javaws
コマンド行
javaws
- Java Web Start 起動コマンド
javaws [ options ] [ URL ]
options
コマンド行オプション。オプションは順不同です。各種オプションについては、下の 「オプション」 を参照してください。
URL
JNLP (Java Network Launching Protocol) ファイルの
URL
(Uniform Resource Locator)
javaws
コマンドは、JNLP (Java Network Launching Protocol) のリファレンス実装である Java Web Start を起動します。Java Web Start は、ネットワーク上で動作する Java アプリケーションまたはアプレットを起動します。オプションを指定しないと、
javaws
は Java JNLP アプリケーションマネージャを起動し、ユーザはそのアプリケーションマネージャからアプリケーションやアプレットを起動したり、Java Web Start を設定したりできます。JNLP ファイルの
URL
を指定すると、javaws
は JNLP ファイルに指定された Java アプリケーションまたはアプレットを起動します。
javaws
起動ツールには、現在のリリースでサポートされている 1 組のオプションがあります。ただし、これらのオプションは将来のリリースでは削除される可能性があります。-X
オプションはすべて非標準であり、変更される可能性があります。
-offline
Java Web Start をオフラインモードで実行します。
-uninstall <URL>
JNLP ファイルの URL の指示に従って、特定のアプリケーションまたはアプレットをユーザのキャッシュから削除します。
<URL>
を指定しない場合は、キャッシュ全体が削除されます。このコマンドが完了すると、Java Web Start は終了します。
-updateVersions
現在のマシンの設定に基づいて、Java Web Start の構成ファイルを更新します。このコマンドが完了すると、Java Web Start は終了します。
-Xclearcache
ユーザのキャッシュを消去します。このコマンドが完了すると、Java Web Start は終了します。
-Xnosplash
最初のスプラッシュ画面の表示を無効にします。
-import
URL によって指定されたアプリケーションをユーザのキャッシュにインポートしますが、実行はしません。
-silent
-import
オプションとともに使用すると、インポートがサイレントモードで行われます。つまり、UI が表示されません。インポートが正常に行われた場合はプロセス終了コードが 0 になり、そうでない場合は 1 になります。
-codebase <url>
コードベースを、リソースのインポート時に指定した JNLP ファイル内の
<url>
に置き換えます。<url>
は有効なURL
でなければなりません。
-system
ユーザのキャッシュの代わりにシステムキャッシュを使用します。
-shortcut
サイレントインポート時にショートカットを作成できるようにします。
-association
サイレントインポート時に関連付けを作成できるようにします。
-open <arguments>
このオプションを指定すると、JNLP ファイル内の引数が
-open <arguments>
に置き換わります。
-print <arguments>
このオプションを指定すると、JNLP ファイル内の引数が
-print <arguments>
に置き換わります。
-online
オンラインモードで実行します (デフォルトの動作)。
-viewer
Java アプリケーションキャッシュビューアを実行します (URL を指定しない場合はデフォルト)。
-userConfig <property name>
指定された配備プロパティをクリアします。
-userConfig <property name> <property value>
指定された配備プロパティを指定された値に設定します。
-wait
このオプションを指定すると、アプリケーションが終了するまで
javaws
プロセスは終了しません。
ユーザキャッシュ、システムキャッシュ、および deployment.properties ファイルについては、システムレベルおよびユーザレベルのプロパティを参照してください。
Java Web Start の詳細は、「Java Web Start version 1.5.0」を参照してください。