記事一覧

トップ > 家電 > 象印 電気まほうびん CV-PY22 ポンプ交換

象印 電気まほうびん CV-PY22 ポンプ交換

2020.05.09 16:41

それではポンプ交換したその内容を簡単に記述したいと思います。

ファイル 830-1.jpg

こちらが今回交換するポンプになります。

部品     : CV-NX系共通部品
商品名    : トシュツポンプS
アッシー品番 : 627973-00
価格     : 3,150円(税込)

CV-NX”というモデルのポンプで、もう十数年共通部品として使用されているポンプとなります。 同じポンプを使用したポットが数多く存在することから、メーカーには一定数の在庫があると思われます。 実際、2020年4月にメーカーに問い合わせた時はまだ在庫がありました。 象印の補修部品の保管期間が6年とのことですから、最近のモデルにも使われているのでしょうね。
続き
では、ここから交換作業を画像と共に簡単に説明致します。 当然ではありますが、電源コードを抜いてお湯を捨てた後、暫く放置して湯窯の温度を下げて下さい。 冷ます前に作業をすると火傷をする危険があるのでご注意。

ファイル 830-2.jpg

上蓋を外してからポットをひっくり返し、底面にあるプレート蓋を赤丸で囲ったネジを外してプレートを外します。

ファイル 830-3.jpg

すると内部に底面の土台を外すネジ2本が現れますので、そちらを外します。

ファイル 830-4.jpg

次に側面の電池ボックスを外し、電池ボックス横のネジ1本を外します。 これで土台となる底面部分がフリーとなるので、持ち上げて本体から外します。

ファイル 830-5.jpg

次に基盤が収まるプラスティックボックスを動かす為にメイン基盤より上部のコントロール基盤に繋がるケーブルをガイドステーから外します。 ちょうど赤丸部分のところです。

ファイル 830-6.jpg

するとメイン基盤が収まるボックスが動かせる状態になるので、少し持ち上げるとポンプを固定するネジにアクセスしやすくなります。 このネジを外して湯釜に繋がるゴムパイプと給湯用のパイプを外せばポンプを脱着させることができます。

ファイル 830-7.jpg

こんな感じ。 ポンプがフリーとなるので、メイン基盤に繋がるコネクターを外して新しいポンプと交換します。

ファイル 830-8.jpg

こちらはポンプ交換終了後の画像。 あとは逆に作業を進めて元の状態に組み上げます。

ファイル 830-9.jpg

最後に水を入れてコードを繋ぎ給湯チェック。 無事に注ぎ口から水が出れば作業完了です。 給湯チェックの際は電源ケーブルを繋いで沸騰機能が働きますので、火傷や漏電感電に十分注意して下さい。

最後に

ポットは電気と水を扱う機器になります。 修理にあたっては漏電や感電等、どうしてもリスクのある作業となりますので、十分に気を付けて作業を行うようにして下さい。 仮に当ブログを参考に作業を行い、何かしらの事故が起きましても当方は一切の責任を負いかねますので、自己責任にて作業を行って下さい。

関連記事

 ポット修理 前座
 象印 電気まほうびん CV-PY22 ご紹介

コメント一覧

コメント投稿

  • コメントを入力して[投稿する]ボタンを押して下さい。
投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー
投稿キー
投稿する場合は[翡翠]の読みをひらがなで投稿キーに入力して下さい。