JSplitPane

Swing のその他の変更

JSplitPane の resizeWeight 新規プロパティ

JSplitPane のサイズが変更されると、右側/下部のコンポーネントに余分のスペースが追加されます。これは、左側/上部のコンポーネントが固定されているという効果を与えます。

get/setResizeWeight(double) メソッドが追加されました。resizeWeight プロパティは、余分のスペースの分配方法を示します。左側/上部のコンポーネントは resizeWeight * delta の余白、右側/下部のコンポーネントは (1 - resizeWeight) * delta の余白を取得します。

以下を参照してください。

• public final static String RESIZE_WEIGHT_PROPERTY
• public void setResizeWeight(double value)
• public double getResizeWeight()

JSplitPane の dividerLocation プロパティの新規バインド

dividerLocation プロパティが JSplitPane 内でバインドされます。

以下を参照してください。

• public static final String DIVIDER_LOCATION_PROPERTY

BasicSplitPaneDivider 境界

JSplitPane は、特殊な境界を保持します。この境界は両方のコンポーネントの周囲に描画され、次にディバイダの周囲に描画されます。これまでは、1 つの境界がこのすべてを担当していました。この方法の問題点は、ディバイダの周囲に描画される境界のサイズを指定する方法が存在しないことです。この問題はまた、コンポーネントの配置も難しくしていました。

境界は、ディバイダ (BasicSplitPaneDivider) 上に存在するようになりました。結果として、setDividerSize で境界サイズを考慮に入れる (通常 2 ピクセル余分に設定) 必要が生じました。 つまり、開発者が以前に setDividerSize(5) としていた場合、これからは setDividerSize(7) とする必要があります (開発者が異なる境界サイズで新規 UI をインストールしないかぎり)。

JSplitPane の Javadoc ドキュメントでも、1 つのコンポーネントのサイズが変化した場合に、ディバイダを適切に配置しようとすると記述されていました。これはさまざまな問題を引き起こす可能性があるため、サポートされなくなりました。その代わりに、setDividerLocation を使用する必要があります。

以下を参照してください。

BasicSplitPaneUI 内

• protected int getDividerBorderSize() // 非推奨

BasicSplitPaneDivider 内

• public void setBorder(Border border)
• public Border getBorder()

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