64 の要素を格納している必要があります。コピーは入力配列から作成されます。

パラメータ:

table - int 配列としての、数量化テーブル

例外:

IllegalArgumentException - table が null であるか、table.length が 64 に等しくない場合

メソッドの詳細

getTable

public int[] getTable()

現在の数量化テーブルのコピーを、ジグザグではなく自然の順序で、int の配列として返します。

戻り値:

現在の数量化テーブルのコピー

getScaledInstance

public JPEGQTable getScaledInstance(float scaleFactor,
                                    boolean forceBaseline)

値が scaleFactor で乗算され、その後 1 から 32767 (forceBaseline が true の場合は、1 から 255) の範囲に固定された新しい数量化テーブルを返します。

scaleFactorless の値が 1 より大きいとテーブルの品質レベルが向上し、1.0 より大きい値ではテーブルの品質レベルが低下します。

パラメータ:

scaleFactor - テーブルの乗算係数

forceBaseline - true の場合は、値が 1 から 255 の範囲に固定される

戻り値:

現在のテーブルの線形倍数である新しい数量化テーブル

toString

public String toString()

クラス Object の記述:

オブジェクトの文字列表現を返します。通常、toString メソッドはこのオブジェクトを「テキストで表現する」文字列を返します。この結果は、人間が読める簡潔で有益な情報であるべきです。すべてのサブクラスで、このメソッドをオーバーライドすることをお勧めします。

Object クラスの toString メソッドは、オブジェクトの派生元のクラス名、アットマーク (@)、およびオブジェクトのハッシュコードの符号なし 16 進表現から構成される文字列を返します。つまり、このメソッドは次の値と等しい文字列を返します。

 getClass().getName() + '@' + Integer.toHexString(hashCode())
 

オーバーライド:

クラス Object 内の toString

戻り値:

このオブジェクトの文字列表現