Java Naming and Directory InterfaceTM |
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Java Naming and Directory InterfaceTM (JNDI) によって、JavaTM プログラミング言語で記述されたアプリケーションに対して、ネーミングおよびディレクトリ機能が提供されます。ほかのネームおよびディレクトリサービスの実装と独立して動作するように設計されています。新しいサービス、展開されつつあるサービス、すでに展開されているサービスなど、さまざまなサービスに対して共通の方法でアクセスすることができます。JNDI アーキテクチャは、API (Application Programming Interface) および SPI (Service Provider Interface) で構成されます。この API を使用して、Java アプリケーションからさまざまなネームおよびディレクトリサービスにアクセスすることができます。SPI によって、さまざまなネームおよびディレクトリサービスが透過的にプラグインされます。これらのサービスには、JNDI テクノロジの API を使用して Java アプリケーションからアクセスすることができます。
以前のリリースでの拡張機能
- NameClassPair クラスからの fullname へのアクセスのサポート
この機能により、SearchResult から識別名を取得できます。この機能をサポートするために、javax.naming.NameClassPair メソッドに次の 2 つの新しいメソッドが追加されています。
- 標準 LDAP コントロールのサポート
必要な LDAP コントロールは、すでに、JNDI/LDAP サービスプロバイダが利用可能な LDAP Booster Pack 拡張機能パッケージ内でサポートされています。LDAP コントロールは、最近 RFC で標準化されました。これらは J2SE の javax.naming.ldap パッケージの次のクラスを通じて利用できます。
- ManageReferralControl (RFC 3296)
- PagedResultsControl (RFC 2696)
- PagedResultsResponseControl
- SortControl (RFC 2891)
- SortKey
- SortResponseControl
- BasicControl
- LDAP 名操作のサポート
この機能により、識別名または相対識別名をメソッドを使用して構築する場合の LDAP 名の操作が簡単になります。また、RFC 2253 の定義に従った文字列による表現に、これらの識別名をフォーマットすることが可能になります。この機能をサポートするために、javax.naming.ldap パッケージに次の 2 つの新しいクラスが追加されています。
JNDI チュートリアル
JNDI アーキテクチャのドキュメント
JNDI で特定のネームおよびディレクトリサービスを使用するときは、JNDI の「サービスプロバイダ」が必要です。サービスプロバイダは、ネームおよびディレクトリサービスにアクセスするために、JNDI API の下位にプラグインされるモジュールです。Java ソフトウェア Web サイト内で、JDK 1.1.x、Java 2 SDK、v 1.2、v 1.3、および v 1.4 用の JNDI で使用可能なサービスプロバイダのリストを閲覧できます。Java 2 SDK, v 1.4 には、次のサービスプロバイダが組み込まれています。
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