Specification-Version
および Implemenation-Version
の形式Specification-Version
と Implementation-Version
は、以下に示す Sun 製品の規則に従っています。また、サードパーティの製品は、拡張機能が最新かどうかを判断するために、Java Plug-in と同じ規則に従う必要があります。
Specification-Version
文字列は、以下の形式をとります。
n1.n2[.n3]
n1
、n2
、n3
には整数が入り、n1.n2
は「メジャーバージョン番号」、オプションの n3
は「マイナーバージョン番号」 (「保守バージョン番号」とも呼ばれる) を表します。
Implementation-Version
も最初の部分は同じ形式ですが、以下の部分が異なっています。
_
) に続けて n4n5
を追加して、「パッチバージョン番号」 (「更新バージョン番号」とも呼ばれる) を表す-
) を付けてマイルストン名 (ea
、alpha
、beta
、rc
...) を追加する。これには後ろに整数の番号を付けることもある (ea1
、beta2
、rc1
...)パッチバージョン番号とマイルストン名の両方を、Implemenation-Version
文字列で同時に使用することはできません。
一般的な形式は以下のとおりです。
n1.n2[.n3][_<patch_number>|-<milestone_name>]
上記のバージョン形式に使用できるのは、整数 (n1
、n2
、n3
...)、文字、ドット、ハイフン、および下線だけで、それ以外の文字 (*
、+
...) は使用できません。
Specification-Version
と Implementation-Version
は、理論上は互いに独立した番号ですが、実際にはたいていお互いに同期を保っています。
例:
Specification-Version
の例: 1.3
, 1.4
Implementation-Version
の例: 1.3.1
, 1.4.0_02
, 1.4.0-beta3
上記のような規則はありますが、サードパーティの拡張機能 JAR
を使用するときは、その MANIFEST.MF
ファイルを調べ、そこに含まれる実際の値を確認するとよいでしょう。この規則に従っていない場合、アプレットの JAR
とそれに対応する MANIFEST.MF
を変更したり、拡張機能 JAR
を変更する必要があります。