2D グラフィックスの印刷とストリーム配信

Java 2D^TM 印刷 API は、java.awt.print パッケージで、Java^TM 2 SE, version 1.2 以降に組み込まれています。Java 2D 印刷 API を使用して、PrinterJob を作成したり、ユーザ向けのプリンタダイアログを表示したり、画面に描画するときに使用される java.awt.Graphics および java.awt.Graphics2D クラスを使用して、ページ分割したグラフィックスを印刷したりできます。

Java 印刷サービスでの新機能の多くは、プリンタの検出や印刷属性の指定など、Java 2D 印刷 API ユーザにとっても重要な機能です。Java 2D 印刷のユーザがこれらの機能を使用するには、java.awt.print パッケージを Java^TM 2 SE, version 1.4 向けに更新し、Java 2D 印刷 API から Java^TM 印刷サービスにアクセスする必要があります。

Java 2D 印刷アプリケーションの開発者は、次の 4 つの方法によって、Java 印刷サービスと Java 2D API を使用できます。

• PrinterJob を使用して、2D グラフィックスを印刷する
• PrinterJob を使用して、2D グラフィックスをストリーム配信する
• DocPrintJob とサービス書式済み DocFlavor を使用して、2D グラフィックスを印刷する
• DocPrintJob とサービス書式設定済み DocFlavor を使用して、2D グラフィックスをストリーム配信する

「PrinterJob を使用したグラフィックスの印刷またはストリーム配信」では、最初の 2 つの方法について説明します。「サービス書式設定済みデータ」では、最後の 2 つの方法について説明します。