本来この手のカバーはTPU製の方が衝撃緩和という意味では優位なのでしょうけど、放熱性や紫外線による色焼けなどを考えると、どうも好みではないので、当方のお決まりでありますがポリカーボネート製のハードケースを今回も選びました。
メーカーは“ホワイトナッツ”。 Amazonにて購入価格は還元税率5%を受けて522円でしたが、ポイントで支払ったので実質無料。 で、27日に追加で母親用に購入したのが、値上げされていて780円に。 まぁ、こちらもポイントで購入しましたのでタダでしたが。
では、その購入したハードケースを見て行きます。
ボリュームボタンなどの切り裂きの精度は文句無し。 L-03Kのボタンの突起が小さいので押し難くはなるのですが、慣れてしまえばどうということはなかったです。
但し、安価な製品によくあるエッジの処理の甘さは同じで、鋭く指に引っ掛かる感じはあります。 もう少しこの辺りの処理をきちんとしてくれるとありがたいです。
少々気になるのが側面のケースの幅が狭いこと。 ディスプレイ面まで幅が無いのでディスプレイを保護する効果はまったく無いです。
この辺りはきちんと作られた国内設計の“Provare”の方が良いですね。 勿論、値段は倍以上になってしまいますが、ProvareからL-03K用が販売されていたなら間違いなくそちらを購入していました。
次に底面。 十分な開口が設けられているので、各端子がケースに干渉することはないと思います。 この開口の広さがスマホをガードしてくれないという理由で嫌う人も居ますが、当方は逆にこの手のタイプの方が好みです。 ヘッドフォンやケーブルを選ばなくて済みますからね。
電源ボタン側の開口部。 こちらも精度に問題なしです。 やはりディスプレイのガラス面が出てしまっているのは気になります。
上面の開口部。 やはり広く取られていますね。 但し、マイクの穴しかありませんから、こちらはもっとケースで保護されても良い様に思います。
ケースの側面はポリカーボネートの厚みが意外にあったので、L-03Kのスリムさを阻害してしまうのではないかと少々不安でしたが、取り付けてみると気になる程ではなく妥協できる範囲でありました。 ヘタなTPU製だともっと厚くなってしまいますからね。
気になっていた背面のブロッキング模様も出ず、ぴったりとスマホ背面の形状に収まるように作られています。 この辺りの精度や開口部の精度など基本はしっかりとしているので、開口部のエッジ部分の処理やディスプレイを保護するまでの幅が無いなど不満点はあるものの、値段の安さから妥協できる範囲ではないかと思います。
兎に角、当方は背面や側面に傷が付かないことを目的として取り付けているので、このケースは用途を満たしていますから十分であります。
きちんとスマホをガードしてくれるものが欲しいなら、手帳型を選ぶのが一番ですからね。
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