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次の表は、サーバが設定のために使用するプロパティのリストです。プロパティは通常、アプレットから設定されると制限を受けることに注意してください。
プロパティ
説明
java.rmi.server.codebase
JVM から発生したクラスの codebase URL を示す。codebase プロパティは、リモートメソッド呼び出しでパラメータまたは戻り値として送信されたオブジェクトのクラスが受信側にロードされるように、JVM から「発生する」クラスのクラス記述子に情報を付加する
java.rmi.server.disableHttp
true
に設定すると、RMI 呼び出しは HTTP を使用できなくなる。この状態では、RMI はファイアウォール経由での呼び出しに HTTPを 使用しない。デフォルト設定はfalse
(HTTP を利用する)
java.rmi.server.hostname
RMI では、(リモート参照に埋め込まれた) サーバの位置を指定するのに IP アドレスを使用する。RMI がローカル JVM にエクスポートされたリモートオブジェクトを使用するためにホスト名を使う必要がある場合には、このプロパティは完全修飾されたホスト名を指定するために 使用される。このプロパティは、IP アドレスにも設定できる。デフォルトは非設定
java.rmi.dgc.leaseValue
RMI ランタイムでクライアントが JVM のリモートオブジェクトの参照を許される最大 lease 期間を設定する。デフォルト値は 10 分
java.rmi.server.logCalls
true
に設定すると、サーバ呼び出しのログが残され、標準エラー出力に表示される。デフォルトではfalse
に設定される
java.rmi.server.useCodebaseOnly
true
に設定しておくと、RMI がクラスをローディングするときに (CLASSPATH
が使えなければ)、プロパティjava.rmi.server.codebase
で指定される URL だけを参照してロードする
java.rmi.server.useLocalHostname
java.rmi.server.hostname
プロパティが設定されておらず、このプロパティが設定されている場合、RMI では、JVM にエクスポートされたリモートオブジェクトの (リモート参照に埋め込まれた) 位置を指定するのに IP アドレスは使用されない。その代わり、java.net.InetAddress.getLocalHost
メソッドへの呼び出しの値が使用される