ここでは、Netscape 6 における Java Runtime の主な機能を説明します。Java Runtime は Java Plug-in によって有効になります。ここで取り上げる内容は以下のとおりです。
APPLET
、EMBED
および OBJECT
タグのサポート APPLET
タグのサポート 従来の APPLET
タグが使用されている場合、Java Plug-in によってアプレットがロードされます。
注:現在、 |
JavaScript はアプレットのメソッドにアクセスでき、アプレットは JavaScript を介して Document Object Model (DOM) にアクセスできます。
「Java から JavaScript への通信」および「JavaScript から Java への通信」を参照してください。セキュリティに関するセクションを必ずお読みください。
RSA 署名付きアプレットの検証は、サポートされています。
Java コンソールは Netscape 6 のブラウザメニュー ([Tasks]>[Tools]>[Java Console]) を介して表示されます。
Java の有効化と無効化は Netscape 6 のブラウザメニュー ([Edit]>[Preferences]>[Advanced]) を介して行います。この操作を有効にするには、ブラウザを再起動する必要があることに注意してください。
ページが参照されると、アプレットの init()
および start()
メソッドが呼び出され、ページの参照が終了すると、stop()
および destroy()
メソッドが呼び出されます。
従来、プロキシおよび Cookie は Java Plug-in によって単独でサポートされていました。Netscape 6 ではこのサポートがブラウザに移行しました。
HTTPS は J2SE の Java Secure Socket Extension (JSSE) を介してサポートされています。
Netscape 6 では、XPInstall 機構を通じて Java Plug-in (JRE) の自動ダウンロードをサポートします (Java Plug-in が存在しない場合)。
Sun では、Java 2 と Netscape VM の間の下位互換性について可能な限りの確認を行いましたが、完全に確認済みではありません。アプレットの中には、そのまま実行可能なものや、再コンパイルが必要なだけのものもありますが、Java 2 への移植が必要なものもあります。